とある人外共の生き様   作:葵・Rain

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IS学園祭/本祭Ⅰ

 IS学園祭当日。入場者は例年通りかそれ以上だった。多くの入場者の狙いは今年入った男性IS操縦者。男子が入っているクラスには一般の入場者以外にその国で抱えているハニートラップや有名企業、中小企業が挙って勧誘をしている。

 そんな一組に一人の企業のOLが訪ねてきた。それに対応しているのは秋二。

 

「えっと、巻紙さん」

「はいどうですが、我が社の製品は?」

「とても魅力的な武器のほか、付属品の数々とても使いたいと感じました」

「それはありがとうございます。で、どうですか?私どもは契約してもらいたいのですが……」

「それについてはこの場では決めかねます。今いる倉持技研にも相談しないと。なので、決まったら此方から連絡します」

「はい!では、もし使いたい武器があるのでしたら体験という形で今日はいますので。では」

「お仕事頑張ってください」

 

 お辞儀をしてその場を去って行った。

 仕事に戻ろうとした時、放送が聞こえた。

 

「生徒会です。今から呼ばれる生徒は直ちに生徒会室に。織斑秋二、キセツ・ミューゼル、シャルル・デュノア、紺野タツミの四人。繰り返し連絡します。生徒会です。今から呼ばれる生徒は直ちに生徒会室に。織斑秋二、キセツ・ミューゼル、シャルル・デュノア、紺野タツミの四人。直ちに生徒会室へ」

 

 急に呼ばれた四人は生徒会室へ向かった。

 生徒会室へ着くなり、ノックをして入った。そこにはバニー姿の刀奈が仁王立ちしていた。

 

「「「「ち、痴女!?」」」」

「誰が痴女よ!」

「会長、その恰好でいるからですよ」

「なによ、虚ちゃん!」

「で、何の用事で俺らを呼んだのですが?」

「そうだったわ。今から私たちの出し物に出てほしいのよ」

「急ですね。というか事前に言ってこないあたり隠していませんか?」

 

 キセツが答えると、若干冷や汗を掻いている刀奈。

 それを見ていたシャルルは参加を表明した。何を考えているのかはわからないが、クラスの出し物のアピールだろう。

 それを見て、クラスに宣伝になるならと秋二とタツミは手を上げた。

 

「キセツくんは?」

「俺は先約あるんで参加しませんよ。それにシャルルがやるなら大丈夫でしょうし」

「わ、わかったわ。じゃあ、三人とも講堂に集合して。着替えもそこにあるから」

「「「わかった/わかりました」」」

 

 生徒会室を出る秋二たち。各々クラスに戻る中、キセツだけはクラスには帰らず入場入り口に向かっていた。

 その入り口に白いワンピースと青のカーディガンを羽織った金髪の女性がいた。

 

「待ったか?」

「ううん、そんなに待ってないよ。では行きましょう」

「ああ」

 

 キセツが女性の手を繋ぐと女性は指を絡め、離れないようにしていた。

 周りにいた生徒や一般の人は騒ぎ立てていた。

 

「先にどこに向かう?」

「あなたのクラスでもいい?」

「いいが、少し騒がしくなるぞ?」

「いいわよ。それに牽制しておきたいしね

「何か言ったか?」

「ううん、何も!」

 

 二人がその場から離れると周りにいた女子生徒がキセツの隣にいた女性のことでしゃべりだしていた。

 彼女は誰なのか?どんな関係なのか?いつ知り合ったのか?などと騒いでいると鈴と一緒にクラスの宣伝をしているティナ・ハミルトンに聞いてみた。

 

「彼女?ああ!ナターシャ・ファイルスさんね。彼女はアメリカ軍のIS操縦者よ。大会には出たことはないけど操作技術はとてもうまいし、指導も丁寧な人よ」

「へえ~、じゃあキセツは案内人ってこと?」

「それは……と、とりあえず後を着ければいいかな?理由はここで言うより聞いた方が信ぴょう性は高いし何より面白いからね」

 

 二人の後を追う鈴たち。

 さて、キセツのクラスに到着した二人は開いている席に座り、料理を注文していた。

 キセツたちのクラスは多くの人が料理ができることから喫茶店にしていた。一年組では暫定一位を取っていると。因みに二位は一組である。

 出て来た料理に舌鼓している時、二人の前に不敵な顔をした女性が立っていた。

 

「少しよろしいですか?」

「ん?」

「私はこう言うものでして」

「『IS装備開発企業 ミツルギ 渉外担当 鎌谷藤子』さんですか?」

「はい。本日は「ちょっと待ってもらえますか?」あなたは?」

「アメリカ軍所属のナターシャ・ファイルスよ。彼はねIS開発企業、インファント社所属の子よ。企業に何交渉の話とかないのかしら?普通なら連絡するわ」

「私どもみたいな小さい会社では取り合ってくれなく「それはないわよ。この企業はね電話でも直でも来た人なら話し合うわよ。それからキセツに受ける受けないの連絡が来るはずよ」し、しかしっ!?」

「あの、すまないけど話は来てないし今日は帰ってもらっていいですか?」

「せ、せめてカタログだけでも」

「いえ、名刺だけ結構です」

「わかりました。では、いつでもご連絡をください」

 

 その場から立ち去った藤子。

 やっとゆっくりと食事ができると思ったとき、突如爆発音が二か所から轟いた。

 

『緊急放送です!?講堂内で爆発が起きました!専用機持ちは直ちに生徒及び一般来賓の避難を行ってください!?繰り返し連絡します!講堂内で爆発が起きました!専用機持ちは直ちに生徒及び一般来賓の避難を行ってください!?』

 

 放送からして刀奈がやらかしたと思ったが、目の前に現れた黒いISを見て、笑い出した。

 

「ガチの方かよ!」

 

 ウインド・レクイエムを装着し、黒いISをクラスから離した。二丁の銃で迎撃しようとする。

 銃声と共に二か所で戦闘が開始された。

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