ユエっちもどきが行くHUNTER×HUNTER   作:ヴィヴィオ

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第8話

 

 

 帰るついでに色んな場所の深海を周り、大量の財宝をサルベージしました。しかし、数日間も寝ずに行動したせいか、急激に眠くなったのでハンター協会に財宝の鑑定をお願いしてヨークシンシティのオークションに出すように任せた後、ホテルで眠りました。

 

「ん~~いい朝ですね」

 

 起き上がると身体に取り付けられていた丸い何かがポロポロ落ちてきます。

 

「?」

 

 よく見れば服も違うようで病院着とかいう奴ですね。というか、無視していましたが口に付いているのは酸素マスクですか?

 

「よっと」

 

 とりあえず、邪魔なモノを外してベッドから飛び上がるように出ようと思ったら勢い余って天井まで行ってしまいました。

 

「これは色々と調べないとまずいですね」

 

 身体の中を意識し、練を使ってみます。すると膨大な量の念が放出されました。ガラスは割れて近くの物が余波だけで壊れていきます。鏡を見れば尻尾と狐耳がありますが、それ以外は特に変わっていません。手を握ってみますが、調子がいいくらいで特に問題は感じられません。強いて言うなら寝る前よりも明らかに総量が増大しています。

 

「メルトリリスとのラインは……体内ですか」

 

 どうやらエネルギー切れて戻ったようですね。それにしても全体的に強くなった感じがします。ふふふ、楽しみですね。

 

「起きたようじゃな」

「あ、会長さんですか」

「うむ。とりあえず、その念を引っ込めんかの? ぶっちゃけ、その量はやばいんじゃが」

「分かりました」

 

 ただ引っ込めるのでは面白くありませんし、メルトリリスをサーヴァントにしたんですから、とりあえず令呪を手に入れましょう。どうせならストックにもなる令呪にしましょう。そういう訳で自分の身体に凝でしか見えない令呪を作成していきます。膨大な念を使っただけあって沢山の令呪が作れました。使った念も順調に回復していますのでいいと思います。

 

「また変な事をやりおったの」

「それで、これはどういう事なのですか? 女の子を無理矢理着替えさせるなんて……」

「それじゃが、お主はここに泊まってからずっと起きてこなかったんじゃ。不思議に思った従業員が確認したところ、ずっと眠りっぱなしじゃった。なので病院に移送したんじゃよ」

「なるほど……って、今は何時ですか!」

「7月24日じゃな」

 

 しまったのです! ダブルを貰うのを忘れていたのですよ! くっ、まさか寝坊でこんな事になるとは思ってなかったのですよ。

 

「で、お主。何をしておった? お主の念能力は知っておるから、密かに監視をつけたんじゃが海に潜った後、見失ったと連絡がきたんじゃよ」

「ストーカーは犯罪ですよ、ロリコンじじい」

「違うわい!!」

「近づかないでくれますか? 叫びますよ」

 

 触ろうとしてきた尻尾を消して壁際によります。いざとなればぶち破って出てやるのです。

 

「お主は……いや、いい。暗黒大陸に行ってないじゃろうな」

 

 ここで行ってませんと答えたらばれるでしょうね。そもそも暗黒大陸なんてトップシークレットのはずですし。

 

「暗黒大陸ってなんですか?」

「ふむ。知らんのか?」

「知りませんね。私は深海生物を狩って力を蓄えました。陸地にも上がりましたが、そこが何処かは知りません。適当に泳いで適当に戻ってきただけですから」

「なるほどの」

「それより、何故私は眠っていたのですか?」

「おそらくじゃが、急激に増えた念の量に身体が適応させる為に時間が必要だったのであろう」

 

 成長睡眠とかいう奴ですか。まあ、大量の生物データを手に入れたのですから身体に適応させるのは大変でしょうね。あれ? 制約で私は死んでしまうのでは……しかし、なんともありませんね。これはおそらく、メルトリリスが頑張ってくれたお陰でしょうね。彼女が私の使用制限分も使ってくれたのでしょう。そういう事にしておきましょう。

