とある人外共の生き様   作:葵・Rain

19 / 116
 自分の作品を読んでいて思ったのですが、IS要素があまり出てないどころか、少ししか出てい。オリジナルISや千冬、束、あとがきしか出ていない一夏ぐらいではないかな?これと二話ぐらいで白騎士事件を出して、エピローグしようかなと考え中。
 長々話してしまいましたが、どうぞ!


救ってやんよ

 呉が刺された。助ける筈の少女に。

「かなでちゃん、貴方自分がやったことが理解できる?」

「命令は絶対。貴方も抹殺対象」

「いけー!転使!お前の力で人間に戻るのだ!」

「貴方、かなでちゃんに何をしたの!」

「なーに、転使にちょっとした小細工をしたのさ」

「つまりかなでちゃんを操っているのね」

「半分正解。私は転使の欲望、つまり人間に戻りたいという欲望の幅を大きくさせてもらったのさ」

「最低ね」

「最高の誉め言葉さ」

「本当、バカで助かった」

 ここにはいない第三者の声が聞こえた。

「「え?」」

「いやー傷口を閉じるのに時間がかかった」

「き、貴様何故生きている!」

 その声は……。

「芹沢くん!」

 さっき刺された呉がいた。

「すまない。けど、これで思いきって()()()()()

「どうゆうことだ?」

「そうだな。まあ、アンタには色々聞きたいからな()()

「ほう、貴様も転生者か。なら、今度こそ止めだ!転使!」

「了解」

 殺そうと空から滑空する立花。それを見て呟く呉。

「立花、今のお前は綺麗だ。だがな」

 腕を前に出して、黒龍を纏った。

「今のお前の心は汚いぜ。だから安心しろ」

 己の爪を出して迎撃体勢に入った。

「今、お前を救ってやる。約束したからな」

 爪に蒼い稲妻が迸る。

お前を人間に戻すって(・・・・・・・・・・)

 近づいてきた立花の剣が突き出された。

「そんなわけわからない神にたぶらかされたお前の」

 拳を握り、剣へ突き出した。

「その心を惑わした幻想をぶち殺す!」

 剣と拳が衝突した。

 

「ねぇおじさん」

「何かね。今私は忙しいのだが」

「よくも私の生徒を拐ったあげく、洗脳とこわからないことしてくれたわね」

「ふん。そんなことか」

「そんなことですって……」

「そうだ!コイツは俺たち神が創り出した兵器だからな」

「…………」

「元は俺より偉い神が創り出した物。それを俺が使いやすく、俺にしか使えない物にしよと考えたのさ。その結果、成功したよ。多くの者を犠牲したがな」

「ねぇ質問いいかしら?」

「なんだ?」

「おじさん貴方は亡国企業に入っていたのかしら?」

「そうさ。私は亡国企業ってとこにいたさ。ま、今は脱退したがな。因みにお前の学園を襲ったのも俺たちだ」

「そう。なら、問題なく殺せるは」

「は!何を言っている化け物風情が!」

「そうね。たしかに私いや、私たちは化け物よ。でもね、化け物でもやって良いことと悪いこと位はわかっているわ」

「ほう。では、どうする?戦うのか。お前一人で」

「まさか。そもそも私たちの目的は学園祭を潰した貴方を倒すことよ」

「起きなさいバカ共!至急、B30へ来なさい!これは生徒会長命令よ!今からオペレーション名を言うわよ!オペレーション名はゴッドブレイクよ!」

 その声と共に壁を壊したり、天井を壊したりしてここへ集合した。

「セーヤ!」

「あさはかなり!」

「ビュュー!」

「遅いわよバカ共!」

「わりぃ、手こずった」

「いくらクローンだからといって、女の子を傷付けるのは気が引けるので」

「あ~痛かった」

「レオ~レオ~」

「はいはい。私はここにいるよ」

「あさはかなり」

「皆オペレーション名聞いた。作戦はさっき伝えた通りよ。では、オペレーション開始!」

 

 呉と転使の戦いは拮抗していた。呉が殴れば転使は防ぎ、転使が斬れば呉は受け流すといった具合だ。それでも二人はまだ、本気を出していない。

 言い方を変えよう。本気でやろうとは考えていない(・・・・・・・・・・・・・・)

 転使は本気を出そうとしているが、心の中では出したくない、と言っている。

 逆に呉は助ける相手だから本気を出せていない。

 この場ではいらない物。しかし、それが二人にはある。お互い大切だから。

「もう降参してしまえよ」

「拒否。芹沢呉の抹殺が最優先」

「そうかよ!」

 呉は新たに大剣を呼び出した。刃の所だけが蒸気を出しながら赤く光っている。

 対する転使は新たに左手に剣を呼び出した。

「ガードスキル:ディストーション。ガードスキル:ディレイ」

 得意のガードスキルで新たスキルを発動した。

「セイヤー!」

 大きく大剣を降り下ろした。そのスピードは早く当たる筈だった。転使がその場にいれば(・・・・・・・)

「消えた、だと?」

「いいえ違うわ。早く動いただけ。芹沢呉、貴方が反応できなかっただけ」

「なら、ギアを上げていくぞ黒龍!」

『はいマスター!』

 黒龍は第0世代から第3世代へ大きく変わっていた。より動きやすく、より自分の体に合うように、よりあの頃のようにと。単一能力を使いこなすために。

 呉は今までの経験を踏まえてどこから来るかを予想している。それが斬撃でも。

「大剣って使いにくいな」

『ですが、マスター。大剣以外の武器はありませんよ』

「なら、G‐ネイルを使う」

『わかりました。G‐ネイル展開』

 先程出したG‐ネイルを展開し、切り裂きにいった。転使はそれを難なくかわした。

 呉はさらに切り裂くスピードを上げる。それを転使はかわしたり、流したりしている。お互いがそれを繰り返す。

 まだ、倒れない。呉のスタミナ切れか転使の集中力切れか。それによって、最終局面になるだろう。




 さて、知っている人関係なく言います。もう一つの作品のアンケートと言うか案なのかな?を出しています。期限は十月いっぱいとしているのでどしどしください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。