とある人外共の生き様   作:葵・Rain

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過去~二日目朝~

 次の朝。朝の食堂では異例の光景が見られた。

 漫画で出てくる大きいたんこぶを頭に上がった秋二の姿。

 その向かいに若干疲れた顔のキセツ。

 まったく状況が掴めない人のために昨日から今朝の出来事を話そう。

 

 秋二side

 俺が篠之乃に殴られてから二時間くらい経つだろう。その頃に俺は目覚めた。少し頭が痛むが平気そうだ。

 あたりを見渡すと篠ノ乃姿が見当たらなかった。夕食を食いにいったんだろう。

 さて、俺も食堂にいきますか。

 食堂にいきながら、まだ話せていないことを話そう。

 そうだな。最初は鳳鈴音、五反田弾、御手洗数馬について話すか。

 原作を読んだことはない。あくまで二次での世界だけど、この三人とはかかわるはずなのだ。しかしかかわったのは鳳鈴音だけ。五反田弾と御手洗数馬の二人だけかかわっていない。

 そこで二人のことを調べた。

 最初に五反田弾は行方不明。12歳の時に帰りが遅いことに気が付いた母親、警察に捜索願を出している。

 次に御手洗数馬だが、これが一番の謎だ。はっきり言うなれば、わからないんだよ!顔が!二次で出てくれば代わりのキャラで代用かいっそう出さない。

 この二人とは良い仲どこか不仲にもならないわけだ。

「醤油ラーメン大盛り、チャーハンの生徒!」

「はいはい」

 まあ、原作は信用できないことがはっきりわかった。

 とにかくだ。とことんブレイクしていくぜ!幸い転生特典が自滅必須なものじゃないから慢心しなければ大丈夫だな。

「いただきます」

 一人での飯はいつものことだな。

 前世の時もそうだったよ。親は俺のことは気にしないで、弟のみ育てていたし。そんで、墜落してきた飛行機にあたり死亡って滅多にない体験をしたな。あの世で神様に出会いここへ転生してきた。

 読んでいてあこがれた主人公の世界に行き、その役を奪った。奪ったのに虚しかった。それで最近わかったことは偽物だということ。

「ごちそうさま」

 偽物。奪った者。玉座に座る偽りの王。言い方を変えるなら、自分好みに変えるならフェイカー。偽者だろう。あながち間違ってはいない。

 間接的に殺したのも同然。

 謝って済む問題じゃない。

 けど謝りたい一夏。

 すまない!

「どこに行っていた秋二」

「……食堂だよ」

「そ、そうか」

「なあ篠ノ乃?一夏のことどう思っている?」

「アイツか?弱者だな」

「そうか。うん。おやすみ」

「お、お休み秋二」

 次の朝。そこにいたのは制服に着替えている篠ノ乃の姿だった。そして朝の食堂に戻る。

 

 キセツside

 織斑先生に織斑一夏のことを話し終えて、自室に戻る時、また痴女が現れた。

「誰が痴女よ!」

「あんた以外いないだろ」

 ネクタイの色が黄色だから二年生か。しかし見た目があれだ。あれだな。

「先輩周囲から猫っぽいって言われているだろ?」

「そうね。言われているわ」

「そうか。やっぱり歩く発情猫だな」

「誰が歩く発情猫よ!」

 簡単に言うならビ〇チ。

「誰がビ〇チよ!」

 心で思っているのによく突っ込めるな。

「で用は何ですか変態会長?」

「変態じゃないわよ!それに私は更識刀奈よ!」

「でなんですか座敷会長?」

「私を和式の一室のように言わないで!私は更識よ!」

「しつれい噛みました」

「わざとよ!」

「かみまみた」

「わざとじゃない!」

「YesIam!」

「誰がハイだ!」

「チッチッチッYesIamチッチッ!」

「いくらアメリカ出身だからってチッチッチッはないわよ!」

 やれる…だと。そうか、なら、やるしかない。

「ところで私のお話し聞いてくれない?」

「一杯おごれ」

「私が?」

「先輩なら懐は温かいでしょ?」

「そうね。いいわよ」

 ついた場所は。

「生徒会室?」

「そう。ここなら大丈夫よ」

 コーヒーを入れながら聞いてきた。

「何個か質問するけどいいわね?」

「ああ」

「まず同室のシャルルくんは君から見てどう?」

「スパイだけど、フランス政府が公認した操縦者。誤報はないから、影武者だろ?そこら辺はあんたより学園長が詳しいと思うけど」

「次は君は一夏くんかな?」

「違いますよ。俺はただ顔が似ているだけの孤児ですよ」

「わかったわ。次はあなたは何者?」

「俺はキセツ・ミューゼル。家族とよべる人はいない」

 次々質問してくるが、自分に不利な質問は答えていない。

 深夜になる頃に解放された。そして寝た。

 起きたら、なぜかビ〇チが寝ていた。んで朝に戻る。

 

 二人は向き合いながら黙々と食べていた。

 その二人の所に近づいてくる人たちがいた。

「となりいいかな?」

「俺は構わないよ」

「同じく」

 さらに増えた。

「俺たちもいいか?」

「ん紺野タツミとその妹か」

「妹じゃなくてユウキだよ!」

「僕もいいかな?」

「デュノアか?」

「そうだね。僕がシャルル・デュノア。よろしくね織斑くん」

「秋二で構わないよ。俺もシャルルって呼ぶから」

「うん」

 周りが黄色の声をあげたり、ぶつぶつと言っている。

「すごい量だね」

「いや、あの二人には負けるよ」

 秋二の刺した先には、二人前の朝食を食べているキセツとタツミの姿だった。

「いや食べ過ぎでしょう」

「動くと腹が減るからな」

「朝に多く食わないと夜までもたない」

「え、夜?」

「昼食を抜かしていたから」

「そうなんだ」

「腹減ったら適当に食うし」

 話している時に食堂に織斑先生の声が響いた。

「ごちそうさま」

「ごちそうさま」

「はや!」

 二人前を食べ終わった二人を見て急いで食べ終えた。

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