ユエっちもどきが行くHUNTER×HUNTER   作:ヴィヴィオ

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第5話

 

『皆様、大変ながらくお待たせいたしました。この飛行船はまもなく目的地に到着致します』

 

 説明を聞きながら外へと出ると凄く高い所で風で髪の毛が揺れます。私はゴン達と合流します。原作通り5人でクイズの道にいくのが楽でしょうね。しばらくすると飛行船が離れて行きます。私は剣のブーツで床を叩きながら確認していく。少しして目的の場所を見つけられました。

 

「ゴン、キルア、クラピカさん、レオリオさん。ちょっと来てください」

「どうしたの?」

「ここに五つの隠し扉があります。恐らく、この近さから行って同じ部屋に通じているかと思います。一緒にどうですか? 嫌なら一人でいけそうな所を選びますが」

「私は構わない」

「俺も」

「そうだな。一緒のほうがいいか」

「だね」

 

 五人で降りると、予定通りの場所に到着しました。多数決の道の説明がアナウンスから聞こえてきます。各自で○×機能がついた時計を装着する。

 

「早速の選択肢ですね」

「まあ、ここは当然○と」

 

 ○5で扉が開きます。更に進んでいくと右と左の選択肢があり右を選びます。レオリオさんが何か言っていますが、クラピカさんとキルアが私と同じなので問題なし。ゴンに至っては私に丸投げしてきました。

 

「なんだよ、ここ……」

「みろよ、あそこ」

 

 キルアの声に従って対岸をみると囚人の皆さんがいました。原作通りですね。ここの内容を簡単にまとめると5人が一体一で3勝すれば私達は先に進められます。彼らは一時間に一年の刑期の短縮がある為、時間稼ぎも行われる。

 

「さあ、こちらの一番手は俺だ。そちらも選ばれよ」

「どうする? 戦い方が自由って事は裏を返せばなんでもありだぜ」

「キルア、お願いします」

「俺か?」

「ええ、適任でしょう。あの姿から戦闘系となります」

「おい、それなら尚更危険だろうが」

「キルアならあの程度は楽勝ですよ」

「まあな」

「いざとなれば負けを認めればいいか。キルアがいいならそれでいこう。人面猿を瞬殺した彼女の判断なら問題ないだろうしな」

「じゃ、俺が行ってくるぜ」

 

 選択肢を押すと道がセリ出てきます。そこをキルアが歩いていきます。中心部のリングのような場所で二人が対峙しました。

 

「俺はデスマッチを提案する」

「いいよ」

「おいキルア!!」

「問題ないですよ。キルアが勝ちます」

「「え?」」

「その覚悟、見事だ! いざ、勝負!」

 

 飛びかかってくる男性にクラピカさんとレオリオさんが息をのみますが、キルアは至って冷静に待ち構えて一瞬で心臓を抜き取ってみせました。

 

「おいおい、まじかよ……」

「凄いな……」

「「お疲れ(様です)」」

「おう」

 

 私とゴンはキルアをねぎらいます。ついでに濡れたティッシュを出して差し上げます。

 

「サンキュー」

「いえいえ。それでは次の勝負をしましょうか。ゴン、行ってください」

「オッケー」

 

 ロウソクの勝負は原作通り、なんの面白味もなく終わりました。さて、次は私が行くとしましょうか。

 

「よし、次は私が――」

「いえ、私がいきます。もしもの為にクラピカさんは残っていてください」

「――そうか。だが、君では」

「そうだ! 危険すぎる!」

「失礼ですね。私、この中で一番強いですよ」

「なんだと?」

 

 キルアが反応してきましたが、無視して橋が出る前に飛び移ってしまいます。

 

