家族とは、婚姻によって結びつけられている夫婦、およびその夫婦と血縁関係のある人々で、ひとつのまとまりを形成した集団のこと。夫婦、血縁、親族、人間関係などある。単一家族や核家族、劇場家族などがある。
と、某辞典から見た物だが、俺からしたら俺が家族と思う者が家族だと思う。稲妻しかいないけど。だから、大事だ。親として当たり前の感情だ。
さて、俺が見ている家族たちの話になる。
龍間簪。前にも話したけど元の家族とは縁を切った。正式な縁切りはしていない。
まだ、家族として迎えてくれたクロノさんには感謝しきれない恩がある。だけど、この人たちはこう言ってきた。
「簪お前の家族は俺たちだ」今さら家族顔するな!どれだけ傷付いたのかわかる!?唯一信じていた人たちに裏切られた気持ちも知らないで!
「戻ってきてこの人たちはあなたを不幸にするわ」そっちこそ何言っているのよ!一夏さんたちを悪く言うな!あんたらに言うわそんなの!
「ねえ、簪ちゃん戻りたくないんだよね?」
宇宙お姉ちゃんはわかっている。私の気持ちを理解して。だから、言う。
「うん。あなたたちとは今後一切関わりたくないのでこないでください」
刃いえ、楯無は息を吐いて発した。
「……この方法はしたくなかったが、殺れ」
天上、扉からマスカレードドーパントが出てきて、私たちを囲んだ。
楯無はロストドライバーを着けてメモリを出した。
「変身」
〈Scull!〉
骸骨をモチーフにした戦士、仮面ライダースカルと言うかな。
「まあ、わかっていたし」
一夏さんは黒塗りのナイフを構えて、
「そうだよな、けどまあ」
一枚のカードをディロードライバーにセットして、
「こんなにいるし、久しぶり喰うか」
「そうだねお兄ちゃん」
「早く出しなさいよこのバカ兄!」
氷華ちゃんと焔ちゃんを出て、二人の頭を撫でる弾さん。
「簪俺の後ろに」
戦極ドライバーを着けて、フィフティーンロックシードを構えて、
「殺れ!」
「「変身」」
〈カメンライドディロード!〉
〈フィフティーン!ロック・オン!〉
楯無と数馬さん、イザナギの声で乱戦が始まった。
一夏さんが持ち前のスピードでマスカレードドーパントたちの間に入りながら切りつける。さらに投げナイフを付けたピアノ線を飛ばして、一体のマスカレードドーパントに巻き付け、首を落とす。
後ろから殴ってくるマスカレードドーパントたちが殴る寸前で止まった瞬間、体がバラバラになった。
これがギルドナイトの実力。
弾さんは人間とは思えない太い腕でマスカレードドーパントたちを殴り吹っ飛ばす。
氷華ちゃんはシルバーカラーのバスターソードを振り回して、自分の周囲にこさせないようにして、焔ちゃんの赤いスナイパーで氷華ちゃんの周囲のマスカレードドーパントたちを撃っていく。
「よっと」
焔ちゃんを殴ろうとしたマスカレードドーパントは弾さんが飛ばした炎で焼かれた。
「危ないじゃない!」
「はいはい、文句は後で聞くから」
フェンリル極東支部遊撃部隊の実力。
「ハッ!」
ディロードに変身した数馬さんは一体一体確実に倒していく。一発が重いパンチとキックでつぎつぎと撃破していく。
フィフティーンに変身したイザナギは黄泉丸と無双セイバーの二刀流で切りつけていく。袈裟斬りや右横凪ぎ、無双セイバーをガンモードにして牽制していく。
これが仮面ライダーの実力。
「強い、強すぎる」
「楯無様私にIS使用の許可を」
「ダメだ」
「どうしてですか!?」
「室内では動きにくいし、それに使えないだろ」
「っ!?……わかりました」
「話は終わったか?」
「ふん。今日のところは見逃す。だが、簪運命には逃げられない」
「どうゆうこと?」
「いくぞ!」
楯無が去っていき、宇宙お姉ちゃんが残っていた。
「何をしている!」
「待ってください」
「行くぞ!」
「宇宙お姉ちゃん!」
あの男お姉ちゃんを無理矢理連れていくき!?
「あー、すまないが彼女にはあんたらが出ていくまでの人質になってもらう」
無理矢理連れていこうとされていた宇宙お姉ちゃんを一夏さんが引き戻した。
「返せ!」
「返してほしければ去れ」
「いいから返せ!」
腰からスカルマグナムを出し撃ってきたが、一夏さんは持っている黒塗りのナイフで弾いた。場の雰囲気が重くなった。
「貴様、王の意見に反故するとはいい度胸だ」
「っ!?」
さっきより重いプレッシャーがこの場を支配する。
楯無は後退りながら、消えていった。
そんなこと知らないのは顔を赤くしたまま気絶している宇宙お姉ちゃんだけ。
「一夏、彼女をうちに連れていけ」
「そうするよ」
一夏さんは宇宙お姉ちゃんをお姫様抱っこしながら帰っていった。
「さてと、店を汚してしまったな掃除してから帰るから」
「はい」
掃除しながら私は楯無に言われた『運命には逃げられない』この意味がわからない。意味がわからないわけではない。また襲ってくると言う意味だけど、違う気がする。何かが来ると言う意味にも聞こえた。
その帰り道、イザナギと一緒に帰りながら話そうと思う。
「お嬢さんトイレはどこか知っているかい?」
さっきいなかった四十代後半の男が話しかけてきた。「わからないです」
「そうかい。ならお邪魔したね。お帰り
「え?……ええ!?ここどこ!?」
店の廊下から薄暗い部屋に変わっていた。
「ごめんね」
男の人が私の首に電流を流してしまったため気絶してしまった。