 

「そうですか。では、私はヨークシンシティに向かうとしましょうか。獲物が来るという情報がありましたから」

「まあ、そう急ぐでない。しっかりと訓練せねばならんじゃろう。ハンター協会の飛行船で送ってやるからわしと修行じゃ」

「ありがたいのですが、正気ですか?」

「お主は既に監視対象じゃ。いざとなれば全力で消さねばならぬ程のな」

「こんなかよわい女の子を捕まえて何を言っているんですか」

「お主の身体が既に人間ではないという事はわかっておるのでな」

「……寝込みの女の子を襲うなんて最低ですね」

「なんとも言うが良い」

 

 これは体内に貧者の薔薇(ミニチュアローズ)でも埋め込まれているかも知れませんね。まあ、そんなものはえぐり取るか感染させましょう。

 

「はぁ……まあいいですよ。では、さっさと出て行ってください。着替えるので」

「うむ」

 

 会長が居なくなった後、着替えながら体内に意識を向けると確かに発信機が埋め込まれています。それにメルトウイルスを感染させ、吸収しておきます。発信機は解除すればいいのですが、ミニチュアローズはどうせなので頂きましょう。

 

「お待たせしました」

「お主……」

「ストーカーは駄目ですよ。それと貧者の薔薇(ミニチュアローズ)では私を殺せません。殺せたとしてももっと恐ろしいのが解き放たれますからね」

「まあ、良かろう。わしも乗り気ではなかったからの。パリストンが言うから仕方なくじゃ。実際、危険じゃからな」

「そうですか。その人に伝えてください。人間の部分を削ぎ落して人形にしてあげるって」

「怖いのう」

 

 連れて行かれた訓練所で会長と模擬戦をしますが、やはり強いですね。全力で殺す気じゃなければ勝てません。

 

「念を使わずに肉体スペックだけでわしについてくるか。化け物じゃな」

「褒め言葉として受け取っておきましょう」

 

 ネテロ会長は英霊クラスの実力者です。全盛期ならばですが。つまり、今の私のステータスでも充分に戦える相手です。訓練相手にはちょうどいいでしょう。ネテロ会長と修行を行なって頂きました。結局、勝てませんでしたけど。

 8月21日には予定通りヨークシンシティまで送ってもらいました。早めに来た理由は簡単です。彼らのアジトを調べて起きたかったのです。現地調査ですね。

 

「何を狩り(ハント)する気じゃ?」

「幻影旅団です」

「まだ強くなる気か」

「当たり前です。私の理想はまだまだ上です」

 

 目指せメルトリリスですから、レベルカンストまで頑張りますよ。

 

「彼らの中にプロハンターも居ますから処理しておきますね」

「ふぉっふぉっふぉ、好きにするがええ」

「はい。それでは失礼します」

「うむ。依頼があれば連絡するわい」

「お願いします」

 

 ヨークシンシティ上空に到着した飛行船から飛び降りて光翼を広げ、空を自由に飛びます。上空から周りを調べて幻影旅団のアジトとなっていた廃墟を探します。上空から探したお陰か、位置は直ぐに見つかりました。建物を全て調べるのは面倒なのでこの辺一帯を隠で隠したメルトウイルスを建物と空気に浸透させておきます。

 事前調査が終わればヨークシンシティに戻って魔女っ子ルックからゴスロリっぽい服へと着替えます。それからオークション登録が問題ないかを確認した後、ネットカフェからプロハンターサイトにアクセスする。そこで目的のマフィアを探します。マフィアの情報からデータを調べておきます。後は街中にもメルトウイルスを散布しておきましょう。ライダーが使う他者封印・鮮血神殿(ブラッドフォート・アンドロメダ)のような効能を得られますからね。

 

 

