とある人外共の生き様   作:葵・Rain

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 令和初投稿はこいつからです。
 では、どうぞ!


間章 バケーションEvildoer
冥王星から使者/前編


 SideNO

 どこの誰が使っているのかわからない研究室。その中に一人の男の声をする人物がいた。その人物は壁に備えている液晶に映っている人物と話していた。

 

『第31世界への侵攻準備はどうだ?』

「はっ!今から三日後から第一侵攻を開始します」

『そうか。結果は楽しみに待っているぞ』

「はっ!御心のままに!」

 

 男は液晶に映る人物に頭を下げていた。俯きながらニヤニヤと笑っていた。液晶が切れると顔を上げ、笑いながらしゃべりだした。

 

「覚悟していろよ!裏切り者どもめ!」

 

 液晶に映っていたのはシュタイン、ツナギ、そして、黒と白の幾重模様の宇宙人の姿が映っていた。

 そして別画面にはEX-Tと凶悪な顔をしている怪獣の全体像が見えた。

 

「お前らが作った兵器と私が作った兵器どっちが強いか試そうじゃないか!」

 

 SideOut

 

 Sideシュタイン

 その日、悪夢を見てしまった。

 ウルトラマンフォースが倒される悪夢を。敵には黒い霞が纏っていてどのような姿なのかはわからなかった。しかし、あの動きは四肢を持つ怪獣だろう。似たような怪獣がいるが、そいつよりも小さいがそれでも並みの怪獣より大きい。

 それそろ話さないとな。今の二人なら話してもいいだろう。フォースのことを。

 

「おはよう」

「ああ、おはよう進太郎」

「資料のまとめはできたか?」

「ああ勿論さ。作戦立案と使用方法までやらされるとは」

「そこんところは上層部が固いからな」

 

 笑いながら話しているが、大きな問題でもある。

 その話は置いておいて。私たちは作戦室へ向かった。

 主要メンバー揃っていた。どうやら私たちが最後のようだ。

 

「集まってくれたな。では、こちらに向かっている隕石についてだ」

 

 神田隊長はディスプレイを操作し予想軌道を見せた。

 

「冥王星から突如出現した隕石は土星を入った。地球接触時刻は今から一週間後の1000だ」

「ここからは私から説明しよう」

 

 予想軌道を端によせ、今回使う最新兵器を紹介した。

 

「今回使用するのは振動波ミサイル。詳しい詳細は渡した資料に書かれているい通りです。

 作戦は基地から隕石目掛けて射つ。その後、破壊した残骸をすべて宇宙空間内で破壊、以上となります。

 最悪を想定した場合の為原初市及び近郊の町の住人の避難を今からやれば被害は住宅のみかと」

「質問いいか?その場合誰がミサイルを射つ?」

「熊野さんに頼もうかと」

「ああ、わかった」

「個人的な質問、緊急があるまで待機。では、解散!」

 

 SideOut

 

 SideNO

 

 作戦開始まで残り半分切ったころ、研究室に熊野が現れた。

 熊野はここへきて作戦の大まかな行動を細部聞きに来ていた。その後をつけて来たアトスは興味津々だった。

 

「シュタイン博士、今回使う振動波ミサイルの練習と当日の動きの確認をしたいのだが」

「そこに座っていてくれ。アトス君、紺野博士が呼んでいたよ」

「わかりました」

 

 アトスは進太郎がいる部屋へ向かった。

 シュタインと熊野の二人が残って、パソコンと睨みあっていた。

 

「開始二時間前、特別視覚室で待機。そこでデータの調整と軌道修正並び軌道の再予測。ここまでなにか質問ある?」

「ないですよ」

「次は練習だね。まだ特別視覚室の準備が整っていないから、ここでやろうか」

 

 そう言うと、人一人入る部屋に熊野を入れた。簡易ながらも物は揃っており、いつでもできるようになっていた。

 さっそく練習をし始めた熊野はレバーを持ちながら集中し始めた。

 シュタインも調整を行い、成功率が上がるようにしていた。

 二人が四時間没頭している間、進太郎がいる部屋にやってきたアトス。ドアをノックし、入った。

 

「待っていたよアトス。いや、ガメラ」

「ガメラ?どういうことですか?」

「警戒はしないで。俺も証拠見せるから」

 

 進太郎は左腕に着いているブレスレットを見せ、ウルトラマンフォースのスパークドールズを取り出した。それに驚くアトスは警戒はさっきよりは下がった。

 

「一応、君たち側のつもりだから。そして俺がなぜ君の正体を知っているのかと言うと、岩巨人との共闘の時にスキャンしていたから」

「……」

「それと、あいつらを助けてありがとう」

「……!」

 

 アトスは自分のスパークドールズを取り出して見せた。

 

「あんたが敵じゃないことはわかった。だが、俺に何をしろと?」

「頼み事だ。今回の作戦ではガメラにはならないでほしい」

「どういうことだ?」

「一つは君の秘匿だ。もう一つは最後の要としていてくれ」

 

 最初の秘匿はわかった。だが、最後の要とはどういうことなのか。そのことに疑問を持った。

 

「まあ、失敗はしたくないからね。でも、失敗したら今度は俺たちが出て壊す。それでも壊れなかっなかったら君の出番だ」

「三段構え、ね。いいぜ」

「ありがとう」

 

 進太郎はそう言うとアトスにある資料を見せた。

 そこに書かれていたのは、青い宝石とクワガタのスパークドールズの事細かに書かれていた。

 

「青い宝石はバラージの石。この石はある怪獣を封印するときに使われたものだ。その怪獣はアントラ―。そのクワガタのスパークドールズのことだ。今回は運よく封印が解けずにいたからいいものを」

「すんませんでした」

 

 綺麗な土下座でどこから取り出したのかわからない菓子折を頭上に挙げていた。

 

 作戦開始まであと四日間。

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