シェラが退却した後、残った4人はエイリアに連絡を取っていた。
「こちらエックス。エイリア、転送を頼む。」
“了解。転送!!”
彼らを光が包んだ。次に彼らが目を開けるとそこはハンターベースだった。
「エックス、彼は・・・?」
聞いたのはエイリアだ。
「彼はカノン。シェラの姉弟機らしい。」
「カノンです。姉さん達が御迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。」
「いや、君が謝る必要はない。元凶はDr.セリアだ。」
頭を下げて謝った彼にシグナスはそう返した。
「・・・ありがとうございます。」
そういった彼の瞳には深い悲しみの色が浮かんでいた。
「先ほどお前が言っていたシェラ達が堕ちたときのために作られたというのは一体・・・?」
「言葉通りですよ、ゼロさん。僕はどんな手段を使っても姉さんたちを止めなければいけないんです。」
「どんな手段を使っても、か・・・。」
エックスが呟く。
「はい。・・・とはいっても僕も気を抜いたら、リル姉さんに操られてしまいますが・・・。」
「そうか・・・。」
「自動時に意識共有をカットできればいいのですが・・・。」
カノンが苦笑して言った。
「意識共有をしてるの?」
「はい・・・。僕たちナンバーズは普段から意識共有はしていたんです。ですがリル姉さんが狂ってしまった日以降は彼女から流れ込んでくる破壊衝動に飲み込まれてしまうので、意識的にカットしています。」
カノンが皆に話した。
「ですからいずれ姉さんたちと戦う日が来ると思いますが、気をつけてください。・・・姉さんたちの連携は隙がほとんどありませんから。・・・僕でも破れるかどうか・・・。」
「厄介だな・・・。」
そうゼロが呟く。
「それでも僕は姉さんたちに勝つしかないんです・・・。世界を守るために・・・。」
カノンは目を閉じて呟いた。
「大丈夫、俺たちならやれるさ。」
エックスが励ます。
「そうだよ!僕たちならできるよ!」
アクセルもカノンの肩を軽く叩いて言う。
そしてゼロも無言で力強く頷く。
「・・・まずは姉さんたちがいそうなところを探していきます。」
彼らの励ましを受け取ったカノンはそういった。
「目星はついているのか?」
「・・・ええ、一応。・・・このデータを見てください。」
とカノンは皆にデータを送った。
「このデータは?」
「かつて僕たちの拠点があった場所です。装置などもそのままになっていますから、いるとしたらこのうちの何処かでしょう。・・・最も有力なのはここです。」
と彼は言い、ある場所を指した。
「・・・砂漠か。」
「ええ。ここが一番大きな拠点でしたから。ここにいる可能性が一番高いでしょう。」
「よし、いまから準備をしよう。・・・5時間後にここに集合でいいな?」
とシグナスが聞く。
「ああ/うん/はい」
「よし、解散!」
彼らはセリアナンバーズを倒しに行くことを決めた。
久しぶりの投稿でなおかつ短くて申し訳ありません。