ユエっちもどきが行くHUNTER×HUNTER 作:ヴィヴィオ
皆さん、こんにちはなのです。私の名前はユエ=フリークスというです。この名前でお気づきの方も居るかもしれませんが、私は転生者なのです、転生した世界はこの名前から分かっているはずなのですが、敢えて言うです。
「何故HUNTER×HUNTER!」
「五月蝿いよユエ!」
「あ、ごめんなのです」
隣で勉強している兄のゴンに謝ってから本に目を落とすです。今はミトさんに与えられた課題をやっている時間なのです。ちなみに私は終えているのでゴンに付き合ってるだけです。そう、兄。HUNTER×HUNTERの主人公ゴン=フリークスの双子の妹なのです。 しかも、何故か容姿はネギ魔に出てくる綾瀬夕映なのです。口癖も味覚も全てゆえゆえと同じです。呪いというレベルでここ数年間頑張っても直らなかったので、諦めたです。お陰で色々と大変なのですよ。まあ、このロリボディを堪能出来るのですが。虐め抜くという意味で。
HUNTER×HUNTERとは生き死にが軽く、化け物達が跳梁跋扈する力こそ全てというような世界なので……私としては大人しく島で過ごしたいのですが……フリークスの血が許さないのです。 ゴンが下手したら……下手するのでこっちにも被害が来るのです。幻影旅団とか、幻影旅団とか。大事な事なので二回なのです。まあ、やっぱり念能力とか堪能したいので要修行なのです。それにあの猫耳っ子をモフモフしてやる為に頑張るですよー!
「おわったぁぁぁっ! 遊びに行こ!」
「私は何時もの通り、修行をしているので遊ぶなら勝手にするのです」
「むむっ」
「それにお父さんを探しに行くには修行が必要ですよ」
実はどうでもいいのですが、内緒なのです。
「ミトさんがお父さんは死んだって言ってたじゃん」
「私は自分で見たモノしか信じないのです」
「ミトさんの言う事を聞かないと怒られるんだからね!」
「知ったことじゃないのです」
全く、ゴンはミトさんミトさんとマザコンなのですよ。そんな人は放っておいて森に行くのです。
「待ってよ!」
ゴンが追ってくるのを無視して森へと入るです。そして、何時もの修行を行うです。やる事は簡単なのです。ネテロ会長がやっていたように感謝の正拳突きを一万回ならぬ蹴り技を一万回行うです。腕を鍛えるより足を鍛えた方が生き残れる可能性が高いからなのです。避ける事や逃げる事も鍛えられるという事なのです。もちろん、両手も鍛えるのですが、メインは足なのです。産まれてからずっと鍛える事をやっているので結構な速度で日課を行えるようになってきているのです。流石は空気にプロテインが入っていると言われるだけあります。
「また入るの? 危ないよ。ここには主様がいるって言ってたし」
森に入った私は湖に入るです。原作では沼とか言われていたのですが、絶対に湖なのです。
「大丈夫なのです」
襲われたらイチコロなのですが、浅瀬なので大丈夫なはずなのです。
ちなみに服を濡らしたら怒られるので、脱いでから湖に入って蹴りなどを練習するです。地上より、水中の方が負荷は大きいので、修行には持ってこいなのですよ。後はただひたすら修行するのみなのです。ちなみに考えている念能力の為に水……温度との親和性は特に大事なのです。
身体が長時間水に浸かって冷えても止めないのです。危ない状況でこそ念を覚醒させる為に必要な事なのです。多分、きっと。
「俺もやる!」
相手にされないのが寂しいのか、一緒にゴンも修行をしていくのです。まあ、ゴンは殴りなのですが。早く念を手に入れたいのですよ。
毎日修行をしているとゴンと一緒じゃない時もある。そんな時、ゴンの帰りが遅かったのです。帰ってきたゴンは怪我をしていて、ミトさんがゴンを問い詰めると……キツネグマの子供を捕まえようとして引っかかれたと言っていたですが、何か気になるです。