「そこで見ていてください。ちょうどやりたいことがあるのです」

「おいおい、俺の相手はお嬢ちゃんかよ。ひと握りで潰してしまうぜ」

「出来るものならやってみてください。ただし、その前に貴方は八つ裂きになっているでしょうが」

「なんだと!? まあいい。20人目が子供というのもいいもんだ。しかも女だからな。負けを宣言してもグチャグチャになって死ぬまでいたぶってやるぜ」

「では、勝負方法はデスマッチで問題ありませんね。投降はなしの」

「お、おう……おっと、武器は禁止だぜ。俺達は囚人だから武器は持てないんだ」

「いいでしょう。掛かってきなさい」

 

 手をくいくいして挑発してあげます。

 

「行くぞ、やってやるぜぇえええええぇぇぇぇぇっ!!」

 

 飛び上がって来て拳をこちらに向けてきますが、そんな事よりこの声でその台詞はずるいと思うのですよ。そんな事を思っていると攻撃が来たので足をあげて受け止めてあげます。

 

「「「えぇっ!?」」」

「な、なんだと!?」

 

 驚愕に目を見開く皆様。あ、今日はスカートでした。とりあえず、制裁を。

 

「えい」

「ぬおっ!?」

 

 力を抜いて横にずれるとそのまま倒れてきますので足に斜めしたに振り下ろすローキックを放ちます。

 

「あぎゃぁああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁっ!! お、俺の足がぁぁぁぁぁっ!!」

 

 ブチッという音がして足がちぎれてしまいました。

 

「言いましたよ? 八つ裂きになっているだろうって」

「ひっ、ひいいぃぃっ!? ま、参った! 参ったから!」

「何を言っているんですか。投降はなしですよ。それに私は人を殺した事がありませんから、ちょうど試してみたいと思っていたのです。ですから、この勝負は良かったといえます。たっぷり、私の足に踏まれなさい」

「た、助け――」

「安心してください。貴方の命は有効活用してあげます。ふふふふ、さあ、私の蜜(毒)を堪能してください」

「と、溶けて、溶けてるぅぅぅぅっ!!」

 

 処理完了。武器は使っていませんよ、武器は。ちなみに普通に体内で生成した毒を流し込んで溶かしてあげたのです。

 

『君達の勝利だ。先に進みたまえ』

 

 進んでいくと五人で行けるが長くて困難な道。三人でいける短くて簡単な道という選択肢で。

 

「長くて困難な道でも充分に進めるな」

「ですが、どうせなら近道をしましょう」

「何?」

「どうすればいいかな?」

「そんな事が可能なのか?」

「できるなら楽な方がいいな」

「では、困難から入って壁を破壊します」

「おいおい、そんな方法……」

「問題ありません。あくまでもこの試験は下りたらいいだけなのですから」

「わかったよ」

 

 困難な道に入った瞬間、壁を私の蹴りで破壊しました。ゴン以外は驚いていますが気にせず入っていきます。中は滑り台になっているのでどんどん滑っていきます。私達はそれなりの順位でクリアーできました。なので、全員のナンバープレートをメモっておきます。試験を知っている旨味は多いです。

 

 

 

 

 第四次試験は無人島を使ったバトルロワイヤルで、ナンバープレートを取り合うゲームです。船で移動する中、キルアとゴンが話しています。

 

「ゴン、組んで行動しましょうか」

「え~俺は一人がいいな」

「そうですか。気をつけてくださいね」

「あっさりしてんな」

「一人なら一人でいいですからね」

 

 さて、どうしましょうか? ぶっちゃければヒソカさんとイルミさん以外は敵じゃないんですよね。まあ、色々と狩りますか。

 少しして成績の良かった順番に島に上陸していきます。私は森に入った瞬間、絶を使って待機します。やって来た人を音もなく蹴り倒してプレートを回収します。蛇使いさん三兄弟も狩りましたし、後は誰を狩りましょうかね。

 

「おい」

「おや、キルアじゃないですか」

「お前、狩りすぎ。プレート寄越せよ」

「何番ですか?」

 

 キルアから聞いたプレートを差し上げます。なんか微妙な顔をしていますね。私はもう充分に貰っているので問題ありませんしね。

 

