とある人外共の生き様   作:葵・Rain

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高速宇宙人スラン星人
登場!

※書き足しました。


非通知

 side紺野進太郎

 隕石群の襲来から数日。俺は謎のメールの送信先を助手のタカハシくんと探っていた。

 だが、探っても探っても送信先が見つからない。まるで地球ではない場所から送られている気分だ。

 休憩がてらに外に出ていた。謎のメール自体は研究、開発、解析チームがやっているから抜けだしてきた。本来の研究、スパークドールズのこともあるが、一応一段落したとおもっているが、バスターズカードの改良がある。その為少し忙しいのだ。

『進太郎少し根を詰め過ぎじゃないか?』

「俺もそう思う。けどな……」

『確かに私も気になる。しかし、時にはあきらめも肝心だ』

「そう…だな」

『進太郎電話だ』

 プライベート用の電話にかかってきた画面には非通知と書かれていた。

「だれからだ?もしもし?」

『紺野進太郎はお前か?』

「そうですが、誰ですか?」

『そうだな……Xと名乗っておこう。私が指定した場所に今すぐ来い』

「どうゆうことだ?」

『早く来ないとお前の大事な人が死ぬぞ』

「どういうことだ!っち、切りやがった」

 無機質に近い声。声を変えているのか?

『どうした進太郎?』

「フォースお前の力で今の電波特定できるか?」

『すまない。だがヤバいことなんだろ?』

「ああ」

 作戦本部に戻って休暇願を出して、研究室に戻り必要な物を取ってトライドロンで指定された場所に向かった。

 

 進太郎が向かっている場所は愛越市。

 愛越市はここ数年発展しだした都市。多くの理由は元愛越学園の場所にIS学園が出来たのが多くの理由だ。市街地から離れた高台には愛越市全体が眺められるので、デートスポットしても知名度が高い。

 愛越市街から離れた場所に異形の人型が二体いた。

 一体は暗い紫が基調とした生物。

 もう一体は明るい緑色を基調の機械。

「そろそろ観念するんだな」

 そう言ったのは緑色の機械だった。それに答えた紫の生物。

「何言ってやがる。この星にいるウルトラマンを囮に近い、奴をマックスをおびき出すために必要なんだ!」

「何言ってやがる?ウルトラマン?マックス?は!目の前にいる俺を倒してからにするんだな」

 緑色の機械は二本の鎌型の武器を構えて紫の生物に言った。

「そろそろ決めるぜ」

『クロックアップ!』

 腕から発した声の瞬間、目の前から消えた。紫の生物もついていくように消えた。

 周囲から金属がぶつかり合う音が何回も何回もした。

『クロックオーバー!』

 発した時、緑色の機械が立っていた。空中には紫の生物が飛んでいた。

「これで、『1、2』終わりだ『3!』ライダースラッシュ『ライダースラッシュ!』」

 腕の機械を押して、両腕に緑色の稲妻が鎌型武器に伝っていきながら、緑色の機械は空を飛んだ。空中にいる紫の生物を二本の鎌型武器で切り裂いた。緑色の機械が地面に着地すると、紫の生物は爆発して倒された。

「こんなものかな?」

「お見事です」

 木の陰から手を叩きながら男が出て来た。

「別にあんたでも倒せただろ?」

「ご冗談を。私みたいな科学者は争い事は苦手ですよ」

「どうだが?」

 冗談を言い合える中に見えるが、腕についていたカマキリのような機械が何処かにいくとそこから高校生ぐらいの少年が現れた。

「それで本当にくるのか?ウルトラマンは?」

「ええ、来ますよ。こないとこの星が滅ぶんですから」

 

 太平洋沖多田良島諸島。

 先日落ちて来た隕石の影響で封鎖されている。しかし、多田良島諸島には手つかずの自然が多く残されており、諸島だけの生き物たちが多く生きている。

 かつて、東京を火の海にしたゴジラもこの諸島の出身と言われている。

 しかし、先日落ちて来た隕石の影響で多田良島諸島には僅かであるが隕石が落ちてしまった。その調査のため多田良島諸島の領土内で先日の隕石の破壊をした日本支部の他、フィリピン支部、台湾支部、インドネシア支部で協力で調査をすることになった。

「しかし、また乗るとは思わなかった」

「先輩ちゃんとやってください」

「はいはい」

 アリタたちが乗っている航空機はスペースフレイム。宇宙空間を想定した航空機で瞬間スピードがブルーフレイムに劣る。しかし、圧倒的に硬い装甲、豊富な武装、まさに空飛ぶ戦艦と呼んでも過言じゃない。

 スペースフレイムには致命的な欠点があった。それは操縦する人がいない。いないというより、操縦できる人が限られている。スペースフレイムのような大型の航空機は小型の航空機を最低二年操縦しないといけない。さらに本部に赴き一年の教育課程をしてそれから操縦できるもの。多く言いたいことがあるが、大きな欠点と言うより問題がある。それが操縦したことがあるのが試験的なときだけ。その為操縦は今回で五回なるかどうか。

 アリタは数年前に試験運転を一、二回。ミズキは去年本部で操縦したばかりのひよっこだ。

「にしても、なかなかいい空間ですね」

「……元は輸送船だったから」

「詳しいねクマノさん」

「さっすが、クマノっち」

「そろそろ着くから席に座れ」

 全員座ったのを確認すると、スペースフレイムを降下した。

 青い海の上に多くの島々があった。その中央に大きく尖らせた山があった。

「ここが多田良島諸島」

 その光景に圧巻されたアリタたち。合流地点の岩ヶ島に着陸した。

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