セシリアに弟を作ってみた   作:ウルトラマンイザーク

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なんかもう非常に面倒だったのでいろんな所すっ飛ばしてキャノンボールファスト当日まで飛ばします。原作読んでもイアンが介入して面白くなりそう所なかったし。




守る

 

 

 

 

買い物を終えて、僕達は帰宅した。さて、明日からはキャノンボールファストの特訓だ。僕はムンっと気合い入れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キャノンボールファスト当日。わあぁぁぁ……!と盛大な歓声がピットの中にまで聞こえる。今は二年生のレースが行われている。どうやら抜きつ抜かれつのデッドヒートのようで、最後まで勝者がわからない大混戦らしい。

一夏さんや姉ちゃん達がお話ししている中、僕は少し緊張気味にモニターを眺めていた。すると、山田先生の声がした。

 

「みなさーん、準備はいいですかー?スタートポイントまで移動しますよー」

 

いよいよだ。僕は軽く気合を入れた。

 

『それではみなさん、一年生の専用機持ち組のレースを開催します!』

 

アナウンスの声が響いた。僕の横に並ぶ、白式、紅椿、ブルーティアーズ、甲龍、リヴァイヴ、シュバルツェア・レーゲン。そして、ヒュイィィィ……と、スラスターを点火させる音がした。

僕は、シグナルランプを見ながら意識を集中させた。

3……2……1……ゴーッ‼︎

その瞬間、僕は秋桜を動かした。姉ちゃんが飛び出し、その後に凰さんが飛び出す。

 

「くっ!やりますわね!」

 

「へへん!おっそーい!」

 

「甘いな」

 

それに合わせてラウラさんが前に出た。ふーん、スリップ・ストリームを利用したのか。ちなみに僕はまだ最下位。作戦的には後半から追い上げる予定だ。

 

「レースはまだまだ!」

 

「これからが本番よ!」

 

白熱するバトルレース。そろそろかな、と僕は秋桜で本領発揮しようとした時、いち早く異変に気付いた。

 

「ラウラさん、シャルさん!逃げて!」

 

だが、遅かった。上空から飛来した機体が二人を撃ち抜いた。

 

「あれは……サイレント・ゼフィルス!?」

 

そして、それ以上の恐怖の対象があった。

 

「よぉ、久しぶりだなクソガキ」

 

そう口を歪ませたのは、文化祭の時、僕を誘拐した女だった。

 

 

________________________

 

 

 

「大丈夫か!ラウラ、シャル!」

 

一夏はすぐに壁に激突した二人の元に駆け付け、雪羅のエネルギーシールドを展開する。その瞬間、BTライフルの攻撃が降り注いだ。

 

「くっ……!」

 

「一夏さん!あの機体はわたくしが!」

 

セシリアがサイレント・ゼフィルスに向かい、鈴もサポートするように上に上がる。

 

「すまないな。織斑一夏、直接戦闘には私は加われない」

 

「僕も。せいぜいシールド張るくらいしか……」

 

「くっ……!イアン、お前はその機体を頼む!」

 

一夏がアラクネと相対するイアンに声を掛けるが、イアンはうごけない。自分を拉致監禁した女に完全にビビっているイアンだった。

 

「イアン!どうしたんだ!?」

 

「ハァ……ハァ……」

 

呼吸を荒くするイアン。そんなイアンに口を歪ませて近付くオータム。

 

「どうした?ビビってんのか僕?また遊んでやろうかお姉さんが」

 

「あいつは……!」

 

一夏が声を漏らす。オータムはゆっくりとイアンに近付く。

 

「どうしたよクソガキ。もしかして、ビビッてんのか?あぁ?」

 

「………っ‼︎び、ビビってなんか……!」

 

「へぇ、そうなんだ。ならかかって来いよクソガキ」

 

「………っ‼︎」

 

「どうしたよ。ビビってないんじゃ、ねぇのかよ!?」

 

言いながらオータムはイアンに突っ込む。

 

「う、うわあっ!」

 

イアンはビビりながらもリボルビングライフルを撃つが、当たらずに8本脚に弾かれ、ボッコボコに殴られる。

 

「うあっ……!」

 

「おらどうしたクソガキ。ビビってねぇんじゃねぇのか?それとも何、誰かに助けてーって言う?ママ〜ってか?」

 