次の日、こっそりとゴンの後をつけていくと見覚えがある人と会っていたのです。そう、ゴンがハンターとなるきっかけの人物。とりあえず、近付いていくです。
「ゴン」
「げっ!? ユエっ、あの、これは……」
「その子は?」
「妹なのです。私はユエ=フリークス。どうぞよろしく」
「フリークスだと?」
「はい。お父さんの事を知っていますよね、ハンターなら」
「え? え?」
ゴンが混乱しているけれど、全然気にしないのです。
「確かに知っている。ジンさん、ジン・フリークスは俺の先生だからな」
「じゃあ、父さんは本当に生きているの!!」
「ああ、そうだ」
カイトが自己紹介をしてジンの事をキツネグマの墓を作りながら教えてくれるです。それを聞きながら別の事を考えるです。私はこの時をずっと待っていた。その為の人材がようやく来てくれたのですよ。
「カイトさん」
「なんだ?」
「お願いがあります」
「なんだ?」
「ハンターの力の秘密。念を教えてくださいです」
「何のことだ?」
「?」
惚けているカイトさん。ですが、滅多にないチャンス。必ず教えて貰いますよ。
「自らの
「なんの事を言っているかわからないが……」
「父が残した書籍に載っていました。教えてくれないのならば仕方ないのです。やりたくはありませんが、自らの命を追い込んで無理矢理にでも開くとするのです」
「待て待て待て! 先生の大事な子供にそんな事をさせられるか!」
生まれてからずーと放置されているので、大事にされているかはわからないのですが――
「大丈夫なのです。ちょっと、キツネグマや水中で巨大魚と長時間バトルをすればいいだけなのです。どっちもちょっとでもミスればデットエンドまっしぐらなだけなのです……ふふふふ」
湖に向かって歩いて中に入っていくと、カイトさんは慌てて追ってきて私の肩を掴んで止めてくれたのです。ふふ、計画通りなのです。もちろん、教えてくれなければ実際にやるのですが。遅かれ早かれ覚えられるか、死ぬだけなのですよ。
「ゴン! この子って何時もこんな感じか!」
「だいたいは。言っても聞かないし、ずっと修行してるよ」
「お父さんを超える為には必要な事です。生半可な事では超えられない壁なのです」
「わかった。わかったから……何処まで知ってるんだ?」
「四大行を始め、ほぼずべて知っているです。
「系統は?」
「強化系、変化形、具現化系、特質系、操作系、放出系が六つがあるです」
これでもう諦めてくれたようで、溜息をつかれました。ふふ、計画通りなのですよ。
「くそっ、なんてこった……先生、ちゃんと始末しておいてくれよな……」
「では、教えてください。それとゆっくりではなく最速でお願いしますね」
「ちょっと待て。下手したら死ぬからな!」
「問題ないのです。生半可な鍛え方はしていないのですよ」
「くそっ、つきっきりでやるしかねえか」
「開いてくれれば修行はこっちでやるので大丈夫なのです」
「そういう問題じゃねえよ……ったく」
湖から上がって、カイトさんにお願いします。
「何するの?」
「力を手に入れるのです。ゴンもやるのですよ。ハンターになるためには必須なのです」
「ハンターに?」
「お父さんを探しに行かないのですか?」
「行きたい! 俺もお願い!」
「おいおい」
「一人も二人変わりないですよ。どうせ、私達は覚醒しなければ死ぬだけなのです。それならば幼い頃から鍛えていた方が生存率も上がるというものなのです」
「むっ。確かにジンさんの子供だとバレたら狙われる可能性もかなり高いな……なら、仕方ないか。わかった、教えてやるよ」
やはり、この世界は命が軽く、弱肉強食の世界なのです。どちらにしろ、これで念能力が手に入るです。ふふふふ、楽しくなってきたのです! 原作なんて知ったことじゃないのですよ! 魔改造したゴンと私で幻影旅団やキメラアントをネフェルピトーを除いて潰してやるのです。プチっと。