岩ヶ島でミーティングをし終えたアリタたちは岩ヶ島を含めた多々良島本島周辺の調査を任された。
「さてと隕石落下現場に行くか」
「……ここから島中央までは約五キロだ」
「落下地点からだと二、三キロですね」
四人は隕石の落下地点へ歩いた。
ここで多々良島について話そう。多々良島は数少ない手付かずの自然が残されている島で、その奥には小さな祠が奉ってある。その祠の壁には僅かしか解読できていない謎の文字が書かれている。
その祠に奉られているのは恐竜に似た生物の石像と石で作られた勾玉の二つ。
それを発見した研究者はサンプルとして持っていこうとしたが、全く動かなかったのだ。一ミリも。
さて、アリタたちは祠の近くまで歩いてきていた。そこでみた光景はあまりにも無残だった。
隕石の余波で木々は倒れ、例の祠は無残に壊されていた。
「ひでぇな」
「…………」
「それよりも隕石のところへ行こうぜ」
ハタケの発言に怒声を発したのはミズキだった。
「この惨状を見て、何言ってるのよ!?」
「おいおいそこまで怒らなくても」
「……そうだ。なってしまったものはしょうがない」
その光景を見ていたアリタは、後ろから視線が刺さった。
放り向いたが誰もいなかった。
結局のところ二組に別れることにした。
祠組ミズキ、ハタケ。隕石組アリタ、クマノ。
ここで別れるのはキツいが、報告のためなので割りきった。
隕石組のアリタとクマノは森を歩きながら隕石の落下地点を目指していた。
アリタの頭のなかでは違うことがよぎっていた。
『あの視線はなんだった?人じゃないのは確かだ』
「……考え事か?」
「ん!?いや違う違う」
「……そうか」
目的の場所に来た二人は早速調査を開始した。
祠組として残ったミズキとハタケはとういうと……。
「ハタケちゃんと調査をしろ!」
「いいじゃねえかよそんなこと」
喧嘩をしていた。
そもそもハタケ自身がそんなのに興味を持っていなかったためである。
「そもそもこんなの写真と現状だけ記録すればいいだろ?」
「うっ!?だ、だって」
「俺にはそんなのわからないからミズキお前が全部やれよ」
「は!?」
「そんじゃ」
ミズキ一人を残してどっかに消えたハタケ。
ミズキは一人で黙々と調査をすることになった。
ミズキと分かれたハタケはその周辺を回っていた。
その近くに水辺があったのを発見した。嫌々ながらも水質検査を始めた。
ふと顔を上げると、水辺の中央に大きなつぼみを発見した。その蕾は人の二倍の大きさである。
早速ハタケは報告しようとその場を去ろうした時、頭上から何かが降ってきた。
「いて!?なんだ?」
頭上から降ってきた物をよく見てみるとリンゴより大きくメロンより小さいオレンジ色の木の実だった。
それを拾ったハタケはミズキのいるところに戻った。
「で、私が調査をしている間、あんたは何してたの?」
「だ~か~ら、さっき説明しただろ」
「信じられるわけないでしょ」
ここに戻ってきた訳なのだが、信用してないらしく疑っているのだった。
「なら行こうぜ」
「仕方ないわね」
さっき見つけた水辺いった。
その頃、アリタ、クマノは隕石を調査しているとき、あるものを発見した。それは……。
「なぜ機械の残骸が?」
「……侵略者か?」
「だろうな。それに触ってみろ」
クマノは隕石を触ってみると、暖かったのだ。しかも動く。
「……これって!?」
「ああ、タマゴだ」
「……どうする?」
「とりあえず、保護だな」
そういうとタマゴを持っていこうとした時。
『ギャアアアアア!?』
「「!?」」
「今の声は!?」
「……アリタはここにいろ。どうやら」
「ああ」
バスターガンを装備して二人のもとへ向かった。
『キャアアアアア!?』
その数分後に女々しい叫び声が聞こえた。
話を数分前に戻す。
ミズキとハタケは水辺に来ていた。
「本当にあったのね」
「おいおい、信じていなかったのかよ」
それよりも、とミズキは水辺の中央にある大きなつぼみを見ていた。
「あれは何?」
「さあな?」
「なら調べるわよ」
そう言ったとき、つぼみがピンク色の花を咲かせたのだ。
「きれい」
「構えておけ。何か来るぞ」
「え?」
そういうと花が起き上がったのだ。それはただ大きい花ではなかった。動くのだ。植物的な動きではない。動物的な動きだ。そして顔があったのだ。
「なにあれ」
「いいから、うぇ!?」
ハタケの足をツタが掴み、投げ飛ばした。
「ギャアアアアア!?」
「ハタケー!?クッ!?」
バスターガンを装備して撃った。しかし、聞いた様子はない。何回も何回も。
『シュルルル』
そして、口から黄色液体を吐き出した。
それを避けるとその場所は解けていた。
「溶解液!?ならこれで!」
『エレキングカッタースタンバイ!』
「当たれ!」
バスターガンにエレキングのカードをスキャンして、エレキングが発射する攻撃に似たものを撃った。
それがツタを切り落とした。
『シュロロロ!?』
悲鳴を上げて、ツタを出鱈目に振り向け、ミズキに当たろうとした時、火球がツタどころか動く植物ごと焼き払った。
「大丈夫か?」
そこにいたのは浅黒い肌をした青年。だが問題はその恰好だった。
「な、な、な!?」
「ん?ああ気にするな」
「き」
「き?」
「キャアアアアア!?」
全裸である。
仕事はまだ安定していません。今、休みなので投稿していこうと思います。
シン・ゴジラは皆さん、見に行きましたか?俺は行きました。リフレッシュ兼ねて公開の次の日に行きました。
え?書けてたって?それは言わないで!?