六月に差し掛かる頃、俺の腕と足が治った。
全力で気を回したお陰で一ヶ月弱で治せた。
さて、良いお知らせと悪いお知らせどちらを話そうか?
悪い話から。篠乃之が自室謹慎が解けて、ちょっかい出してきたこと。俺よりもブラウンや小原が標的なので、殺気を飛ばしている。
良い話は、篠乃之と同室じゃなくなった。つまり、THE☆一人部屋。
本当はミューゼルと一緒になるはずだったけど、生徒会長の陰謀?でなくなった。(生徒会長権限よ!)
そして、驚く出来事があった。それは。
「シャルロット・デュノアです。改めて、よろしくお願いします」
シャルルじゃなくてシャルロット。うん、原作通り、のはずでした。
「僕がシャルル・デュノア。シャル共々よろしく」
お兄ちゃん登場ですよ。……ええ、言いたいことはわかる。
原作はどこ行った!崩壊一歩?手前がギリギリだよ!
しかも、原作男装シャルロットよりイケメンですよ!なに、このイケメン王子様!惚れるわ!男だけど。
「身代わりか」
「そうだよ、ごめんねキセツ」
「いいさ。それに気づいていたやつもいるだろ?」
「骨格云々が違っていたから」
「気が女だった」
「盗撮したのよ」
「いつからいた武家屋敷」
「私の家は確かに武家屋敷屋敷だけど、苗字は更識よ!」
「失礼噛みました」
「違うわざとよ」
「かみまみた!」
「わざとじゃない!?」
「カミングアウトしろよ」
「何を!?」
「家のことを」
更識会長とミューゼルのコントが続きそうなので、もう一人の転校生を紹介しよう。
~回想~
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。ドイツでシュヴァルツェ・ハーゼの隊長をしている。父と副隊長の影響で日本文化が好きだ。よろしく頼む」
ラウラが着た。性格が軟化しており、隊長の雰囲気が出ていない。
俺のところに着た。原作通りぶたれるのか?
バシッと机を置かれた。よく見ると、果たし状と書かれた手紙があった。
「織斑秋二、貴様に決闘を申し込む!放課後、第四アリーナで待つ」
~回想終了~
それで放課後。
デュノア兄妹の暴露更識会長とミューゼルのコントで時間が潰れていたが、ボーデヴィッヒが現れたのでカタパルトにセットした。
「織斑秋二、白式出る!」
アリーナの中心に黒いIS、シュヴァルツェア・レーゲンに乗るボーデヴィッヒが立って、プライベートチャンネルを出してきた。
「来たか織斑秋二」
「果たし状の内容はなんだよ?」
「見ていないのか?」
「『織斑秋二、貴様に決闘を申し込む』しか書かれていないが?」
「ふん、まあいい。理由は織斑先生否、織斑教官を再びドイツで働いてもらうため、教官の弟である貴様に挑めば我がドイツのIS科学は世界一と言わせることが出きるからな」
「ごめん、理解できない」
「教官は日本のIS技術と科学は合わない。だから、我がドイツに向かいいれるわけだ」
「つまり、日本文化は好きだが、日本のIS技術と科学は好きになれないので、日本のISである白式対シュヴァルツェア・レーゲンを戦わせて勝てば引抜き、負ければ諦めると言うわけか」
「貴様はSFの塊と聞いたからな」
「サイエンスフィクション?」
「否、ストリートファイター」
「俺そんな呼び名になっている!?」
「他には李氏の再来(鳳)、百八煩悩(紺野妹)、島風(ミューゼル)など」
「……因みに誰が言っていた?」
「新聞部だが?」
「……委員長、後でO☆HS☆NA☆SHIですよ」
『えー、それでは織斑秋二VSラウラ・ボーデヴィッヒの模擬戦闘を行います』
お互い武器を構え、スタートの合図を待つ。
『3』
「本当に武器を構えないのだな」
『2』
「俺のことを調べてきたんだな」
『1、始め!』
右肩にあるレールカノンを3発撃つが、秋二は余裕でかわした。秋二は輪月、輪月・棘を放つが、プラズマ手刀で斬る。
ワイヤーブレードで四方を攻めてみるが、綺麗に手刀で斬られた。輪月、乱月の混合技で攻めてみたら、ワイヤーブレードを円を描くようにして、それを防ぎつつ、プラズマ手刀で斬る。
「ふん!」
クラウチングスタートの体制で月兎を出そうとしたら、ボーデヴィッヒは避けないで構えている。
秋二は一応用心して、月兎を出す。
「!?」
嫌な予感がした。出てから気づいた。それは注意しないといけないほど目には見えない透明な何かがボーデヴィッヒの手から出ていた。しかし、勢いは止まらない、なら!
「駆燕!」
一気に曲げた。そのままボーデヴィッヒの後ろに行き、
「甘いな」
突如、俺は止められた。あと一歩のなのに、破れなかったか。
「AICか」
「どうする降参するか?」
「まさかと言いたいが、そうする。だけど、今度こそ破るぜ」
「かかってこい」
こうして、ボーデヴィッヒとの果たし合いは終わった。因みにお互い僅なダメージと運動エネルギーしかエネルギーしか消費しなかった。
sideボーデヴィッヒ
さすがと言ったところか。今のIS戦では白兵戦は無用のものと言われている。(一部例外はいる)しかし、ヤツは己が鍛えた武術と短いながらも覚えたIS戦闘の基本と応用を使い私を攻めに着た。
最後はリタイアしたが、この際教官のことは三年間だけ保留して改めて決着をつけるとするか。
夕食を食べに食堂へ向かっているとなにやら騒がしいな。
「秋二貴様なぜ言わなかった!」
「だって年若い男女の相部屋は駄目だろ?」
「そうゆうことではない!私とは嫌なのか!」
「うん」
「っ!?バカ者!もう知らない!」
篠乃之箒だな。織斑め、女を泣かせるのは些かどうかしているな。こっちに着たが、私に止める資格はない。
「織斑」
「ボーデヴィッヒか、飯か?」
「ああ。先程のはダメだ」
「そういってもな、アイツは幼馴染だとか私と付き合えとか無理強いをしてくるから嫌だ」
「だけど」
「暴力を振るわれてでも?」
「どうゆうことだ?」
「お前が来る前に木刀でやられたり、無理やり剣道をやらされたりと」
「それは」
「それでも優しくと言われても、もう無理だ。ま、この話は忘れて飯食べよう」
どうやら少し聞かないといけないな。織斑と篠乃之の関係を。