国際防衛軍日本支部にあて先不明のメールが届いた。
「『今夜多数の隕石群が地球に向けて飛んできている。うそ偽りなく本当のことだ。うそだと思っているなら確かめてみたまえ』これが今届いたメール内容です」
「これは本当のことか紺野博士?」
「はい。ハタノと共に各国の支部に連絡を取り確認しました」
「そうか。隕石の着弾地点は?」
「太平洋沖の多田良島とその近隣の島々です。住民はいないです」
「避難勧告を日本政府経由で知らせ、我々は隕石の破壊を行う。あて先不明のメールだ。何かあるに違いない。もしかしたら日本政府と共同で行うかもしれないな」
神田が日本政府に連絡を取りに行くと隊員たちはしゃべりだした。世間話やら流行の話など。
進太郎はタツミから電話が掛かってきたので出ていた。
『父さん今いいか?』
「なんだい?」
『うん。シャルル・デュノアのことでね』
「その子がどうしたんだ?」
『キセツがその子が怪しいって言うんだ。生物の雄雌の判別得意だったよね?』
「ああ。その子の写真を見せてもらっても?」
『今送る』
メールから届いた写真を見ると、集合写真だった。金髪の子がシャルルだとわかった進太郎は放送された映像と見比べてみると骨格の違いなどで女だと見破った。
「タツミはどう思う?」
『俺は女かな?』
「どうしてそう思う?」
『なんて言うか、妙に違和感を感じるんだ?なんか歩き方がなんていうか女に近い感じ』
息子の洞察力に感心していると神田が戻ってきた。
「すまない。後で電話する」
『あ、うん』
電話を切ると神田の方を見た。
「みんな今夜隕石群を大気圏で迎え撃つ。破片の方は日本政府と共同で行う。アリタ、ミズキ、クマノ、ハタケはブルーフレイム一号、二号で隕石の破壊。クマ、タマ、キタカミ、オオイ、キソは自衛隊IS部隊との共同だ」
「みんな行く前にこのカードを渡す」
進太郎は三枚のカードを渡した。そこに描かれているのがベロクロンだった。隊員たちは残りのカードを見てみるとエレキングの他に赤い体に複数の目を持っている怪獣ガンQも描かれていた。
「このカードはバスターズカードスパークドールズの怪獣たちの力を入れたカードです。このカードは皆さんが持っているチェンジガンのカード読み取り機にスラッシュすれば使えます。ブルーフレイムにもポーンⅡでも使えるので安心してください」
「博士試しに使っても?」
「いいですよ」
アリタが実践で使えるかためにし出ていった。それに続くように進太郎と神田以外出ていった。
神田は進太郎に今回のことを聞いた。
「そうですね。明日受信した場所までいってみようと思います」
「大丈夫なのか?」
「ええ。その途中でIS学園によって三人に新しい武装を渡そうと思います」
「そうか」
地球に向かっている隕石群の中に目を見張るほどの大きな隕石が一つとその後ろにUFO?みたいなものが来ていた。UFO?は回転しながら大きな隕石を壊そうと突進した。
大きな隕石は突進を避けスピードを上げて地球へ向かった。UFO?は大きな隕石に向かって二つ火球を撃った。
大きな隕石は二つの火球を軽々と避ける。避けられた二つの火球は緩いUカーブをしながら大きな隕石に当たった。
その隕石から宇宙怪獣を出現した。
『ピギッ!』
可愛らしい声を上げたと思うと隕石を操ってUFO?へ向けた。UFO?は回転して向かってくる隕石を壊した。そのまま宇宙怪獣へ突撃した。
『ピギィィィィイ!?』
UFO?はそのまま宇宙怪獣の体を壊した。UFO?が通り過ぎた後、宇宙怪獣は爆発した。
回転を止めたUFO?は遠くに見える地球を懐かしんでいるように見えた。
宇宙空間ではブルーフレイム一号、二号が隕石群を待っていた。
キクチから連絡が来た。
『隕石群が地球まであと五分。ブルーフレイム一号、二号発射準備をしてください』
「「『『(……)了解』』」」
アリタの握る操縦レバーに汗が滴りだした。
クマノは左手を閉じたり開いたりしていた。
ミズキは目を瞑りながら操縦レバーを握った。
ハタケは鼻歌を歌いながら待っていた。
地上では隕石群の一群が来たことを地上部隊にも連絡していた。
『第一群来ます!』
「行くぞ!」
「『『(……)了解!』』」
ブルーフレイム一号が後ろに下がりブルーフレイム二号が前に出た。
ブルーフレイム二号はハタケが乱れ撃つ。その時の操縦はミズキ。戦闘機とは思えない機動で隕石群の中を進み、危険な隕石を破壊していった。むちゃくちゃな機動でもハタケは一発も外さず、的確にもろい部分を破壊していく。
ブルーフレイム一号はまだ来ない第二群を撃っていた。距離は一万キロから撃っているクマノ。アリタは機体の安定のみ専念していた。
ブルーフレイム一号二号で第一群を破壊。続いて第二群も破壊しので、帰還しようとしたら別の隕石が近づいてきた。
だが、その隕石は他の隕石と違い早かった。しかも肉眼で見えるところまで来るとUFO?にも似ていた。
ブルーフレイム一号二号は作戦本部に連絡を取り、UFO?と一応連絡を取ったがなかったため攻撃した。
UFO?は素早い動きでブルーフレイム一号二号を通り過ぎた。追いかけようとしたが、活動限界を迎えたため追撃は断念した。
隕石が落ちた場所は南極だった。
宇宙怪獣の残骸は多田良島に落ちた。その日のうち多田良島では異変が起き始めていた。その異変を見ている一体の怪獣がいた。
別の場所では一体の宇宙人が不気味に笑っていた。