SideNo
「事の始まりは単に改造怪獣の時よ。あなたの所にいるシュタインが主体で最強怪獣の制作研究している時、怪獣や超獣を作っても倒されるのならいっそうウルトラマンを作ってみるのはどうだ?と当時の幹部連中が提案してきたのが始り」
白い美女が言うのと同時に手から青白く光るキューブ状の物を出すと大きく広がりだして進太郎とフォースを巻き込んだ。
そこに映りだしたのは液体の中に入っている胎児だった。呼吸ができるのか気泡が上に上がっていた。
その周りには大小様々な宇宙人たち。その中にシュタインもいた。
「彼らはこことは違う地球に赴き、光と闇の遺伝子を採取、さらに光の国に向かってウルトラマンの死体からは遺伝子を抜き取ったわ。そこから彼らの研究が始まった。
彼らは最初に行ったのはウルトラマンのクローンの制作。これはバルタン星人が行ったわ」
彼女の指の先には鋏を持った宇宙人がいた。
「これ自体はうまく行ったわ。体の方だけはね。
次に魂の作成に入った。一番の問題と言っても過言ではないわ。神ではないのだから魂を作ることは不可能。だけどそれを成し遂げたのは亡霊人よ」
指の先には黒いローブを纏った宇宙人がいた。
「では、魂を体を入れることになったわ」
指を鳴らすと場面が変わり、そこに映っていたのは大量に遺棄された生物。よく見ると人の腕だったり、足だったり、腸など。
「実験は失敗。彼らには結局、できなかったのよ。当たり前よね、生物を一から作り出すのは不可能なこと。
けどあきらめきれない男が三人いたわ。シュタインとブレン、今回の黒幕、バット星人マッド。
どうしてなのかは知らないわ。
彼らは最後の希望として石像のウルトラマンを取りに行ったわ」
宇宙船にウルトラマンを運んでいる映像が映ると今度はレッドキングが目の前に写った。しかし生きている様子はなかった。その周りには数多の怪獣や宇宙人がいた。しかし、どれも静かで生きているとは言えなかった。
その中ひたすら進んでいく宇宙船。その奥にあるワームホールに入ると、別の場所に着いてた。そこは光と闇が広がる謎の空間だった。そこにウルトラマンの石像とある程度に成長したウルトラマンの子供を置くと、石像には光が集まり、子どもには闇が集まってきた。
『こんなことをしてもいいのか』
『研究を成功するにはこれしかない』
『ああ、お前も理解しているはずだシュタイン、科学には常に犠牲は付きもの。それを知らないとは言わせないぞ』
『マッド』
会話している内に終わったようだ。子供だったウルトラマンは大人程の大きさに変わり、姿は赤と黒色の闇や悪を感じる姿に変わった。
しかし起き上がることはなかった。
「研究は最終段階に移行する」
大人になったウルトラマン黒い光になると石像のウルトラマンに入った。すると石像だったウルトラマンは一気に剥がれて姿を現した。その姿はクロと銀それに赤を混ぜたウルトラマン。そうフォースにそっくりだった。
「あれは私?」
「そう、あなたはこうして生まれた。しかしまだ完成ではなかった。
その間に貴方はここに置き去りにした。彼らは次の準備をするためにね」
彼女は指を鳴らすと元の場所に戻った。
「ウルトラマンフォースあなたはウルトラマンでなければ怪獣でもない兵器よ。あ、あとねあの怪獣はEXタイラントよ」
今回の怪獣のことを言って彼女はこの場を去って姿を眩ませた。追いかけることができなかった進太郎とフォース。
『進太郎、私はここから消える』
「おい待てよ。どういうことだ!今の話を聞いて信じたのか!」
『私がいるからだろ。あの怪獣が現れたのは。これ以上君を巻き込むいかない』
「ならいっそう『では、今までありがとう。さようなら』おい、ふぉー、す」
フォースレットが消えると同時にフォースは何処かへ消え、消えたことに倒れた進太郎。数分後、倒れていた進太郎を発見したシュタイン。運んでいる時うわ言のようにフォースと言っていた。
その姿を見ていた白い美女はこう言った。
「ごめんなさい。けれどあなたが勝つにはこれしかなくてそれでいて次のステップに行くにはこれしかないのよ。ごめんなさい」
謝罪の言葉をすると灰色のカーテンが現れて消え去った。