Side一夏
IS学園の教師に砂場を退避された。何でも、事故が発生したらしい。急遽、店仕舞いすることになった。
そう言えば、クロノさん急遽これなくなったと言っていたけど、仕事か?
「一夏さん冷蔵庫の中身終わりました」
「ありがとう。帰るのは明日以降になるけど」
「大丈夫ですよ。クロノさんが迎えに来ると言っていたので」
そうなのか。まあ、元気にはなったからいいか。
「あれは何?」
簪が空に指を指していたので見てみたら、ISがこちらにめがけて飛んできた。そのまま、砂浜に着陸し解除されると元兄と掃除道具、見知らぬ少女が二人砂埃を巻きながら地べたに倒れた。
「おい、大丈夫か?」
「私たちより彼を!」
「簪は救急箱を、歩けるか?」
「大丈夫ですわ。それよりも秋二さんを!」
「わかった」
いくら恨みを持っていても、目の前で死にかけている奴を見ていると助けるもんだな。たとえ、ムカついた相手でも。
目立った外傷は擦り傷や打撲ぐらいだな。まずは消毒からだ!
久しぶりのキンクリ!
全員の応急処置を終え、ゆっくりしようとした時外からIS学園の先生が現れた。と言うか、元姉だった。
「あなたは海の家の店員さん。すみません、ここまでしてもらって」
「いえ、問題ないですよ。ですが、まだ、半端も行かない子たちを送って、そして怪我もさせるとか教師として人として失格ですね」
「っ!反省するしかありません」
いや、知らない人にこんなこと言うなんて、YU・E・THUだ。そうだ、イタズラするか。
「そんなんだから、大切な弟たちを救えないんですよ」
「あなたに、何がわかるのですか!?」
「おいおい、図星だからと言って怒るなよ。それよりもけが人がいるんだろ?運ぶぞ?」
いやぁー、こんなに悔しい元姉を見ると、なんだかゾクゾクするな。あれだな、激辛麻婆を食べた人に激辛のご飯に熱くて辛いお茶を飲ませたぐらいの、そう気持ちが昂る。イタズラと違った感じ、正しく愉悦だな。
旅館に元兄を運び終えて、帰ろうとした。
そこへ一人のIS生徒がきた。
「お、織斑は、織斑は大丈夫ですか⁉」
「目は覚ましていないが、医者がくればわかるんじゃない?」
「そ、そうですよね。ありがとうございます助けてくれて」
「目の前にいたからな。すぐに病院はいけないと思ったからな」
「千沙さんどうしました?」
先ほどの生徒がやって来た。
「今、お礼言ったところだよアルマ」
「そうでしたか。私も、先ほどは助けてもらいありがとうございました」
「気にしないでくれ。俺は戻るから」
そう言ってその場から出ていった。旅館を出るとき、バチンッと叩く音が聞こえた。
SideOut
Side千沙
たまたまだった。織斑が運び込まれたのは。急に隠れたのでわからなかったが、大怪我を負ったんだろう。すぐに行きたかった。だけど、場所がわからなくて、諦めていたら片目を髪で隠した人にあった。
「お、織斑は、織斑は大丈夫ですか!?」
見知らぬ人に聞いてしまった。いくら、運んでくれた人でも失礼な言い方をしてしまった。けど、その人は笑いながら言ってきた
「目は覚ましていないが、医者が来ればわかるんじゃない?」
無責任な言い方なのだが、なぜか安心してしまった。それにホッとした自分がいた。わからないけど、無意識だった。本能的に身を委ねたわけではない。
「そ、そうですよね。ありがとうございます助けてもらい」
「目の前にいたからな。すぐに病院にはいけないと思ったからな」
「千沙さんどうしました?」
そこへアルマがやって来た。
「今、お礼を言ったところだよアルマ」
「そうでしたか。私も、先ほどは助けてもらいありがとうございました」
「気にしないでくれ。俺は戻るから」
男の人は行ってしまった。私も部屋に戻ろうとしたとき、そこへ篠ノ乃がやって来た。頬に大きな絆創膏を着けていた。そして、怒っていた。
無視して戻るとしたが、アルマの顔が怒っていた。わからなかったが、篠ノ乃が何かしたのだろう。
「おい!秋二はどこだ?」
「知りませんよ。私も大広間でにいましたから。それよりも出歩いていていいのですか?」
「どう言うことだ?何かしたのか私は?」
「白を切るのですか?無断出撃したあげく作戦の失敗を起こしたのに」
それを聞いたとき、私の中疑問が浮かんできた。
そんなことを知らずに話が進んでいく。
「お前らがモタモタしていたのが悪いだろ!最初から私と秋二が出ていれば終わっていただろ!」
「あなたが出ていても終わるとは思えません。それに素人がすぐに使いこなせるわけがないでしょう。だから、秋二さんはあえてキツい言葉であなたを下がらせたのですよ」
「そんなことされても、私はできる!」
「だとしたら、彼を探さなかったのですか!」
「あ、あの時は秋二が!」
「さっきから秋二秋二言って、秋二さんのことしか言ってないですか!私はいいにしろ、セシリアや今行方不明になっているキセツさんのことはどうなのですか⁉」
ミューゼルが行方不明って、それにさっきから疑問に思っているけど、とりあえず聞くことができた。
「アルマ、篠ノ乃は人を見殺しにしたの?」
「み、見殺しって⁉ですが、言うなら彼女は邪魔しただけです」
「お、お前たちが手こずっていたから⁉」
バチンッと篠ノ乃の頬を叩いた。
「あんた、自分が何をしたのかわかる?あんたは下手すれば死んでいたわよ。何か言いたそうだけど、あんたがやったことは自分のみならず、その場にいた仲間だって殺していたのよ。
現に織斑やミューゼルがそんな状態よ。わかる?あんたは手助けどころが、迷惑をかけたのよ。
もし、その場に無関係な船や飛行機等がいたら、その人たちまで死んでいたのよ。あんたは、篠ノ乃博士のせいで苦しむ可愛そうな人から一般人を殺した殺人半にもなっていたのよ」
篠ノ乃が絶望の顔をしていたが、すぐさまその場から消えていった。
「千紗さん」
「アルマ、ミューゼルの捜索活動があるなら私も誘って、一応候補生だから戦闘はできなくてもそれぐらいわするわ」
「言っておきますわ」
「ありがとう」
絶対に目を覚まして織斑。
SideOut
ここはどこなんだ?俺はそうだ、負けたんだ。けど、死後の世界か?
「違いますよ。ここは私の中ですよ私の
白い少女が目の前にいた。