とある人外共の生き様   作:葵・Rain

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最終決戦 その1

 謎の侵入者四人を皆見ていた。

「お前らどこから入ってきた?」

「私は固く閉じられたドアを強引に斬って入ってきた」

「私はある物を使って入ってきました」

『私は天井を壊して入った』

「私はその穴に入って道に迷いながら最高のタイミングで入ってきただけ」

「いや、ちょっと待って!?」

「何よツッコミすると前回みたいな展開になるでしょう!」

 確かにレオが言っていることは一理ある。

「まあ、パーティーは楽しめそうだな」

 突如、そんな事を言うX星人のボス。

 それを聞いてカチンっときた黒龍。

『貴方何言っているんですか?』

「貴様ら人間は科学技術が低いからな。楽しめないと思ったが」

『一つ、質問いいですか?』

「なんだ?」

『黒い生物が出た世界に侵略したことがありますか?』

 黒龍は一番聞きたかった事を聞いた。

「ああ、あったな。しかし、その世界は壊れていたから諦めたな」

 プツンっと何かが切れる音が聞こえた。

 黒龍の体が少し浮くと……

『殺す!』

 X星人のボスへ殴りにかかった。

 しかし、その手を誰かに止められた。

「貴様の相手はコイツだ。行けガイガンMarkⅡ!」

 二人の激突で両者の戦いがはじまった。

 

 一方、呉対モンスターXは激しい戦闘をやっていた。

 ここが海とは思わせないくらい速い戦いだ。

 フェイントを混ぜたり、力で比べたりしている。

 なお、ここから鳴き声を翻訳します。

「つ、強い」

「ハハハ、これが我を出さなかった恨みだ!」

 一匹私怨を言っているが、気にしない方がいいだろう。

 二匹の体は今までの戦いで傷がついている。

 さらに呉には時間がない。早くケリをつけないと終わってしまう。

「次で決める」

「やれるもんなら、な!」

 呉は放射熱線の上位版スパイラル熱線を撃った。

 それに対してモンスターXはデストロイド・サンダーを撃った。

 スパイラル熱線とデストロイド・サンダーは拮抗したのはたった数秒。押し出したのはスパイラル熱線のほうだった。負け時とモンスターXは強めるが一向に強まらない。

 とうとう、デストロイド・サンダーを撃ち破り、モンスターXを倒したように見えた。だが、倒せていなかった。

 それどころか体にヒビが出ていた。

「なかなか楽しめたよ。だから、我も本気をだそう(・・・・・・)

 そう言うと、モンスターXは背中から翼を生やした。それと同時に手足が太くなり、肩についていた飾りが分離して顔になった。まだ小さいのか、大きくなっていく。全身が黒に近い青と濁った金の体色の生物になった。

「モンスターXとは仮の姿。我が名はカイザーギドラ。宇宙の帝王なり」

 宇宙の帝王、カイザーギドラが出現した!

 

「こんにゃろ!」

「グフフフ!」

 那琉はX星人の一人と戦っていた。

 格闘戦ではミュータント一だが、このX星人は自分と同じ、それ以上だ。

「もう、終わりか」

「まだだ!」

 パンチ、キックのスピードを上げた。相手もそれに合わして上げてきた。

「オラオラオラオラ!」

「無駄無駄無駄無駄!」

 その一帯だけ突風が吹き荒れていた。

「ムッダ!」

 相手は拳についた血を那琉に目掛けてかけた。

「ッツ!?」

「終わりだ!」

 X星人は目が見えない那琉を見て、好奇と思った。

 しかし、那琉は落ち着いていた。息はあがっているが、冷静だ。

 X星人が回し蹴りで止めを刺そうとしたが。

「オラ!」

 目が見えない那琉はX星人の回し蹴りを受けるはずが、逆にパンチで受け返した。

「ヌオッ!?どうしてだ!?

「簡単だ。気が見えるかどうかだ!」

 そう言うと、那琉はX星人の腹を殴り上げて、両手ではっけいし、両手を絡めて殴り、踵落としをして、回し蹴りを入れ、両手で瓦割りのように斬り裂き、右手でX星人の心臓を突き刺した。

「七花八裂・改!」

 無刀剣士の奥義を繰り出した。

「ハァハァ、って休んでいる場合じゃないよな」

 

 宇宙船の外では黒龍対ガイガンMarkⅡと激しい空中戦をしていた。

 G‐ネイルとチェーンソーがぶつかり火花が出ていた。

『どけー!』

 放射熱線を吐いた。ガイガンMarkⅡは余裕を持って避けた。

 お返しとばかりに目からギガリューム・クラスタを撃った。その攻撃を真正面から受けて黒龍は撃墜された。

「キャウウン!」

 弱いな、と言われた気がした。

 

 ああ、やられちゃた。マスターごめんなさい。私ダメでした。マスターのためにアイツを倒そうとしたのに。

 どうなるのかな?あそこにいる人たちに迷惑をかけている気がする。

 あの時、冷静になっていればこんなことにはならなかったはず。それなのに、それなのにそんな事しちゃったんだろう?

 マスター、先にあの世に行きます。さようなr『…………』って貴方は誰ですか?

 ここは私以外いないハズなのに。

『…………』

 あきらめるの?ってしょうがないじゃないですか。多分、私の体はボロボロですよ。

『…………』

 体が直ればね。けど、無理でしょ。

『…………』

 直すって、できるの!?お、お願いします!

『…………』

 約束ですか?何ですか?

『…………』

 わかりました。絶対に破りません。

『がんばって』

 はい。ありがとうございますモスラさん!

 

『機能回復。黒龍、体、武装回復まで三時間。セカンドシフトしますか?はい・いいえ』

『許可を貰えたのでこれよりセカンドシフトをします』

『セカンドシフト完了。黒龍・呉爾羅』

『武装無し。単一能力(ワンオフアビリティー)の情報を公開します。****。能力、操縦者芹沢呉の記憶から抜粋。****は無人機では使用不可能』

 これが私の新しい体ね。す、すごいわ!己の力と共にマスターの暖かさがあります。

 さあ、リベンジよ!




 加筆修正します。
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