とある人外共の生き様   作:葵・Rain

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赤い弾丸/夏のMaliceFight パート12

 Side進太郎

 タツミとユウキが三人をつれて巨人の内部から出て来た。俺はその近くにより怪我がないか確認し始めた。するとアリタが話してきた。

 

「本部は?」

「たった今、ブルーフレイムとIS部隊が来るそうだ。着き次第、一号に乗れとのことだ。ここからは俺の指示だが、タツミとユウキは島周辺の海域にいる漁船に避難勧告、三人はこの島の住民の避難を。俺は石巨人の監視及び解析をする」

「「「「「了解!」」」」」

 

 トライドロンに乗り、石巨人クレイトへ向かった。トライドロンに内蔵されているレーダーで内部をスキャンした。

 その内部はまるで迷路のような構造をしていた。弱点になりそうなところは……あった。人でいう心臓に当たるところに何やら高エネルギー反応があった。ISで壊れたということは脆いはず。そこをつけば倒せるはず、はずなんだがこの異常な修復速度は何だ!?

 

『どうやら高エネルギー反応があるところにコアとなるものがあるのだろう』

「そこへ一撃がデカい攻撃もしくは内部へ通す攻撃か」

 

 トライドロンへ通信してきたブルーフレイム一号。俺はあるカードをきることにした。

 

『こちらアリタ、たった今、一号へ乗車』

「了解。ブルーフレイム、IS部隊へ連絡する。二号機はゼットンのカードを使用し石巨人クレイトへ攻撃せよ。その他はクレイトを引きつけろ」

『『『『『『『『『了解』』』』』』』』』

 

 二号は上空1000メートルで待機し、ゼットンの攻撃を溜めている。

 ゼットン。この怪獣からカードへ送った能力は相当なものだった。並みの攻撃では壊すことができない強力なバリア。距離は短いがそれでも一瞬で移動することができる瞬間移動。そして、地域いや国をも破壊すことができる一兆度の火球。怪獣としては強力な一体。それを扱うことは本当に緊急事態のみ。それが今だ。

 

『発射準備完了!』

「よし、全員撤退!」

 

 二号が上空から急降下し、クレイトの胴体へゼットンの火球を撃ちこんだ。

 あたり一面に衝撃と爆発音が響き渡る。煙っていて見えないが、倒したと思った。だが、そこにいたのは赤い球体。破壊はできなかった。ただその事実だけで判断遅れてしまい、あたり一面輝くとそこにいたのは一瞬で修復したクレイトだった。

 クレイトは目の前にいる二号へ向けて殴り始めた。難なく躱すが、突如攻撃方法を変え、石を撃ってきた。突然のことだったためかわすことができなく攻撃に当たってしまった。

 

「フォース!」

『いくぞ!』

 

 フォースレットからソフビ人形サイズのフォースを掴み、先端と足裏にあるマークへを合わせた。

 

[フォース!フュージョンアップ!]

「フォース!」

 

 カードからベターロッドを取り出しクレイトへ殴った。

 

『ディハッ!?』

 

 あまりもの硬さにロッドを持っていた手が痺れてしまい離してしまった。その隙にクレイトから殴られてた。石でできた拳はそれだけで武器にも鎧にもなる。俺は体をくの字に曲げてしまい、背中から手痛い一撃をもらった。ウルトラマンの体だとしてもあまりにも強い一撃で一瞬気絶しかけた。

 ブルーフレイム一号からクレイトへ攻撃していた。

 おれはその隙に後ろに下がり、近接に特化したエッジにフォームチェンジした。変わったエッジブレードにゴモラの力を付与した。

 

『ディオッ!』

 

 ゴモラの能力、超振動を付与したエッジブレードで右腕を斬りつけた。だが、弾かれてしまった。クレイトからパンチが俺へ打ってきた。ブレードで防御したがそれでも防ぐことができなかった。殴られた時にブレードを飛ばしてしまった。そして、近づくクレイトへ必殺技を喰らわすことにした。

 

『ディ……オッ!』

 

 大きく飛び上がり、空中で前宙やバク宙をし、回転による攻撃力アップを図り、クレイトへ向けて回し蹴りをした。

 

「喰らえ、エッジスライサー!」

『デュオラァァ!』

 

 回し蹴りをする足に青白い刃が着いた。クレイトの胴体を切り裂いた。切り裂いたところに赤い球体が見えた。フォースラッカーを投げた。だが、あと少しの所で刺さらなかった。

 

「クソぉぉぉ!?」

 

 本当にピンチだ。どうする、ベターに戻りフォースインパクトを撃つか。

 考えている時にクレイトから岩石砲を喰らってしまった。同時にカラータイマーにも点滅が。どうする!?

 未だ動けない俺に止めを刺しに来るクレイト。やられる!?目を瞑った。…………。……あれ痛くない?どういうことだ?俺は恐る恐る目を開けると体を盾に俺を守っているガメラがいた。

 

『グオォォォン!』

 

 ガメラはクレイトを押していった。今がチャンス。俺はもう一つの力に委ねた。

 

[フォース!ガンアロー!]

 

 赤、銀のハンドガンタイプの武器が出て来た。

 それより驚いたのはガメラの体から青い光が俺に向かってきたことだ。中に入りそこには赤と銀色のウルトラマンが描かれていた。

 

「これは……」

『ウルトラマン?私もわからない。だけど使うしかないぞ!』

「ああ、いくぜ!もう一つの姿見せるぜ!」

 

 謎のウルトラマンと同じ色をしたフォースが現れたが、いつも通りにフォースレットに合わせた。

 

[フォースチェンジ!フォースガン!]

 

 フォースガンを構えた俺はクレイトへ撃った。だが、威力が低いのか大したダメージを与えていなかった。このフォームは遠距離型、遠くからの攻撃が有効だが、打撃対する攻撃が低下している気がする。ここで一発大きいのを撃ちたいがそろそろ限界だ。

 そこへ俺の傍にガメラが寄ってきた。ガメラは口に炎を溜め始めた。ガメラはここで大きい攻撃をしようと魂胆だな。なら、それに便乗させてもらう!

 

[ウルトラマンスペシウムスタンバイ!]

 

 フォースラッカーとガンアローを合わせて、ロングボウ状に変化したガンアローに青い光が溜まる。

 ガメラが口に溜めていた炎を火球として撃った。それはゼットンの火球と同じくらいに感じた。

 クレイトは三度体を破壊され、赤い球体を曝け出した。

 

「決まれ!スペシウムアロー!」

 

 青い矢が赤い球体を貫き、ひび割れしながら砕け散った。

 

『グオォォン!』

『ディユア!』

 

 俺とガメラは飛び、その場を後にした。

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