とある人外共の生き様   作:葵・Rain

85 / 116
巨人起動/夏のMaliceFight パート9

 Side進太郎

 本部から緊急の命令が入った。今回はタツミとユウキを現場に向かわせろと命令をもらってしまった。抗議をしたが、今すぐ出れる者がいないと言われた。しかたなく、俺は急いで二人に連絡を入れた。

 

「すまないが、緊急事態だ。小笠原沖に謎の物体が浮上してきた。内部に隊員が三人いる、救出作戦に参加してくれ。なお、こちらからもそちらも大変なことが起きているのは重々承知だ。頼めるか?」

『了解。こちらも補給が終わり次第向かう』

「了解。場所をインクルシオと紫に転送した。現地で集合」

『了解』

 

 トライドロンを動かして、すぐさま向かった。安全な道を検索して、法廷速度を無視した速度で現場に向かった。

 さて、運転しながらこのトライドロンの性能を説明しよう。

 トライドロンは四つの形態を持っている。

 一つ目は基本形態、メインカラーはレッドのスポーツカー、タイプスピードと呼んでいる。

 二つ目は悪路走行形態、メインカラーはブラックの4WD車、タイプワイルドと呼んでいる。

 三つ目が特殊車両形態、メインカラーは黄緑の作業車、タイプテクニックと呼んでいる。

 四つ目が今回の目玉。ブースタートライドロンを!赤と青のレーシングカート、通称ライドブースターが合体することで飛行能力を得る。だが、ワイルドとテクニックと違い、変形機能はない。どうやってライドブースターを使うのか、それはバスターカードを使うことだ!この際だ、バスターカードについても説明しよう。

 バスターカードとは、スパークドールズになっている怪獣達の力をカードに入れて使うカード。バスターガンやフォースなどで使うことができる。そして、属性がある。大まかに六つ、火、水、土、風、光、闇だ。エレキングを例にすると、雷属性でバスターガンに使うと電撃弾になる。だが、怪獣の個性を忠実に入れているため、攻撃方法が変わってしまう場合もある。例として挙げるならばベロクロンだ。こいつは火属性なのだが、攻撃がミサイルなので攻撃方法がミサイルになってしまう。

 さて、本題にでも入ろうか。ベロクロンの攻撃方法を見てもしかしたらと、武器をカードにして戦えないかといたった。ISの拡張領域を観察し、その技術をバスターカードにした結果できたのがライドブースターなのだ。試験運転もすませていたのでこうやって使える。

 そろそろ小笠原諸島の島、弟島についた。ライドブースターをしまい、空を見上げると白と紫色の機体が浜辺に到着した。

 

「父さん来たよ!」

「待っていたぞ二人とも。さっそくだが、現状を説明しよう。小笠原沖に出現した謎の物体は海底遺跡だ。そして、その内部にアリマ、タカハシ、草薙がいる。三人の救助をしてもらうため内部に侵入してもらう。俺はナビゲーターとしてここで待機する。時期に応援が来る。いけるな?」

「もちろんだよ」

「父さん、もし通信が聞かなくなった場合どうすればいい?」

「各自の判断に任せる。タツミお前がリーダーで進めろ。三人を救出したら脱出。一応、小型酸素ボンベを五つ持て。質問は?ないなら、エネルギー回復しだい、開始だ」

「「了解!」」

 

 SideOut

 

 Sideアリタ

「我の下で働けば、好待遇。例えば、世界の半分はくれてやる」

 

 まさか、竜依頼のボスの台詞が出るとは思わなかった。

 

「どうした?そうかそうか、では、土日休みで残業なし、幹部クラスで入り、おやつありでどうだ?」

 

 すげぇ、いいな。そこに遅刻あり早退あり、昼寝有りもあればいいのに。だけど……。

 

「どうだ?なんなら、体験もあるぞ?」

「本当なんだな?」

「ああ。どうD「だが、断る」何!?」

「この有田隼人が好きな事のひとつ、自分で強いと思っているやつに『NO』と断ってやる事だ」

「先輩」

「アリタさん」

「どうした?」

「ふはははは、いいだろう。では、やれ」

 

 俺たちを囲んでいた石膏人間が襲いかかってきた。バスターガンを構えて、近いやつの頭部を撃つ。後ろから襲ってきたやつを背負い投げで投げる。そして、撃つ。打撃系は効かないと考え、やってみたがよかった。

 タカハシはライフルに変えたバスターガンで遠近関係なく撃っていく。

 んで、草薙なんだが、一人で無双している。石膏人間も俺たちより草薙に行っているし。殴る、蹴る、投げる、流す、返すといった武術の達人顔負けの攻撃をしている。殴るれば胴体が砕け、蹴れば体が半分に分かれ、投げれば全身が粉砕し、流すと何故か自ら頭が無くなり、返すと仲間を巻き込みながら仲間ごと壊れていく。

 

「こいつ人間?」

「お前人間じゃねえ!?」

「お、お前が言うな!」

 

 全くその通りだ。草薙が全て倒したお陰でこいつと向き合っているのだが、不気味な笑い声を上げながら喋りだした。

 

「まあいい。貴様らには見せないといけないな。我の本当の姿を!」

 

 やつは消えた。目の前にいたのはホログラムらしい。すると、遺跡が動き出した。

 

「ここを離れるぞ!」

「「了解!」」

 

 だが、突然岩が落ちてきたため、逃げ道を失った。絶体絶命のピンチの時、壁から白と紫色の機体が出てきた。

 

「救出に来ました!」

「ありがとう!」

 

 俺たちは助けに来たタツミとユウキとともに遺跡を脱出した。そこで見たのは、石の巨人だった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。