神樹館の転入生【凍結】   作:黑羽焔

16 / 23
長くなったので中編と後編に分け3部方式にします。

原作第5話後半部分ベースの戦闘回の前編となります。

オリ主人公の真の覚悟を決めるのと数々のフラグを敷設してましたがついにヒロインフラグを回収します。


第11話 中編

――― 6年前

「ねえ、父さん」

「どうした、勇?」

 

「父さんはこういう人を助ける仕事をしてるけど~、こういうの怖いって思ったことないのかな~?」

 

父親が人を助けるというのは彼の職業が自衛隊に所属している救助員だからである。これまでも幾多の現場で活躍し多くの命を救ってきた。

 

テレビでは最近活躍した現場がニュースで取り上げられており、父親が少年と同い年くらいの少女を抱え台風で河の水位が増水し取り残されていた集落から安全な所へと運んでいた。

 

その映像を見た少年はふと感じた無垢な質問を父親に投げかけたという訳である。

 

「ううむ、あまり考えたこともないからなあ」

「ええー!」

 

「もう、あなたちゃんと言いなさいよ!」

 

少し勝気な女性が少し弱気な父親に発破をかけた。この女性は少年の母親で専業主婦だ。父親とは昔からの付き合いで様々なこともあり結婚にまで発展したそうだ。昔はどこかの名家にいたと言っていたが少年自身なんなのかが分からないそうだ。

 

「わ、わかったよ」

 

少年は父親の答えに興味津々な様子で見ている。

 

「確かに怖いと思ったことがあるよ。だけど」

「だけど~?」

 

「それが出来るのに出来ないのが一番怖くてね。でも、その一歩さえ踏み出せればあとは怖くないさ。特に誰かしらを助けることに関してはね。まあ、同じような事になれば勇にもそのうちわかるよ」

「ええ~!」

「ふふ、いつか勇にもそんな時やお相手が来るわよ…きっと、私みたいにね」

 

これは勇と呼ばれる少年が父と母と呼べるべき家族と過ごしていたころの出来事である。

 

 

 

―――――――――――

 

 

 

3人称(視点:勇)

――― 時は現在に戻る

昨日の今日である日曜日、須美と園子から訓練が早く終わったとの連絡を受け、彼女らに誘われ勇は

 

銀のところに赴いていた。

 

「勇、どったの?」

 

そんな中、勇は心ここに有らずのなのか物思いにふけっていた。

 

「ん、いや。ちょっと考えことしてた」

 

「なんか悩んでるようだけど~どうしたの~?」

 

「いや、突拍子もなく須美たちと同じ立場になったんだけど……3人みたいにしっかりとした理由がなくって…それでどうすればいいかわからないんだ」

 

「でも、銀を助ける為に戦ったじゃない」

「それはそうなんだけど……」

 

「いさみんってわっしーに似て、悩むと結構考え込むタイプ?」

「……よく言われるよ」

「……人のこと言えないけど、その通りかも」

 

勇自身決めるときはあっさり決めれるが、いったん悩むとその逆でかえって色々考えすぎて堂々巡りするタイプのようである。

 

「あまり深く考えなくてもいいんじゃないかな。結局、戦う理由なんて人それぞれだしさ、アタシの場合だったら一々考えてもきりがないからガーってなっちゃうかな」

「私も~ミノさんと同じかも~考えすぎて寝ちゃうかも~」

「銀、そのっち……。まあ、本当に人それぞれなのは同感だけど…」

 

銀と園子の考え方に真面目な須美は少し呆れた。片や深く考えることは苦手で片やのんびりしている考えであるのかある意味彼女らしかった。

 

「そ…そんなものでいいのかな」

「いいんだよ勇。どっかの主人公みたいに悩みまくればいいんだよ」

 

「銀…それって前もってきた漫画の主人公のじゃあ……」

「それはそれだよ」

 

銀は胸を張って答えたが、須美に突っ込みを入れられてしまった。ちなみに漫画の内容の主人公も勇と同じく突如力を手にしてしまった女の子が主人公で色々悩みながらも自分なりに成長し戦う内容のものである。

 

「やっぱり勇者は強いな。そんなふうにはっきりと意見が言えるなんてね」

 

「ううん。そんなことはないよ~」

 

園子は勇の一言を否定し、さらに続ける。

 

「1人だったら絶対にこのお役目は出来なかったと思うんだ~。私は家の事もあって友達が少なかったから、お役目で2人に出会って友達になれて本当にうれしかったんだ~。これからももっと楽しい事を一緒に共有したいし~だからこそみんなのためにがんばれるかなぁ~」

「昔はお役目のために懸命にやらないと思ってたわ。でも、今はこんなに大切な友達ができたから頑張れる。そのっちと同じ理由かな」

「アタシもだな。家族や弟の事もあるけど、それ以上にダチコーとの思い出も大事になってしまったからなあ」

 

