まあ置いといて。どうぞ
イザナギが来た次の日、簪とイザナギはクロノの案内の下来週からオープンする食堂に来た。
その中は何か喧騒していた。
「お邪魔しまーす五反田さん!」
「お!クロノさんとこの二人が」
「はい!アルバイトの」
「坂本イザナギです。コイツは」
「簪です。よろしくお願いします」
「おう!俺は五反田弾よろしくな!」
自己紹介を終えた三人。
そこへやって来たのは。
「だーかーら味噌だろ!」
「いや、塩だ!」
「御手洗さんと一夏さんは何しているのですか?」
「ああ、簡単に言えば焼き肉定食を塩ダレにするか味噌ダレにするかで意見が別れている」
「おい、そこの二人!」
「「は、はい!?」」
「焼き肉定食は味噌か塩かどちらだ!」
「えっと、普通のタレかな?」
「俺は激辛ダレだな」
「「え?」」
「いいから自己紹介しろお前ら」
「そうか。俺は御手洗数馬。訳有りでここで働くことになった」
「俺は一夏。御手洗に同じく」
「じゃあ、二人ともアルバイト決定ね。住む場所はここの二階だから」
こうして住み込みアルバイトが決まった。
「だーかーら糠漬けだろ!」
「いや、浅漬けだ!」
「今度は何だ!」
「まあ、頑張ってね」
「は、はい」
その夜、イザナギと簪は弾たちに呼ばれた。
「あー、二人とも。事情はクロノさんから聞いた。大変だろが、がんばってくれ」
「「はい!」」
「それじゃあ、お祝い会でも始めるか」
「ここは俺の番だな!」
「飲みもんは全員いったな?」
「じゃあ」
「「「「「かんぱーい!」」」」」
「ぷはーやっぱ上手い!」
「だな。焼き鳥もーらい!」
「やっぱ刺身は鮮度だよなー」
「遠慮すんな。食え食え!」
「酒はまだだけどな」
ちびちびとジュースを飲む二人。緊張しているのか、それとも遠慮しているのか、全く食べ物には手を付けない。
「よし、ちょっと待ってろ」
一夏は調理場に行き、何かを作り始めた。
それを見ながら弾は口を開いた。
「二人とも実は一夏は子供がいるんだぜ」
「「え?」」
「たぶんお前らと同じ年のはず」
「……一夏さんはここに?」
「まあ、訳有りでな「できだぞ!」まあその話は後でな」
目の前にあったのは。
「「ハンバーガー?」」
「おう!上手いから食えよ」
「「いただきます」」
「感想は?」
「う、うまい!」
「…………」
「どうした?不味かった?」
「……違います。言葉がでなくて、うえぇぇぇん!」
「お、おいおい、泣くほどかよ」
「一夏。人のことは言えないけど、これは言わせろ。プライドを折るな」
「そうゆうこと!?」
「数馬もなんか言え」
「クソー、ショッカーやろー!ぜってい全滅させる!」
「壊れたよ!」
お祝い会は夜遅くまで続いた。
深夜、寝静まったころ。食堂に数人の黒ずくめたちがいた。
「ここにターゲットが?」
「ああ」
「バカな女だ。一般人を巻き込むなど」
「何を言っている。早く回収しろ」
「「「「「ハッ!」」」」」
ピッキングをし、中に突入した。
そこにいたのは酔いつぶれた店員。
店員を無視して突入しようとしたところ、店員が起き上がり黒ずくめを見た。
「あんたらなにもん?」
「見られたからには仕留める!」
素早い動きで店員の首もとにナイフを入れた。
「なに!?」
「おいおい人にナイフを向けるなんてバカな奴」
「き、貴様!」
「とりやゃゃゃゃゃ!」
「ングゥ!?」
「チッ!?nなら数で潰せ!」
「「「「うおぉぉぉぉぉぉぉ!」」」」
黒ずくめが一斉に来たとき、ナイフが黒ずくめの一人に刺さった。
「っち!」
舌打ちをしながら出てきたのは。
「ぎゃぎゃうるせぇな!」
更にそこへお玉が飛んできた。
「閉店どころかオープンしてないから早く出ていきな」
その姿を見て、黒ずくめの一人が言った。
「貴様らここにいる更識簪を明け渡してもらおう」
「はぁ?何いってんだ?」
「お前らのようなやつらの大事なアルバイト枠を渡さねぇよ」
「そうだ!この店は癒しがいないからな!」
その言動を聞いて腹を立てた黒ずくめは怒り出した。
「貴様ら今の状況をわかっているのか!」
黒ずくめの一人が思い出したように言った。
「あ!隊長逃げましょう」
「何を言っている!一般人相手に」
「ち、違います!?やつらは先日ここ池袋で騒ぎを起こしたやつらなんです」
「それがどうした?」
「先日池袋で起きた事件覚えていますか?」
「あれがどうした?」
「あれを潰したのはあいつらなんです」
「ふん!それくらいこれを使えばいいだけだ!」
〈Masquerade!〉
黒ずくめは腕にガイアメモリを刺した。
「ちっ!やっぱあったか!一夏、弾、手加減なしでいくぞ!」
「「おう!」」
「変身!」
〈カメンライドディロード!〉
「何だそれは!」
「これか?これはディロード。お前みたいなのを倒す物だ」
ディロードはマスカレードドーパンドを殴った。殴っただけで外へ出た。
「早くメモリを使え!」
残りの黒ずくめもドーパンドに変わった。
「マスカレードマスカレードうるせぇ!」
いきなりキレたら一夏がナイフで斬りつけた。
それを余裕でかわすが。
「ざーんねーん。ここでおじゃんです!」
一夏がナイフで斬りつけたマスカレードドーパンドは爆発した。
「種はこのナイフにあるが、まあおじゃんです」
道化のような笑いでマスカレードドーパンドを狙いつけた。
「ふんぬ!」
弾は様々な料理器具でマスカレードドーパンドを蹴散らしていた。
お玉で頭陥没。中華鍋で骨が砕ける。包丁で首を切断。
「本当はダメだが、俺の武器はな、年中腹が減っているんだ。それを使っていいなら使いたいな」
「「ダメだ!」」
この中で一番残虐である。
この戦いは当然、あの三人である。
活動報告でアンケートをしているので、案があれば出します。お気軽どうぞ!