とある人外共の生き様   作:葵・Rain

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 神死亡。オツカレー!


神を殺しても神殺しにはならない

 呉が転使との決着を着ける頃。

 レオ率いるミュータント+α対神は最悪な展開を迎えていた。

「偽立花ちゃん!?」

 偽立花ことクローン156が神の手で刺された。

「ですが……これ…で……逃げれない!」

「き、貴様まさかこれを狙って!」

「えぇ……それを……寄越しなさい!」

 偽立花は刺された槍をさらに刺し込んで外れないようにした。

「き、貴様そんなことをすればどうなるかわかるのか!?」

「ええ、それに……よって……貴方が窮地曝されるってことよ」

「ライダー、キィィク!」

「しまった!?」

 ライダーキックを食らわした那琉は偽立花を抱えレオがいるところまで下がった。

「偽立花ちゃん!?」

「レオ頼む」

「ええ「ちょっと待って、これ抜くから」ダメよ!そんなことしたら貴方は死ぬのよ!」

「平気よ。抜いたら少し寝るだけだから」

「い、いやよ。私がいる前でそんなことは

「ねぇ、レオ」

「なに?」

「私ね。本当に短い間だったけど、すごく楽しかった。オリジナルよりも楽しい思い出が出来て、怖い思いもして、 笑うことも出来たのよ。私ね。オリジナルの記憶も引いているからそんなことが言えるの。けどね、寝る前にやり残したことがあるの」

「なに?私ができることなら言って」

「友達が、友達がほしかった。オリジナルには友達がいて、私にはいないの。いくらオリジナルの記憶も引いているからと言って、私はその友達のことは知らないの。だから、私だけの友達がほしかった」

「そんなの私が、私たちがなってあげるわよ。だから、まだ起きていよ」

「ありがとう。でも、本当に眠いの。ありがとうレオ」

「ねぇ、本当に寝てるの?寝ているならイビキくらい出しなさいよ。ねぇ、聞いてるよね」

 一人の作られた少女が死んだ。その顔は安らかで嬉しそうな寝顔だった。

「レオ」

「この屑が、私の手で作られた恩を仇で返すとはバカな奴だ」

「野郎!」

「……な、……よ……ョン……ト」

「なに言っている?」

「皆、行くわよ!オペレーションスタート!」

 ロンギヌスのレプリカを持ったレオが大きな声で叫んだ。

 それに答えるかのように皆が位置に着いた。

「翼くん、烈くん、バトラー、神に向かって光線で攻撃して。刀香さん、ノジーラきん、那琉くん、鈍樹くん、光線が出し終わったら素手で攻撃して」

「「「いくぞ!」」」

 翼のウラニウム熱線、烈の冷凍光線、バトラーのプリズム光線が発射された。

 それが終わったとの同時に後ろに四人が出てきた。

 最初に仕掛けたのは刀香。自慢の鎌で攻撃。次に速い那琉とノジーラの回し蹴りとタックル。最後は鈍樹の両拳での攻撃。

「む!?」

「なに!?」

「Oh MyGod!?」

「うほ!?」

 殴った感触がないのだ。煙が晴れるとそこにはいなかった。

「今までの攻撃の中で一番よかったな。だがな、私を倒すには至らなかったが」

「ええ、当たり前でしょうね」

「ならさっ「けど、貴方は次で倒すわ」なに?」

「聞こえなかった?もう一度言うわ。次で倒すわ」

「その自信どこから来るのか見させてもらおう!」

 

 ハイパースパイラル熱線を転使へ撃った呉。

 その目は警戒している。

「索敵を頼む」

『わかりました。…………』

「どうだ?」

『まだ、わかりません……!生体反応を感知。動く気配はありません』

 念のためG‐ネイルを展開しながら近づいた。

「大丈夫か?」

「…………」

「息してるか?」

『息はしています。気絶しているだけなので大丈夫なはずです』

「わかった。とりあえず、天影に連絡するか」

『ふっふっふっ、呼ばれて電波してジャジャジャジャーン!』

「懐かしいな!」

『用件はわかっている。転使にあるもう一つの人格の摘出でしょ?』

「ああ、頼みます」

『わかっている。そっちも頼む』

「了解」

『マスター、黒龍準備完了しました』

「よし、フルスロットルだ!」

 

「全員下がって!」

「おやおや、全員下がらせましたか」

「ええ、貴方を倒すためにね。鈍樹くん!」

「ウホー!」

 鈍樹の腕に電気が溜まっていく。

「刀香さんと那琉くん、ノジーラくんは牽制と設置」

「了解!」

「ラジャー!」

「(コク)」

 刀香と那琉、ノジーラが神へ接近していった。

「さっきと変わりません、ね!」

 偽立花への攻撃意外で神が攻撃したのは初めてだ。

 なにも握っていない右手を刀香と那琉へ振り下ろした。

 それを知っていたのか、那琉が先へ出た。

「グハァ!?」

 透明な何かが那琉を叩きつけた。

「一人目げきh「な、に、言って、いるん、だよ!」なに!?バカなたかが化け物が!?」

「化け、もん、なめ、んなぁー!」

 透明な何かを受け止めた那琉。受け止めた手は赤く染まっていく。

「ハァ!」

 そこへ二つの鎌で神へ斬りつける刀香がいた。不意討ちをくらった神は少しバランスを崩した。さらに追い討ちをかけるかのように地面から手が出て両足を埋められた。

「trapOK!」

「ナイスよ烈くん。翼くん、バトラー決めるわよ!」

「わかったレオ!」

「いきます!ハァ!」

 両腕を翼に変えた翼は風を起こした。そこへレオが鱗粉を撒き散らし、そこにバトラーがプリズム光線を撃った。

 そのプリズム光線は曲がる、曲がる、曲がる。そして……

「くっ!?」

 それが神に当たる。

 本来、鱗粉はレオ自身が撒き散らすものだが、神がいるなかそんなことをしているといい的になるだけだった。そこで翼が起こす風を利用して鱗粉を神の所へ運ばせた。そこへプリズム光線を発射し、リフレクターの役割を持つ鱗粉の中に攻撃する事で曲がる攻撃が出来た。

「さて、決めるわよ。鈍樹くん!」

「ウホ!」

 鈍樹は落ちていた鉄の塊を空中へ投げ、右手に電気を込め始めた。

 鉄の塊が落下する時間が長いと感じた。

 そして、時が来た。

「き・ん・に・く、サイコゥー!」

 謎の雄叫びと共に鉄の塊を殴った。鉄の塊はオレンジ色に光る光線になった。

「超・電・磁・砲!」

 超電磁砲が神を飲み込んだ。

「ぐ、うおぉぉぉぉ!」

 数秒後、超電磁砲が通った場所には片腕、片足を損傷した神がいた。

「あと、一歩のところでしたね。残念でした。では、さようなら」

「それはどうかしら?芹沢くん!」

「放射熱線!」

「なに!?」

「これで終わりだ!」

 呉はロンギヌスのレプリカを上手く使い、神の体を分解していった。

「グッ!?なぜだ!なぜ、体が再生しない」

「貴方の敗因教えましょうか?ま、言わなくてもいいけど」

「最後に言い残す言葉は?」

「貴様ら絶対に殺す!」

「では、さようなら」

 四肢がない神を空中へ投げ、ロンギヌスのレプリカで突き刺した。

 神はポリゴンが崩れたように消えた。

「貴方の敗因は一つ、私たちを怒らせたことよ」 




 神死亡。オツカレー!って、前書きに書いたな。
 第一章がもうすぐで終わります。今月中を目処に。多分。
 神の出番は番外編ぐらいしかありません。多分。
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