「(そっか、この子たちは1人で勇者じゃないんだ…)ごめん。ちょっと変な事言ってしまって…ちょっと軽率だったかな」

 

「気にすることはないよぉ~」

 

4人は雰囲気が暗くなったので話題を変えようとしたが、須美が病室の机の上にあるモノを見つけた。

 

「…?銀、あなたの端末って一旦大赦に返してたんじゃなかったけ?」

「ん?まだお役目が終わってないから何かあるといけないからって大赦の人が持ってきたんだ」

 

「ん~いつ来るかわからないもんね~そういえば、怪我とかした勇者って出撃どうなるのかなあ~?」

「神樹様も勇者に無理はさせたくはないだろうと思うけど……」

 

勇が意見を述べようとしたときに……違和感が4人を襲った。

 

「―――!」

「……これは~」

 

須美と園子は窓の外を見ると、雲の流れや風で飛ばされた落ち葉が地面に落ちずに停まっているのを見た。

 

時間の停止、人類の敵であるバーテックスが襲来した。

 

「噂をすればなんとやら…だけど」

 

須美が窓の外から視界を外し病室内を見ると、

 

「へ?…こんな時にも敵さん来るの」

「(!?)銀も停まってない」

 

勇は銀が停まっていないことに少し動揺している。

 

「銀までも停まってないなんて……」

 

クラスメイトの男子の勇、そして重症を負い療養中の銀も停まっていなかった。

 

「ミノさん、怪我の具合はどうなの?」

「大丈夫と言いたいんだけど…あまり動かすと傷跡がまだ痛むから歩けないんだ」

 

園子はすぐに銀の状況を確認した。銀は医者から回復するまで無理に足を動かすことは出来ない。後遺症を残さないために車椅子や松葉杖での補助が必須だ。

 

園子は思考を巡らし須美・勇に指示を出した。

 

「わっしー、敵はどうなのかな?」

 

「まだ来てないけど早く行った方がよさそう。樹海が広がり始めてるわ」

 

「う~ん。……いさみん、ミノさんの事お願いしてもらっていいかな?」

 

「(!?)僕も出た方がいいと思うんだけど」

 

勇が園子の意見に少し渋っていると、

 

「勇君、ここは私達に任せて」

「ここはベテランが頑張るとこだよ~。むしろ、ミノさん置いてって巻き込まれる方が心配だよ~」

 

「……分かった。銀の事は任せて、今はバーテックスを」

「2人共気を付けてな」

 

「頼んだよ~わっしー行こう」

「ええ」

 

勇が窓を開けている間に2人は変身し、窓から大橋の方へと飛び出していった。

 

 

 

――――――――――

 

 

3人称(視点:須美&園子)

「いいの、そのっち?勇君もいれば…」

「いさみんは話を聞く限りまだ迷ってるみたいだし、それに…」

 

「ミノさんの様子も見てもらいたいのもあるかな~何かあるといけないし~。ミノさんの場合だと出れると分かったらもしかしたら…」

 

「……一理あるわね」

 

園子の言ったことに須美は容易に想像がついた。銀は仲間のために常に最前線で戦っているのか無茶をする傾向があった。以前の戦闘でのこともある。もしかしたら、怪我をおして出撃したかもしれない。今はお目付け役の勇がいるから問題はないと思っている。

 

「この前みたいな事にならないように私達が頑張らないとね」

「うん。ミノさんがいない分もだけどいさみんの負担をかけたくないからね。まだ戦い慣れてないし」

 

話ながらも大橋に到着した2人は2手にわかれた。前回の件もあるので奇襲に備えて須美は大橋の一番高い位置から索敵、園子は出現位置に備えて待機した。距離は離れているが奇襲の対応はしやすい。

 

その時である、空間が歪みバーテックスが侵入してきた。全体的にピンク色の生物的なフォルムである。『乙女座』の名を冠するバーテックスが侵攻を開始した。

 

「(!?)わっしー、どう~?」

「敵は1体。他にはいないみたい」

 

敵を確認した須美は間髪入れずに攻撃を開始。矢の雨ともいえる攻撃を乙女座に放つ。

 

【!?】

 

乙女座はぶら下がっている大きな布の部分で大きく回転する。それによって須美の放たれた矢がすべて巻き取られてしまった。

 

「意外と器用なんだねえ~」

 

園子は乙女座の様子に素直な感想をもらした。乙女座は尾の部分から卵状の塊を射出する。独特の放物線を描きながら須美に迫る。

 

須美は落ち着いて塊を矢で撃ち落としていく。塊は空中で炸裂した、現代的に言うと一発の威力が高い榴弾であり直撃すればひとたまりもないであろう。

 

