戦兎を響で、万丈をクリスにしたらどうかな?
みーたんは未来固定だな。
Side秋二
「違いますよ。ここは私の中ですよ私の
目の前の少女に私の中と言われ、操縦者と呼ばれた。
「白式なのか?」
「はい。あなたに問います」
「いきなりだな」
「あなたは力を望みますか?」
力か。正直、今はいらない。どんな力なのかがわからないから。
「いらないよ。力なんて」
「どうして?」
「逆に聞くけど、力って何かな?」
「私の?」
「それもあるけど、世間一般的にだ。俺は筋力的な力はあるし、精神的な力もある。そして、暴力的な力もある。権力や財力、社会的、組織的、色々あるけど君は俺にどんな力を与えたいの?」
「私は……」
「わからないよね。けどさ、力って人によっては不要なものの場合がある。俺が思う力は、ここだ」
胸を叩きながら、答えた。己の後悔と共に言い出した。
「心だ。精神的な力じゃない。別の言い方なら心の強さ。俺の過去話になるけど、俺は転生者で、この体に入った憑依者。高校に入る前はクズだった」
白式は驚いた。白式には優しいとか見られていたのだろう。
「ことの始まりは、昔の家が火事でこの体の本来の主が死んだのと共にこの中に入ったのが始まり。俺の世界ではISは空想の産物で、主人公は織斑一夏、俺の弟なんだ。一夏の周りは女性が多くいて全員好意を持っている所謂ハーレムってやつさ。その座を俺がいたいと願い、死んだとき神様に会って、織斑一夏の才能の剥奪、織斑の血統と篠ノ乃束並の頭脳を欲した。当然叶えてくれた。そして、前の話しの通りこの体に憑依したわけ。
俺の一夏は犬猿と言っても過言ではない位喧嘩した。その時、大きな転機が訪れた。それが第二回モンド・グロッソ。その時、一夏を殺したのと同然の行いをしてしまった。その時は後悔なんてものはしなかった。
中学に入ってからだ。後悔したのは、俺の一つ上に女の先輩がいたんだ。当時、俺は反抗期とは違うけど荒れていた。なんかやる気が沸かなくて、煮えきれない何かが心の中で埋めいていた。先輩はそんな俺の側にいてくれた。だけど、俺はそれを鬱陶しくて無視していたんだ。そんなこんなで一年なる頃、友達が転校したとともに先輩は死んだ。全員は自殺って言っていたけど、交通事故らしい。又聞きだしな。その時俺は先輩に恋って言うものをしていたみたいだ。あとは祭りだ。全ての後悔がのし掛かってきて、一ヶ月くらい家に塞ぎ混んでしまった。
そして、俺は後悔を背負うことにした。これはエゴでしかないけど、死んだ人たちにお詫びを出来るならって。
これが俺の過去」
白式は俺の頬を叩いた。当たり前だな。そして、拳骨もおりてきた。
「痛って!?誰だ殴ったの、は……白騎士?」
白騎士は頷きながら、剣を向けてきた。
「貴様は後悔はないのだな?」
「話聞いていたか。後悔はあるって言ったぜ。その後悔を背負うっては喋った。そして白式、答えは見つかったか?」
「私は……わからない。力も強さもわからない。だから、教えて」
「教えない。俺は自力で見つけた。そして、白騎士もあるんだろ?」
「ああ。操縦者と黒龍とともに見つけた」
白式は俯いた。俺は撫でながら、こう言った。
「一緒に探さないか?白式だけの力を」
「うん!」
空間が砕ける。そこに見えたのは、水の上に青い空が写っている空間。
「織斑秋二と白式、二人はこれで一つ目のステージを登りました。織斑秋二あなたは白式を十全に扱い愛情を持って歩み、白式は織斑秋二を支え、手となり足となり、翼となって歩んでください。二人とも目覚めの時です」
「ああ」
「はい!」
意識が遠退くとともに、目覚めようとしていた。
SideOut
Sideキセツ
黒い空間。俺はそこに漂っていた。自分の姿は見えていることは暗いわけじゃないだろう。
俺は死んだのか?そんなわけないか。死んだなら、もっとあの世らしい明るかったり、川が流れていたり、バス停があったりするはず。
「夢か」
「合っているようで違うんだけど」
後ろから声が聞こえた。振り向くとそこに白髪の少年が立っていた。
「誰だ?」
「誰と言われても、僕はウインド・ラビット。お母さんからベルと呼ばれている」
「ウインド・ラビット、だと」
「驚くよね。だけど、キセツ、君には聞きたいことがある。君はシルバリオ・ゴスペルを、ナターシャ・ファイルスを助けたい?」
「当たり前だ。生身でも行くぞ」
「そう。うん、わかっている。だけどね、他の人に任せればいい。考えてほしい。力がない君はどうやって戦うの?」
確かにそうだ。俺には、秋二のような力もない。ISだって壊れている。どうやって、助ければいいのか。そうか!そうだよな。一人で戦うといっている訳じゃない。
「助けを借りればいい。他の人に任せるじゃなくて、助けを借りてその人と共に行く」
「そうなんだね。うん、足手まといになるかもしれないよ?」
「ならないようにすればいい」
「その人に迷惑かけるかもしれないよ?」
「掛けないように動けばいい」
「そう。なら、その人が殺してしまった場合はどうする?」
「それは、その時はその時だ」
「明確な答えはないね。だけど、気に入った。正式に僕の操縦者として認めてあげるよ」
認めてあげる?どういうことだ?
「僕は、普通のコアとは違い、異常な力を有していて、並みの操縦者だと扱いきれない。君は肉体とかが並みの人より優れているから、僕の質問で答え次第で一部の能力の解放をしたんだ。君は合格だ。だから受け取って欲しい。僕の一つ目の力を」
「力?どんな力なんだ?」
「風」
「風?」
「そう、風さ。今から使い方を伝授する。今から一時間で会得させるよ」
そう言うと、右腕に白い籠手が現れた。左手には黄緑色のトンファーが現れた。
「僕は厳しいよ。その力は使い方次第で地球を壊すことも出来るから。行くよ!」
「ああ、来い!」
SideOut