「…………っ!」

 

ガンッガンッと殴られつつも抵抗出来ない。完全に腑抜けている。

 

「ケッ。つまんねーな」

 

言いながら唾を吐き捨てるオータム。すると、ニィィッと口を歪ませ、マシンガンを出した。

 

「もっと、面白くしてやるか」

 

そのマシンガンの先は、一夏と倒れているラウラとシャルロット。

 

「! や、やめろ……!」

 

「っらぁっ!」

 

ガガガガガッ!と乱射。一夏やシャルロットがガードするものの、何発か被弾する。

 

「や、やめっ……」

 

「聞こえねぇなクソガキィッ‼︎」

 

「…………っ!」

 

だが、それでもイアンの腰が抜けているのを見て、チッと舌打ちするとオータムは空中に舞い上がった。そして、マシンガンをイアンに向けた。

 

「もういぃーわお前。逝け」

 

「させるか!」

 

一夏がイアンを守ろうとするが、サイレントゼフィルスからビームが降り注ぎ、ガード。そして、マシンガンが放たれた時、イアンはキュッと目を瞑った。が、弾が自分に当たることはなかった。代わりに被弾したのは、さっきまで上空にいたはずのセシリア。ゴフッと血を吐き出した。

 

「ねえ、ちゃん………?」

 

「この、愚弟、が………わたくしを、守るんじゃなかったんです、の………?」

 

「……あっ…………」

 

「やっぱり、あなたは……まだ、守られてなさいな……」

 

それだけ言うと、セシリアは倒れた。それを見ながらオータムは言った。

 

「はっ。一人ゲームオーバー。それ、お前の姉貴か?いいなぁ、姉弟ってのは。ゲロ吐きたくなるくらい素敵な愛だなおい。でも、てめぇは守られるばかりで、何も守れはしねぇよ!」

 

言うと、オータムはマシンガンをさらに一夏達に向ける。

 

「今からお前のお友達が死んでいく所、よく見とけよ」

 

 

………僕は、何をビビっていたんだ。決めたじゃないか、姉ちゃんは僕が守ると。それなのに…僕は………いや、悲観的になるな。もう誰も傷付けさせてはいけない。僕が、僕が……!

 

「僕が、みんなを!守るんだぁぁぁぁっっっ‼︎‼︎」

 

花びらシステム起動

 

その瞬間、秋桜の花弁が舞い、専用機持ち全員の前に飛んで行き、マシンガンの弾丸を弾いた。

 

「あ?」

 

間抜けな声を出すオータム。そのオータムにイアンは突っ込んだ。

 

「お前なんか!怖いもんかァァァァッッッ‼︎‼︎」

 

撃ってくるマシンガンの弾丸をすべて回避し、イアンは小太刀でオータムを斬り上げた。空中に吹っ飛ぶアラクネ。

 

「っのやろっ!」

 

降り注ぐマシンガン。それをすべて回避し、リボルビングライフルを構えて撃った。直撃し、空中に吹っ飛ばされる。それにビーム小太刀を持って追い討ちを掛けるイアン。

 

「!?」

 

別の機体の接近に気づいたエムがイアンに全ビットで攻撃を仕掛けるが、全部回避される。

 

「なにっ!?」

 

そして、通り過ぎざまにイアンはリボルビングライフルをサイレントゼフィルスに向けた。

 

「邪魔だ」

 

そして、発砲し、爆発しながら地面に落下していくサイレントゼフィルス。

 

「何っ!?」

 

声を上げるオータムに構わず突っ込むイアン。

 

「お前なんか!お前なんかー!」

 

そして、ビーム小太刀でアラクネの脚8本すべて叩き斬った。

 

「このやろっ!」

 

マシンガンを向けるが、それをなんなく壊され、丸腰となった。

 

「クッ……!」

 

「ここから、ここから!いなくなれぇぇぇぇッッ‼︎‼︎」

 

そのままアラクネのありとあらゆる部位をすべて破壊した。

 

「私が…こんなガキにっ……!?」

 

そのまま下に落ちていき、爆発した。

 

 

 

 

 

 




ぶっちゃけるとさっさと簪の所やりたいのでかなりテキトーになってしまいました。六巻も紛失して、最終的に二冊目購入する羽目になりました。まぁ、あれだ。反省してるから許してください。



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