カオス・アパート 作:生卵
こんにちは、管理人です。
え?突然お前は誰かって?私は混沌荘というアパートの管理人をしている者です。
ちなみに混沌荘という名前は前の管理人である厨二病だった祖父が名付けたもので、決して私が付けたものでは無いので誤解しないでください。
自分で言うのもなんですが、私が管理するこのアパートには非常に変わった人たちが住んでいます。
これはそんな変わった住人達と、普通な私の日常です。
今回はその一部を紹介します。
バリィィィィィィィィィン!!!!
突如、窓が割れ、人が吹っ飛んでいく。
「美猴!お前また俺の取って置いたラーメンを食ったな!」
「腹が減って食った、反省も後悔もしていない」ドヤッ
「貴様ァァ!」
「またかにゃ」ハァ
ある時は食べ物の恨みで大喧嘩が起こり。
「彼らは本当に相変わらずですね」
「そうですね兄さん!」
それを見て兄妹が笑い。
「ちょっとクルゼレイ!どこ触ってるのよ!」
「すっすまないカテレア、わざとじゃな「わざとだったら尚悪いわよ!」ぶべらっ」ドガッシャン
またある時は痴話喧嘩で物が壊れ。
「うわーん!」
「ヘラクレス!子供を泣かせるとは貴様それでも英雄か!」
「いや、あの、なんというか、…すまん」
「ほーら泣かないのレオナルド。男の子でしょ」
「後で何か面白い魔法でも見せてやるから、元気を出せ」
「ほら、お菓子あげるから泣き止みな?」
「うん」グスッ
子供を泣かせたり、泣かせた子供をあやしたり。
「うひゃひゃひゃひゃ♪なぁなぁちょっと聞いてくれよ!僕ちゃんすごい事に気付いちゃった!」
「すみませんが、少し静かにしてくれませんか?今姉さんの写真集の整理に忙しいので」
バカが奇声を上げ、シスコンがそれを軽くスルーする。
「ヴァーリ君、カテレアさん、余り物を壊さないでくださいね。後で直すの私なんですから」
「分かっている!」ドゴバキッ
「分かっています!」ゲシゲシ
「管理人、我お腹すいた」
「あ、じゃあ少し待っててくださいね、今から何か作りますから」
「我、待てない」
「え~しょうがないですね、…じゃあこのポテトチップスでも食べててください。その間に作りますから」
「わかった」ボリボリ
私が住人達に注意し、よく家に来る子供?にご飯を作ってあげる。
ちょっと(だいぶ?)変わった住人達と普通な私の織り成す普通じゃない生活。そんな混沌荘の名に恥じないカオスな日々を心行く迄お楽しみください。
「管理人、早く」
「もうすぐできますから」
これが、このアパートの日常。