 

 

 

[要望の有ったユエのステータス]

 

 

 真名:ユエ・フリークス

 性別:女性

 身長:138cm

 体重:不明

 属性:中立・混沌

 ▼パラメーター

 筋力:C(A)

 耐久:D(A+)

 敏捷:A(D)

 念量:A+

 幸運:D-

 宝具:A

 ▼保有スキル

 《世界図絵(オルビス・センスアリウム・ピクトゥス):A》

 綾瀬夕映のアーティファクトのスキル版であり、求めれば世界が歩んだ歴史(アカシックレコード)より正しい答えが返ってくる。

 これにより、念能力を効率良く開発可能。本人は気づいていない。

 《メルトウイルス:EX》

 エナジードレイン系列最上級スキル。ドレイン、コピー、スケールダウンなどが可能なメルトウイルスEXの劣化版。

 劣化版の為、自身には適用できず使用制限が掛かっている。

 《感情抑制:E》

 表情が常に無表情となり、内面が外部に反映されない。

 《念獣(?)メルトリリス:EX》

 レベル999のメルトリリスをサーヴァントとして命の危機がある時のみ召喚する事が可能。

 《深海の王(アビス・ロード):A+》

 クラーケンや海龍を始めとした深海を支配する者達が所持する能力。水流操作、瞬間再生、水中呼吸などのスキルが融合した王者の証。

 《硬化:C》

 肉体の一部を硬化させる。攻撃力と防御力を大幅に上げられる。

 《毒の覇者:B+》

 殆ど全ての毒を操る。毒そのものから抗体を体内で生成可能。

 《分子操作:A》

 白面金毛九尾の狐が使用していた能力。神通力による分子運動を自在に操る。

 《光翼:C》

 光を放つ翼を展開し、空中を自由自在に駆け抜ける。速度は翼から噴出する念の容量による。

 《人魚の美声(ローレライ・ボイス):C》

 他者を魅力する美声を歌に乗せて放ち、聞いた者達の感情を操る。

 《巨人の鉄槌:A》

 念を消費して一定期間、筋力と耐久力を大幅に上昇させる代わりに敏捷が大幅に下げられる。

 《令呪:A》

 メルトリリスに対する絶対命令権。令呪に宿る念はサーヴァントの行動を強化したり、純粋なエネルギーに変換してガソリンとすることも出来る。令呪+マスター+サーヴァントの三つの念の力が届く範囲ならば、通常は行使不可能な奇跡を実現できる。またメルトウイルスの使用回数としても使える。増やす方法は念を消費して作れる。使用量は念の最大容量の一割。

 ▼宝具

 《生命の目録(ゲノム・ツリー):A》

 あらゆる異能と策略に対抗するために造られた最強の兵装、対魔王・全局面的戦闘兵装(ジェネラル・ウェポン)の劣化版として具現化されている。

 単体では吸収できず、メルトウイルスにより得た力を肉体に適応させる力がある。

 《魔女の帽子(ウィッチハット):E》

 使用者に所有権があればなんでも入る四次元帽子。内部の時間は停止している。

 《貧者の薔薇(ミニチュアローズ):B+》

 極めて殺傷能力の高い猛毒を持つ爆弾を生成する。

 

 マスター:ユエ・フリークス

 真名:メルトリリス

 性別:女性

 身長:190cm(脚部含む)

 体重:33kg(両脚除く。含むと53kg)

 属性:秩序・善

 ▼パラメーター

 筋力:E(EX)

 耐久:C(EX)

 敏捷:A+(EX)

 念量:A(EX)

 幸運:B(EX)

 宝具:EX(EX)

 ▼保有スキル

 加虐体質:A

 メルトウイルス:EX

 騎乗:B

 対魔力:A

 単独行動:A

 戦闘続行:A

 ▼宝具

 弁財天五弦琵琶(サラスヴァティー・メルトアウト)

 

 

 

 

 

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