「撃ち落としつつも…確実に当てる!」

 

須美と乙女座との間で激しい弾幕戦が展開されるも、須美の迎撃が徐々に押し始める。それを見た乙女座は押し返そうと射出のペースを上げようとした。

 

その瞬間を彼女が見逃すはずがない。

 

「やあぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

乙女座の行動を観察していた園子が攻撃を開始した。まずは再生中の脆い部位に正確無比な一撃を撃ち込む。乙女座は布の部分で薙ぎ払うも予備動作を見切っている園子にはかすりもしない。

 

須美は再度周囲を見るが敵はいなかった。

 

「そのっち、敵増援はいないわ」

「わかった。打ち合わせ通りにいくよ~突撃~」

「了解。援護開始!!」

 

これまで総攻撃をかけるときには須美は園子・銀の誤射を避ける為射撃する事はなかった。しかし、銀が負傷で抜けたこともあり2人でやれる攻撃方法を園子と相談し組み立てた。それが今やっている近接射撃を交えた戦法である。

 

この戦法は確かに効果はあり、バーテックスは反撃が出来ない程押されていたが……。

 

(!? 後退していかない…)

(ミノさんがいない分、やっぱり攻撃が軽いんだ)

 

銀の不在の分攻撃力が不足しており乙女座は後退していかない。両者は硬直状態に入ったため、あとはどちらかが力尽きるまでである。

 

「勇者は…根性よ!」

「そうだよ。勇者は根性~!!」

 

気合を入れ直し根比べに臨む。

 

 

 

――――――――――

 

 

 

3人称(視点:勇&銀)

結界が展開されたため病室から樹海の世界に投げ出された2人は念のために変身し、足の怪我でいまだに自由に動けない銀を勇が抱え大橋から離れており見通しが利く大きな木の根っこの上へと到達した。

 

都合がいいことに複雑に根っこが絡み合っており一種のシェルターみたいなものとなっていた。

 

「ここなら大丈夫かな」

「悪いね勇。アタシの足が治ってればこんなに手間かけることがなかったのに」

「気にすることはないよ」

 

銀は今は勇者に変身しているせいかひとまずは立つことには問題はないが。撃ち抜かれた足がいまだに痛むせいかいつも通りに動けないようだ。

 

2人は根っこの上から大橋にいる須美と園子の様子を見た。

 

どうやら、バーテックスに対して総攻撃をかけているようだった。それを見た勇が銀に尋ねた。

 

「銀、2人は大丈夫かな」

「う~ん、アタシがいない分攻撃がちょっと足りてないようだけど…相手も反撃できないみたいだし大丈夫だと思う」

 

銀は率直に答える。

 

「心配するなよ勇。時間はかかるけどなんとかなりそうだし」

「そっか。……!?」

 

ここで勇が異変に気付く。

 

「勇、何かあるの」

 

勇が指を指した方向を見る銀。海と呼べる所の水面がゆらりと揺れていた。

 

今まさに異変が起ころうとしていた。

 

 

 

―――――――――――

 

 

 

3人称(視点:須美&園子)

2人は乙女座を撃退しようと攻撃に夢中になっていた。だが、今の状況はほんのちょっとした出来事で簡単にひっくり返る程である。

 

たしかに、2人は周囲の状況を確認してから総攻撃に移っていた。

 

乙女座は2人に押されているもののいまだに踏ん張っている。まるで何かを待っているように耐えているともいえる。

 

夢中になっていた2人は海面の僅かな揺らぎに決して気づくことはなく。その揺らぎは大きくなり……突如弾け大きな水柱がたちあがった。

 

「「!?」」

 

2人はその轟音に気付き反射的に素早く後ろへと大きく下がった。さっきまで総攻撃を仕掛けていた場に数本の矢(・)が降り注いだ。

 

須美と園子は水柱があがった海の方向を見ると、

 

「(!?)う…嘘、あいつはあの時の」

「戻ってきたの!!!」

 

水しぶきが治まるとそこに現れたのは、前回の戦闘にて矢の雨で3人の態勢を崩した『いて座』のバーテックスであった。先程の矢の援護はこの敵のものである。

 

2つの絶望が須美と園子に迫る。

 

「ちょっとこれはまずいかも~」

 

園子が嫌な予感を感じ冷や汗をかいたと同時に乙女座といて座は塊と矢で一斉に射撃し始めた。

 

 

 

――――――――――

 

 

 

3人称(視点:勇&銀)

「須美!園子!」

「……くっ!」

 

まさかの敵の援軍により窮地にたたされてしまった須美と園子に対し勇は叫んだ。須美は乙女座の塊を撃ち落とし、園子は槍を頭上で回し矢を防いでなんとか耐えている。しかし、このままでは2人のどちらかが消耗し力尽きてしまう。

