とある人外共の生き様   作:葵・Rain

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転使と過去と未遂

 テレポートをして校庭に来た。

「ここまで来れば安心だ」

「お兄ちゃんありがとう」

「ありがとう」

「どういたしまして」

「タツミ、ユウキ!」

「お父さん!」

「父さん!」

 やっと、再開できたか。

「ありがとうございます」

「いえ、それより避難してください」

「は、はい」

「お兄ちゃん、お姉ちゃん助けて」

「おう。任せておけ!」

 

 

 私、立花かなでがまだ、人間だった頃のお話。

 当時、私はこの世界とは違う世界で学生として生きていて、学生として死んだあの日のこと。そう。今日、学園祭があった日のこと。

 私は人の上に立つのが苦手でいつも後ろにいた。私を守ってくれる友達は一人。いつもその友達に守ってくれていたの。

 私は、学園祭のプログラムでピアノを弾くことになっていたの。

 ピアノは私が得意で好きでとても大事な存在。

 私の出番になったのでピアノ演奏をした。とても心が踊った。楽しくなった。そして、生き甲斐だと感じた。

 けど、そんな感じた時に一変した。

 突然のことで理解できなかったが、ナイフを持った男が入ってきた。

 会場にいる私たちに言ったの『ゾンビが、ゾンビが現れた』と。

 私はそれを聞いて一歩も動けなかった。そして、入ってきた男は倒れた。そして、起き上がった。そして、近くにいた人に襲いかかってきた。

 一歩も動けなかった私は、友達に引っ張られて逃げた。逃げたって、隠れる場所はないのに。けど、私たちは安住の地を求めた。

 けど、友達が力尽きた。友達は私に向けて言った言葉は『私の分も生きて』って。

 泣き叫んだよ。どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして、どうして!私じゃないの?私みたいなピアノしか弾けない人間が生きて、彼女みたいな優秀な人間が死ぬの。

 私は、そこに立ち止まったからかな。ゾンビに囲まれちゃた。そして、ゾンビになりかけた。私は、最後くらい人間として死にたかった。彼女みたいに。

 けど、それは叶わないものだと。

 そして、私はゾンビになった。

 ゾンビになっても死ぬのがわかった。けど、死ぬのはゾンビではなくて、人間として死にたかった。

 そして、神様と名乗る人物にあった。

 そして、転使になった。

 けど、人間に戻りたかった。

 それを知った神様は私にこう言った『人間に戻りたいなら転生者を殺せ。それを邪魔をするやつも殺せ』って、私は嫌だった。他人を犠牲にして自分の望みを叶えるなんて。けど、そうしないと私は人間に戻れない。

 決断した。転生者を殺すことを。それを邪魔する人を。

 そして、転使の力で転生者を殺し、それを邪魔したやつも倒した。

 約三千人殺した頃。

 私は彼に会った。転校生に。

 私は身の危険を感じ、殺そうとした。けど、彼が先に攻撃した。それを防いだ。重かった。人間とは思えない力で私よりも人間らしい心の持ち主だった。だから、一旦引いた。

 そして、彼にまたあった。

 幼い双子の転生者だった。罪悪感があった。そして、許してと。

 けど、それを防いだのは彼。

 なぜ、彼に私が殺してきた人たちのことを言ったの。

 どうして、彼は強いの。

 どうして、彼に助けを求めたの。

 どうして、彼は優しいの。

 彼は双子の転生者を避難させに行った。

 

 

 

「ターゲット確認。これより作戦を行う」

『了解。ご武運を』

「第一、第二は生存者がいたなら確実に殺せ。第三は俺についてこい」

「「「「「ラジャー」」」」

 

 

「これより、テロリストを倒す。皆さん、均等に別れて各階隈無く探して制圧してください」

「「「「「了解!」」」」

 

『こちら第一!謎の奴等に制圧されていきます!』

『こちら第二!同じ制圧されていきます!』

『こちら第三!リーダーがターゲット確保!これより帰投sウワァ!?』

「どうした第三!?」

『こちら第三は俺以外全滅したぜ。俺の手でな』

「き、貴様何者だ!?」

『俺の名は、黒龍。異世界の者だ』

「貴様が立花かなでだな」

「そうだけど、あなたは?」

「俺の名前何てどうでもいい。いいから来い」

「嫌よ」

「じゃあ、しょうがない。貴様を殺すか」

 男は手から一本の槍を出した。

「これはロンギヌスって言ってな。お前のような異形を殺すために特化した武器だ」

「それで私を殺せると」

「ああ、そうさ。だから、死ね!」

 かなでは剣を出して、防ごうとした。しかしそれは通り抜け、かなでの頬を傷つけた。

「どうやら本当のようね」

「ああ、そうさ」

「それさえ、見破れば大丈夫」

「ほう」

「決める」

 かなで左手の剣の形態を変えた。

「ハンドソニック、アローフォーム」

 弓の形態に変えたかなでは男に向けた。

「は!そんな武器で倒せると…!?」

「思ってないわ。だって、あなたは死んでいるもの」

 ハンドソニック、アローフォームは何も見えない光の矢を放つのだから。

「あなたは、三つミスをした。一つ目はその槍について教えたこと。二つ目は油断したこと。三つ目は警戒していなかったこと」

「よお、待たせたな」

 大剣を持った呉が立っていた。

「あんたの部下は俺のダチがやってくれたぜ」

 

 立花かなで誘拐未遂は終わった。

 レオたち生徒会は確保した男に尋問を開始した。

「さて、今回なんでかなでちゃんを誘拐しようとしたの?」

「し、知らねぇ。俺は知らねぇ。り、リーダー。そ、リーダーに聞けよ」

「そのリーダーが死んだから、あなたに聞いているのよ」

「女の誘拐しかしてねえぇよ」

「そうわかったわ」

「じゃあ、解放さr「いえ、あなたには償ってもらいます」え?」

「では、元気で」

「ま、待ってくれ!な、なんでも話す、話すから解放してくれ!」

「いえ、そんなことをしても駄目などで。では」

「や、やめろ!」

 アァァァァン!?

 

 

 俺の目の前に立花がいた。無表情なのに何か言いたい顔をしている。

「どうした?」

「いえ、あなたの名前聞いていなかったから、教えて」

「俺の名前は芹沢呉。異世界から来た者だ」

「芹沢、呉。うん。覚えた。呉」

「なんだ?」

「読んだだけ」

「そうか」

「呉」

「なんで名前で呼んでいる

「ダメ?」

「ダメじゃない」

「私のことはかなでって、呼んで」

「わかった。かなで」

「なに?」

「お前に俺がこの世界に来たことを教えるよ」

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