完成出来次第出します。
春は曙。時期は冬。しかし、モガ村は夏のような暑さだ。さて、作者がいきなり変な事を呟いているが気にしてはいけない。
ここはユクモ村のとある宿。そこにいるのは作者の葵・Rain。別にこの世界出身ではない。しかし、学生のくせに腰が痛い。そう。俺はリアルを置いてここユクモ村の温泉でまったりしているのである。(腰が痛いのはマジの話です(笑))
話が逸れた。
なぜ、作者が毎度ここにいるのかはいつか話そう。
さて、こんな話をしないで君にとある少年の話を聞かせよう。あ、少し待っていてくれ。
「番頭さん、コーヒー牛乳2本」
「はいニャ~」
では、話そうではないか。少年の話を。
某県某市。剣道場
夏休みが始まった頃の話。幼稚園児や小学生くらいの小さい子どもたちや中、高生や大人などが入れ乱れている場所に一人の少年がいた。彼は家族の中でも父母以外で何歳か上の姉にも勝つほどの実力者。上には三つ子の兄がいるのだが、兄は剣道に向いていなかったが、それなりに強い人だった。しかし、それを補うだけ物は成績だ。兄は成績優秀で、クラスでは一番を取るくらい頭が良い秀才。三つ子の妹が下にいる。これといった取り柄はなく兄二人より劣っている存在。しかし、彼女が見せる笑顔はとても温かく、家族の中心にいる。姉は成績優秀、運動神経が抜群、才色兼備で文武両道を表しているが、家事はとてつもなく出来ない。父は一言で言うと、バカ。しかし、家族の為なら死ぬ覚悟があるくらい家族を愛している。母はおしとやかだが、いつもバカを言っている父を叩いているくらい元気な方。
話を戻そう。
少年は少年の部優勝者である。その為、インタビューを受けているのである。少年は疲れていたが、心の中ではとても楽しかったと思っている。
家に帰るときに事件が始まった。
少年が大会帰りに神社の近くの野原で寝ていた時だった。急にサイレンの音が聞こえ始めた。少年はサイレンがなる方に目を向けた時、目を疑った。サイレンがする方角は自分の家だった。少年は走った。全力で。今、自分が出せるスピードで。家についたとき、家は真っ赤に燃えていた。少年は燃え上がる家に突っ込んでいった。そばにいた人たちはバカだと、思った。
少年は煙を吸わないようにして、火が移っていない場所へ移動する。目指すはリビング。ドアを蹴破って、中に入るとそこには血だらけの姉と兄。その近くには銃を持った一人の男性がいた。少年は怒りながら持っていた竹刀で殺そうとした。しかし、なぜか後ろに吹っ飛んだ。それは男性が持っていた銃に撃たれたから。少年はまだ小学校低学年。それは当たり前だった。それでも、少年は男性に向かって走った。さっきよりも早く、首もとを捉えた。それでも、男性は余裕を持って避け、少年の左足、右股、左肩、右腕を計四発撃たれた。しかし、少年は動いた。急所を外したとしても動けないはず。しかし、動いている。まるでゾンビのようだ。
何回やったんだろう。少年はボロボロだ。しかも唯一武器が壊れた。銃を持った男性は笑っていた。
「お前の両親はな。妹だけを連れて逃げたぜ。不幸だなお前ら。姉弟ともに死ね」
少年は絶望した。父と母が僕たちを見捨てた。信じたくなかった。信じられない。だけど、少年は聞きたかった。なぜ、こんな事をしたのか。
「なぜ、こんな事をやったって?決まっているだろ。そこに家があったからだよ。そして、絶望した顔を見るのは楽しかったぜ」
少年は思った。いやだ、死にたくない。あんな、奴の話なんか聞きたくないと。だから少年は動いた。ボロボロになった竹刀を捨て、落ちてあった包丁で最後の抗いをおこなった。
斬る、斬る、斬る、刺す、斬る、斬る、斬る、殴る、蹴る、刺す、刺す、刺す殴る、殴る、蹴る、蹴る、斬る、刺すと永遠に繰返していった。それを高速で。さらに、さらに、さらに早く動かす。
そして、首もとを捉えた。後は首を落とすだけ。
「死ね!!」
男性の首が落ちた。辺り一面は真っ赤な火や血で汚している。少年の意識は途切れた。
少年が目覚めたのは5日後だった。なぜ、自分が病院に居たのかは知らない。少年はあの時の事件から前の記憶が無くなった。
どうだったかな?楽しめたかな?
しかし、この話には続きがあってな。聞きたいか?そうかそうか。
ではまず、お互いのぼせてしまいそうだから上がってから話そうか。さて、コーラでも買ってからそこのベンチ話そう。
ふはぁ~、風呂上がりのコーラは最高!どうした?飲まないのかい?おいおい、そんなに急いで飲むなよ。誰も取らないからさ。
では、話すか。その少年について。
某家
少年は退院後自分達が住む家がないため知り合いの家に居候していた。少年はあの事件から前の記憶がなくなった。そして、苛められていた。
ちょっと待ってくれだって。いきなりどうした?………ああ!そう言うことか。分かった。それについては後程。
なぜ、少年が苛められていたかと言うと、少年はあの事件から前まで苛めにあったらしい。それも町の人全員だ。さらに火事のせいで付けられた名が、〈災厄〉。学校でも外出先でも家でも苛められた。少年の心はボロボロだった。少年はいつしか生きることを諦めた。だけど、自殺はできなかった。答えは簡単。まだ、死にたくなかったから。だけど、死にたい。どうすればいいのか、悩んでいた。
そんなこんなで、高学年に上がった頃、少年は自ら死ぬのを諦めた。だが、他人の手か、偶然の事故で死ぬのを待つことにした。
そんなある日。少年が小学六年生の時、ある出来事が起きた。誘拐事件だ。
待ち望んでいた出来事に少年は嬉しかった。これで解放されると。
誘拐犯のリーダーが少年を黒い渦のなかに投げ込んだ。少年はこんな死に方は不満だったが、現実は甘くなかった。
少年が目覚めた場所は天国でなければ地獄でもない場所。潮の臭いがするここは海の近くだと知った。待っていると、一人の女性が三人の男性を連れてきた。
おっと、この話はここでおしまいするか。俺も仕事があるから。では、また会おう。
そうそう。忘れていたがその少年の物語はまだ、続いているよ。そして、本来の力でね。