「たのもー!」
スサノオは、宮殿の門の前で叫んだ。
ギギギ…
「誰かな?」
奥から青年が現れた。
「スサノオだ。
「
青年…
「タマヨリはどこだ!?」
「お前、
解放などしないぞ!」
「タマヨリを解放するんだ!」
「解放してほしければ、この僕を倒してからだ!」
―
「ルールは、簡単。
どちらかが倒れるまで続くよ。
まあ、お前が負けるんだろうけどね」
バトルスタート!
その掛け声がかかった瞬間、両者が動き出した。
「ローキック!」
スサノオの蹴りが
「!?」
スサノオの脚は、
「僕を甘くみると痛い目に遭うよ!」
辺りにはたくさんの
「僕が何の神か分かってる?」
すべての
「火鼠拳!」
炎をまとった拳が四方八方から迫る。
「水龍拳!」
スサノオは、火鼠拳に対抗して、水のオーラをまとう拳を放った。
バン!
「なかなかやるな。
でも、それだと勝てないね!」
スサノオが振り返ると、
「僕は、十二支の神にして、鼠の守護神なんだよ?
だから、姿を隠すのも得意なんだよ!」
声だけが響く。
「マウ・パペット!」
鼠が体にまとわりつく。
「ウッ、痛てぇ!」
スサノオの体をかじる。
「フィン!」
「お?
「……ふーん、そう思われたら、癪に障るなぁ。
本当の狙いは、これさ!
ウ・ヴィアータ!」
「…!?
どういうことだ…!?」
スサノオの体がまるで操り人形のように勝手に動く。
「フフフ、もうお前は僕の操り人形さ」
その人形は、スサノオと姿形そっくりだった。
「くそっ…。
どうすれば…」
「そろそろ負けを認めたらどうかな?」
「………待てよ………」
スサノオは、あることに気づいた。
………人形の動きと俺の動き………
………そうか、あれを利用すれば………!!!
「フフフ、攻略方法が見つかったぜ!」
「負け犬の遠吠えだね!
終わりにしようか!」
しかし、一瞬で人形の姿が消える。
「なっ………」
「観察していれば、わずかなタイムラグが起きているのに気づくわ!」
人形は、スサノオの手の中に。
「食らえ!“フェニックス・コークスクリュー”!」
スサノオの拳が
ガッシャーン!!!!
「痛………」
「これを食らっても、なお意識があるのか???」
「え、なんのこと???」
………………………………………………
「全然覚えていないなぁ………………、ごめん。
そういえば、他の守護神たちもなんだか様子がおかしかったよ。」
「そうか、ここから近いのは
他の守護神の様子を見てくるぜ。」
「すまないね」
「あ、待って。
これは、
これを持っていれば、僕の守護を受けられる。
これからの戦いでよい結果が残せるように祈ってるよ。」