Sideイザナギ
ザナドゥ社一階のフロア。敵は誰もいなく、薄暗い照明しかついていなかった。
十五階建ての会社内部としては最新のビル造りと同じに見える。
「階段で行くのがいいが、敵さんにバレるぜ」
「なら、ここからは別れていくのがいいな。俺と弾は一階から七階、イザナギと一夏は八階から上を頼む」
「ご武運を」
「高校生が難しい言葉を使うな」
「そうだそうだ。気楽にそして、素早く親玉と簪を見つけだそうぜ」
「はい」
俺と一夏さんは上に登りながら、各部屋を潰していった。敵はいなく、人もいない。怪しさ満点でとうとう十五階についた。
社長室、その部屋の前に立っていた。
「さてと、こっちが親玉らしき部屋を見つけてしまったが、問題はないな」
「たしかに、親玉を潰せば簪は見つかりますしね」
扉を開けると、椅子に座っている男とその側に立っている男がいた。
「こうして会うのは初めてだね。私の名前は彰彦。このザナドゥ社の社長だ。ここにいる男は私の右腕のカイナだ」
「どーも、そして、簪はどこだ?」
「教えてほしければ、交換と行こうじゃないか」
「交換?バカバカしい。お前らの誘拐はそもそもの原因だろ?」
「しかし、不法侵入に器物破損をしている者たちとは違うかな?」
「人権無視しているのにな?」
「何を言っているトカゲが?」
「ゲス野郎が?」
なんで、一夏さんが怒っているんだ!?
俺とカイナって人が空気過ぎるだろ!?
「「てめぇ、表に出ろぉぉぉぉぉ!」」
窓割って外に出ていったよ!?
「さてこちらもやりますか」
〈Gentleman!〉
ジェントルマンと発音したメモリを腕に指して、黒いシルクハット、スラッとした体型のドーパント、ジェントルマンドーパントになった。
〈レモンエナジー!ロック・オン!~!ジンバーレモン!ハハア~!〉
レモンエナジーを取り出し、ジンバーレモンになった。
Side一夏
「貴様、本当に人間か?」
「君に言われたくないね」
腹が立つ。こいつにあって初めて抱いた感想だ。人間をやめた俺が言うのはなんだが、俺と同類何じゃねぇのか?と言うか、十五階から落ちてきて人間やめているのは当たり前か。
「まあいい。君は死ぬのだから。変……身」
〈ブラッドザクロアームズ!狂い咲・サクリファイス!ブラットオレンジアームズ!邪ノ道!オンステージ!〉
ソニックアローに類似した弓型武器とブラットオレンジ色をしたオレンジの断面に似た刀を装備していたやつがいた。桜色をした剣盾型の武器、ディア・ロゼッタと装飾がされていない素朴なナイフを口にくわえて構えた。
「さあ、やろうじゃないか」
「そうだ……な!」
やつの武器と俺の武器が鍔摺り合う。
SideNo
七階まで探索した数馬と弾は再び一階に来ていた。
「見つからない」
「けど、いるんだけどな。反応はするし」
「反応?」
「そこにいるようでいない。まるで……
「なるほどそうゆうことか。さすが、悪の組織だな」
数馬はカードを引き抜き、ディロードライバーにセットした。
〈アタックライドイマジンブレイク!〉
黒と青が纏った右手を床に殴りつけた。
次の瞬間、ガラスが割れた音があたりを響かせる。
「見つけた!うおぉぉぉ!」
簪を見つけた弾が腕が化け物ような腕に変えて、床を殴った。殴ったところから半径2メートルが穴が空き、そこから下まで衝撃が貫通されていた。
二人は頷き合い、降りて行った。
そこにいたのは謎の機械に繋がれた簪の姿だった。その近くにいたのは西洋甲冑を纏ったロボットと両腕が肥大化している獣人型の怪人。
「こりゃあ、ロイミュードとB.O.Wかよ」
「ちょっと待て。最初はわかる。なんで他作品の化け物らしきやつがいるんだ⁉」
「異世界からサンプルを連れてきたんだろ?だいたい、並行世界があるんだし当たり前だろ?」
『ギャオオオン!』
『侵入者発見。これより排除を開始する』
「俺はロイミュードをやる。弾はB.O.Wをやれ」
「へいへい」
両腕を広げて威嚇するB.O.W、銃剣を持ち排除しようとするロイミュード、中腰になり左腕を曲げて構える数馬、バスターブレード真竜大剣真と幻影を構える弾。
落ちてきた小石の音で戦いが始まった。
Side一夏
やつと戦い始めて初撃は与えることを成功した。偽ソニックアローと大橙丸を盾で受け止めて蹴り返した。剣で袈裟斬りで斬って斬り返し、回転斬りを食らわせる。腰を引き戻し盾に剣を収めて、チャージする。そこから火が噴出してきたのを確認して、やつに抜刀する。横一文字に火が噴出しさらに奥へ飛ばす。
殺し慣れている俺でもライダーと戦うのはこれで二回目だ。言わずとも初めては数馬だ。
やつはまだ使い慣れていないと俺はそう感じている。
「やるね」
「…………」
「仕事人気質かな?」
「…………」
「まあいい。そろそろ本気出そうかな」
本気か。まあ、いいだろ。さっさと、倒してしまって帰って仕込みをしないとな。
やつはロックシードを抜き、フィフティーンロックシードに似たのをセットした。
〈魔蛇アームズ……邪ノ道は蛇……!〉
フィフティーンに類似したライダーに変わった。
「これが真の姿、竜王ってやつさ」
「…………」
「こんなネタをやったのにさみしいな。ポロローン」
「…………」
むかついた。盾に剣を収めて、もう一回抜刀をする構えになった。
最大瞬発力で間合いを詰め、斬る!
「そんなのは効かないよ」
武器を持っていない左手で受け止められた。だが、それは計算のうちだ。
盾でやつの腹を殴った。それによりやつはふっ飛ばされた。
盾に剣を収め、背負い、ナイフを二本持ち、やつの元へ歩いて行った。
無双セイバーと黄泉丸の二刀流でこちらに向かってきた。
俺はナイフを二本投げて、やつは無双セイバーで弾く。
やつは戦極ドライバーのブレードを三回倒した。
〈魔蛇スパーキング!〉
黒いオーラを宿した武器で斬り付ける。上に飛んで躱し、ナイフを投擲する。斬り上げられた二刀を剣と盾で防ぎ、投げ捨てる。そして、やつへ向かって走る。
〈魔蛇スカッシュ!〉
黒いオーラを宿した右パンチを躱し、やつの背後に回る。そして、手を上に引くと三本のナイフが俺の手元に戻り、やつの動きを止める。
「何をした?」
「動きを止めた。これでも怒りは抑えているほうでな」
「……糸か」
器用に戦極ドライバーを糸で外し、変身を解除し、さらに首を絞める。
「お前殺しなれているな」
「御託はいい。質問だ」
さらに首を絞める俺は質問をした。
「ベルトの入手経路、簪を使い何をやろうとしている?」
「ベルトはわかるだろ?」
「組織か」
「更識簪は「龍間だ」龍間簪は体の中に果実を持っている」
「果実?」
「ああ、その果実は世界を変えることができるほどの力を持っている。そいつを使い「もういい」」
首を絞めてやつの息の根を止め、首を胴体と別れさせる。
「貴様は死んでも問題ないよな。俺から家族を攫っていったんだからな」