背後に立っていた少年は銀髪で蒼い瞳を持っていた。
アーマーは肩のところにしかついておらず、ローブのような服にブーツ、という格好だった。・・・非戦闘型にしか見えないレプリロイドに縁があるな・・・俺たちは・・・。
「君はいったい!?」
そう叫ぶ俺。
「僕のことは後ほど。今は彼女をどうにかしないといけませんからね、エックスさん。」
そう彼は俺のほうを向いていい、シェラがいる方向を向いた。
「姉さん・・・。貴女まで・・・。」
彼は悲しげな目をしてシェラを見た。
「Dr.SN000カノン。敵と認識。排除を開始します。」
シェラは抑揚のない声でそう言い、剣を構えた。
「姉さんがそうするなら・・・。」
カノンと呼ばれた少年も剣を構えた。
「カノン・・・!?」
「大丈夫ですよ、エックスさん。」
そうカノンは俺の方を向き微笑んで言った。
「でも今のシェラは普通じゃないんだよ!?」
そう離れたところから叫ぶアクセル。
「僕は姉さんたちが堕ちたときのために作られたんですから。」
彼はそう言い微笑みながら、
「ここは僕に任せてください」
そう彼は言った。
「わかった。」
「ゼロ!?」
アクセルがそういった。ゼロがそう思うなら・・・。
「俺も・・・。彼を信じるよ。」
そういうとカノンは笑顔を見せた。
するとシェラが痺れを切らしたのか斬りかかってきた。
ガキン!!
「!?いきなりすぎません・・・!?姉さん!!」
「ごちゃごちゃうるさい・・・。黙れ。」
「あ、はい・・・。って何従っちゃってるんだろう!?」
そんな彼をみて俺たちの不安は募るばかりだった。
とはいえ彼の戦闘能力は高かった。
「ミーティア。」
そうシェラが何の前触れもなく呟いた。
すると、宇宙から大量の隕石が落下しはじめた。
そう。メテオの何倍もの量が・・・。
「・・・僕、ミーティアをシェラに使われるイレギュラーの気持ちが分かった気がする・・・。」
とアクセル。
「俺もだ・・・。」
「俺も・・・。」
と俺とゼロ。
しかしカノンはというと・・・。
「・・・。」
慌てることも、焦ることもなく静かに瞳を閉じていた。
そして彼が目を開きながら何かを呟いた。まったく知らない言語だった。
「止まった!?」
とアクセル。そう、落下していた隕石がなぜか停止した。いや・・・。俺たち以外のものがすべて止まっていた。強く吹き付けていた風も・・・。巻き上がる砂も・・・。すべてが止まっていた。
「何故お前がその力を・・・。」
そう呟くシェラ。そんなシェラに彼は
「彼女が何の工夫もしていないと思いました?姉さん・・・。」
そうカノンが言うとシェラは眉間にしわを寄せて
「チッ・・・。こちらシェラ。・・・カノンの乱入により任務遂行が不可能になりました・・・。」
「分かりました。テレポートしてください。」
という会話が聞こえた。
「了解。申し訳ありません・・・。」
そう呟きシェラはテレポートに入った。そして・・・
(お願い・・・。私を止めて・・・。)
そう4人の頭に直接シェラの声が響いた。
キーワードのトランスフォーマーはオリキャラに設定が入っていたりするだけです。
カノンが使った時間を止める能力については“ビーストウォーズネオ 超生命体トランスフォーマー ”に登場するハインラットの“タイムフリーズ”ようなものです。彼の能力を決めた後にハインラットの存在を知りました(笑)私はマイクロン三部作世代なので・・・。