 

そんな絶望的な状況におかれてしまった2人を見た銀は得物の斧を杖代わりにし立ち上がった。

 

「勇…アタシも2人と戦うよ」

「(!?)そんなの駄目だ!!第一足の怪我も治ってないのにで行くなんて」

 

「須美と園子を助けないと!あのままじゃ…2人が…2人が…」

 

自分と共に戦った友達を見過ごしてはおけない。そう思っている銀は勇に懇願する。

 

「アタシの性分だからさ…こんな身体でも大切なダチコーを助けたいんだ…」

 

そんな無理をしてでも行こうとする銀の姿を見た勇は大いに悩んだ。そこに、

 

【勇…それでいいのですか?】

【麒麟?】

 

麒麟が思念波で語りかけてきた。

 

【本当は彼女の変わりに2人を助けに行きたいんでしょう】

【どうしてそう思うの?】

 

【……自分の手をご覧ください】

 

勇は自分の手を見ると、その手を血が滴っていた。それほど力強く握りしめたせいである。

 

【彼女たちが窮地に陥ってたところからですよ。頭では分かっていたつもりでも本心は違うのでしょう。あの時に我が神に言った事、その気持ちを忘れたのですか?】

 

麒麟にある意味自分の本当の気持ちを確信つかれてしまった勇は……、

 

「それで無茶してさ、残された人はどうなるんだよ!」

 

勇の脳裏には、その昔事故で亡くなった両親の事を思い出していた。幼い頃、早くに亡くしたせいなのか彼は大事な人を失う哀しみ・虚しさを誰かに負わせたくないと思い、銀に正直に気持ちを伝える。

 

「君の両親や弟、須美や園子だってまた哀しい思いをすることになるよ……」

 

勇の言ったとこに銀は気づき俯く。彼女も自分なりに全快とは程遠いためやる事が限られていることが分かっていたようだ。そして、彼女も自分の気持ちを吐露する。

 

「だったら……だったら、どうすればいいんだよぉ……」

 

銀の眼に涙が滴る。助けに行きたいのに自分の無力差に気持ちが沈む……。

 

「だから……」

 

勇は銀の目元を拭う。

 

「……勇?」

「そんな哀しい思いをするくらいなら…そのための力があるなら僕がやる!!」

 

そこには覚悟を決めた勇の顔があった。

 

「……勇、お願いがあるんだ」

 

それを見た銀は意を決したように勇に、

 

「頼むよぉ…、アタシの大事なダチコーを…須美と園子を…助けてよぉ!!」

 

『友達を助けてほしい』と自分の気持ちをぶつけた。それを聞き届けた勇の隣に麒麟が現界する。

 

「麒麟」

【はい。我が主、勇】

 

「僕は全然戦った事もないし、今回も2回目の戦いだ……それに自分の気持ちに正直になるのも時間がかかってしまった……こんな未熟な自分だけどそれでも一緒に戦ってもいいのかな」

【……あなたが望むのなら。望む限りどこまでも…お供いたします】

 

麒麟にそう言うと持っているスマートフォンでどこかへ連絡する。

 

「おじさん、僕だけど時間がないから用件だけ言うね。僕の位置や状況が分かってるなら勇者……銀の保護をお願いしたいんだ。これから須美と園子を助けに行ってくる」

《…わかった。油断はするなよ》

 

「……銀、必ず3(・)人(・)で戻ってくる」

 

銀にそう一言を残すと、大橋へ向け飛翔した。

 

 

 

――――――――――

 

 

side:銀

行ってしまったな…。勇があそこまで言うなんてね。

 

(思わず勇に任せちゃったけど、あいつならなんとかしてくれそうな気がする)

 

どうしたんだろうアタシ、あいつの事ああまで思うなんて、

 

(やっぱり勇の前じゃあ自分に正直になっちゃうなあ…ああ、そっか)

 

はじめて会ったとき、あの時から気にはなってたんだ。そして、今ならわかる。

 

「気にはなってたけど、いつの間にか好きになっていたんだなあ///」

 

勇…頼んだよ。須美と園子と一緒に戻ってきてよな。




散々フラグを敷設してましたが、今作品のヒロインは原作死亡キャラですが生存した三ノ輪銀となります。鷲尾須美と乃木園子ファンの方ごめんなさい<m(__)m>

●銀が例えた漫画の作品
色々ありますが、読者の想像にお任せ。わしゆ・ゆゆゆの世界では某筋肉モリモリマッチョマンが無双する映画や某格ゲーらしきゲームが残されている世界になるからそういう文化が残されているとの作者的考察。

●いて座のバーテックス乱入
無傷で撤退させたのは、この展開をやりたかったため。前話のはイレギュラーのオリ主に対しての警戒からの戦略的撤退である。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。