「ではでは、後で奢ってください」

「わかったよ」

 

 しばらくすると女の子がやってきました。ある意味、目的の人ではあります。

 

「こんばんは」

「わっ!?」

 

 木の上からぶ下がって挨拶をすると驚いたようで帽子から沢山の蜂が出てきました。私はその蜂達を――

 

「~~」

 

 ――超音波を放って黙らせます。蜂達は地面に落ちていきます。私は素早くそれをキャッチしていきます。

 

「っ!」

「おっと、催眠ガスなんて聞きませんよっと」

 

 催眠ガスを取り出した瞬間、缶を蹴り上げて空高くへと飛ばしてあげました。缶は半分に割れて空にガスを撒き散らかします。

 

「ぐっ……」

「お姉さんに選択肢をあげますよ。ここで死ぬか、私のものとなってハンターになるか……ふふふ」

「何よそれ!?」

「貴方の狙っているプレートも持ってますしね。私と来れば強くなれますよ。それにこの子達も」

「わかった、降参。私は好きにしていいからその子達を返して」

「やったのです! 弟子ゲットなのですよ!」

「で、弟子!?」

「いやー操作系の人が欲しかったんですよね」

 

 それにポンズさんはキメラアントの人達に殺されてしまいますしね。好きな人ですから助けたいのです。それなら無理矢理にでも弟子にして鍛え上げてしまいましょう。あと、ポックルさん、あなたは駄目です。貴方なんかにあげませんよ。ふふふ、私が美味しく貰います。

 

「ではでは、とりあえず来てもらいましょうか」

「わ、わかった」

 

 その後、彼女を例の洞窟に閉じ込めて精孔を開いて貰います。

 

「ほら、しっかりとオーラをとどめないと死にますよ」

「うぅ……なんでこんな目に……」

「生き残るためですね。死にたくなければ頑張ってくださいです」

 

 それから修行してもらいつつ、私はクラピカさんとレオリオさんを探してプレートをあげます。残ったものはポンズのとあわせて適当に入口付近にばら撒いておきました。むしろ、原作より人は残っているようですし次の試験はどうなる事やら。

 

「っと、この気配はまずいのですよ」

 

 急いで森の中を駆け抜けます。ゴンも戦闘に関しては馬鹿じゃないのでヒソカに正面から喧嘩を売っていないはずです。ですが、吹き矢の人をゴンが返り討ちにしてしまったせいでヒソカに追いつかれていました。

 

「クスクス、本当に美味しそうだ」

「……最初はグー。じゃんけん――」

 

 ゴンが大量の念を拳に込めます。

 

「面白い」

 

 ヒソカもトランプを持って攻撃をしようとします。その瞬間、私が飛び出してヒソカに最速の蹴りを叩き込みます。

 

「っ!?」

 

 ヒソカは即座に身体を反転して腕でガードしてきます。腕の粉砕は完了しました。直ぐに攻撃をされるでしょうが、まだ攻撃は終わっていません。

 

「ぽんっ!!」

「ぐぅぅぅぅぅぅっ!!」

 

 ゴンの一撃を受けて吹き飛ぶヒソカ。普通ならこれで倒せるはずですが、この変態は普通じゃありませんからね。

 

「逃げるですよ、ゴン!」

「わかった!」

 

 私はゴンを抱えて全速力で逃げるです。後ろから大量のトランプが飛んできますが、なんとか逃げきりました。でも、これって後が凄く怖いですね。

 

 

 

 

「生きてる?」

「ああ、生きてるよ。腕とアバラは駄目だけどね。凄い威力だ」

「どうする?」

「とりあえず、そいつのプレートを貰って合格かな。それとあの子達には手を出すなよ。アレは僕の獲物だ」

「わかったよ」

「まだまだ成長するよ、アレは。本当に楽しみだな……ふふふふふふ」

 

 

 

 

 

 

 




ポンズちゃんは可愛い。死ぬなんて許さない。要改善! 異論は認めぬ!
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