水晶怪獣クリスタルゴモラ
超古代守護怪獣ガメラ
登場!
アリタたちは目の前にいる二体の怪獣を見た。方は何百年前に多々良島を壊滅寸前に追い詰めたキングブロズドン、方は数十年前に突如出現したガメラ。
『ガオォォォォォン!』
『グォォォォォォォォン!』
キングブロズドンは毒球を、ガメラはプラズマ火球を撃った。
相討ちというわけでもなく、ガメラのプラズマ火球がキングブロズドンに直撃した。
『ガル!?』
倒れこんだキングブロズドンへ再度プラズマ火球を撃った。何回も。何回も。
その光景は圧倒的と言わざる終えない。
ボロボロになりながらもキングブロズドンは立ちあがり、体中から紫色の煙を出した。
「奴め、勝てないからって自爆する気か!?」
「そんなことはさせない!ガメラ!?」
いち早く動いたガメラはキングブロズドンへと突撃し、足のジェットでキングブロズドンを掴んだまま、空へ飛んだ。二体の姿が消え、アリタたちは空を見上げることしかできなかった。
ガメラは掴んだキングブロズドンを放り投げて、プラズマ火球を撃とうとした。しかし、そのプラズマ火球は溜めているように見えた。
そのプラズマ火球は大きかった。
キングブロズドンが爆発しようとしたとき、プラズマ火球を撃った。
プラズマ火球改めてハイ・プラズマに当たったキングブロズドンはあとかたなく四散した。
倒したことを確認したガメラは地球へ帰還した。
「あれがガメラ?」
「強さが異常すぎないか!?」
「……圧倒的」
「…………」
「どうした?」
「ピグ?」
黙りこんだミズキを見て、気になったアリタ。
「いえ、さあ帰りましょう」
「そうだなっと言いたいが、まだ調査が残っているから帰れない」
「そんなもんパッパっと終わらせてしまいましょうぜ!」
「……アトスは?」
「あそこだ!って乗らなかったんかい!?」
浜辺で手を振っているアトスを見つけた。その後ろにクリスタルゴモラが立っていた。
クリスタルゴモラはお辞儀しているみたいな姿で地中へ消えた。
「アトス~!大丈夫か!?」
「はい。守ってくれました水晶みたいな怪獣と亀の怪獣に」
「……よかった」
「すまない。俺が気づいていなかったから危険な目に遭わせてしまい」
「慣れっこなんで」
「しかし、君の素性を知らないからといって一般人を危険な目に遭わせてしまったことにはかわらない」
「固くならないでくださいよ。もし、罪悪感が拭えないなら僕に働き口をみつけてください」
「働き口?」
「はい。僕は世界中を旅をしていたのですが、そろそろお金が無くなくそうなので」
「うちで働く気はないか?」
アリタは提案した。
「防衛軍で?」
「ああ」
「いいですか?」
「まあ、試験とか受からないといけないが、旅をしていたなら色々あるだろうし合格とか硬いはずだ」
「じゃあ、お願いします」
Side草薙アトス
こう言った視点は初めてです。
まあお気付き方はいるかと思いますが、改めて。
ガメラです。はい。
今まで何をしていたかって?宇宙にいました!ウェエエエエエエエィ!?今日の僕は荒ぶりますよ!
ではでは。4、50年前の話をダイキャストじゃなくて、宇宙にいってからのことを話しますよ!
理由?そうですね……自意識過剰じゃないですが、強いです(笑)見たでしょうさっきの。弱すぎ(笑)
いくら地中にいたからって鈍りすぎだろ。僕が来なかったら死んでいたよマジで。
何万年の付き合いだよアイツとは。
それじゃあ、ざっと百万年前の話をしよう。
僕は今より小さい亀で5メーターくらいかな?
アイツは3メーター。
もう一人いるんだが、割愛な。
この三人で世界中を回っていたんだよ。
時には荒れ狂う海を僕の背中で進み、ある時はアイツの角で掘ったり、ある時はもう一人の胴体を使い、デカ物を凪ぎ払ったりとめっちゃくちゃにやっていた。
あの頃が懐かしいな。
しかし、別れは突然来た。
もう一人が消えたのだ。現代風に言うなれば、失踪とか神隠しとか。
僕とアイツは別れて探したんだが見つからず、途方にくれていたときに、『我が国で働かないか』と人の祖先の人にさそわれたわけ。
もちろん、OKしてしまったわけよ。
入って後悔したよ。ブラックどころか闇だよ闇。闇国と言ってもいいはず。
僕はそこで働き害鳥退治していたときにアイツに会うけど、闇国崩壊。ヒャッハーなったんだけど、同時に寒いとこに強制冬眠。ふざけるなー!
人のことを弄んで、あんなことやこんなことしたのに最後は放置プレイ。ドMじゃない!
そして、4、50年前に目覚めたら、巨大化してた。
……わかる。何眼鏡探偵の逆バージョンって、美少女ないの!?
そんで近くにあった大きな国に八つ当たりして、ネオアームストロングゴリラ咆みたいなものに捕まって、飛ばされて、色んな星を旅しましたよ。時には上司にしたい宇宙帝王と七つのベトベト玉をかけた戦いをしたり、時にはピンクのあくまと大食い勝負をしたり、またある時は暗黒卿と戦って新たな技を身に付けたりとしていたよ。
ある時、モスラと名乗る怪獣から地球の危機と聞き、大紅蓮団よろしく亜空間ダイブをしてきたわけ。
大変でした。あとは結果の通り。
「ついたぞ新人」
おっと、ではここまでです。聞きたい人がいたらどんどん来てください。
「草薙アトスです。先輩方に追い付けるよう頑張ります」