書いていたら予想より長くなって一つにまとめたら読みづらかったので二つに分けますなので今回は前編です。
それでは始まります。
さて、こうなったら、じっとしちゃいられない飯食って仕事して探しに行くか。
「希先輩。俺のご飯は?」
「はい。」
たまにいるよね、新商品の毒味させる人。
しかも、これはしなくてもわかるだろなんだよ。
《五種のチーズと生クリームのパスタ》って
絶対にくどいだろ。一口食えば分かるわ。
どうか期待を裏切ってくれ。
「いただきます。」
うん、くどい。とても、くどい。食べるのが辛い。でも食べ物は残さない派としては食べねば。
「デザートもあるよ。」
そして止めのレアチーズケーキ。チーズ好きだねおれチーズ好きなんて言った記憶ないけど強いて言うなら、レアチー○ちゃんの方が好きなんだけど。何言ってるかわからない。大丈夫俺もわからない。
さて仕事も終わったし穂乃果先輩達を探しにでも行きますか。
ピアノの音?ピアノについて詳しくないけどきっと上手いなこの人。誰だろ?
西木野さんじゃん。上手いね。その歌なんて歌?聞いたことないな。もうちょい近くで聴きたいけど開けても大丈夫かね。いいか集中してるみたいだし。
「ゔぇぇぇ。白夜?なんでここに。」
「ピアノの音がきこえたから。それよりめっちゃ上手いね。習ってるの?」
「前までね。今はもうやってないわ。」
「そうか、もったない。」
「いいの、わたしの音楽はもう終わってるから。じゃあね、また明日。」
「おう、また明日。」
《終わってる》ね。なら、あんな楽しそうに弾くなよ。
どこ探してもいなかったな。もう帰ったんかね。そうだ穂むらによるか。って、あれ海未先輩だよな。
「あの、海未先輩。今かえりですか?」
「っシロですか。突然後ろに後ろから来ないでください投げてしまいそうになりました。」
おっそろしいことを言うね。でも、美女に投げられて介抱される。・・・ありだな。
「そうだ、海未先輩。この後穂乃果先輩達と会います?」
「ええ、会いますけど。どうして?」
「スクールアイドルの話です。」
「なら、一緒に行きましょうか。」
「海未っちゃ〜ん。」
「いきなり抱きついては危ないですよ。」
「へへ、ごめん。」
いきなり百合百合しいな。ほのうみもいいな。
「なに、考えてるんですか〜?」
すみません。やっぱりことうみですね。
「シロなにか用事があったのではないのですか。」
「そうです。先輩達のお手伝いをしようと。」
「本当!嬉しい、ありがとうシロ。」
握手で嬉しさを表現するのはいいのですがあんま振らないで外れちゃう。
「確かに男手があるのはうれしいですね。」
「それはあまり期待しないでください。」
「で、グループ名なんて言うんですか。」
「それがね。・・・」
「グループ名どころか歌曲も決まってない?」
「うん。」
前途多難すぎだろ。こんな感じで大丈夫か?大丈夫じゃない大問題だ。
「知り合いに曲作れそうな人いるな。」
「いるの!ならその人に頼んで。」
「でも、作ってくれるかは、わかりませんよ。」
「それでもお願い。」
だから上目づかいは禁止だろ。断れないだろ。
「やってみます。」
「ありがとうございます。あと、できればダンスのコーチをやってもらいたいんですが。」
「全くできないですが。」
「ステップなどは私達で考えますのでリズムをとっていただけたら。」
「それなら。」
それさえも自信ないけど。リズム○国でさえ最高で、でも平凡ですからね。
「これから、始まるんだね。」
「そうですね。」
「うん。」
「・・・」
「やっぱりなんかこう決め台詞みたいなのがないと締まらないね。」
「もう、練習始めてるん?」
「希先輩。なんでここに?」
「バイトや、ここでバイトしてんの。」
「うちの学校していいんですか。掟にはダメって書いてあったんですけど。」
「シロっちだけやないそれ。」
また、あの人かいくら俺をいじめれば気がすむんだ。
「シロはバイトしちゃダメだよ。私達の練習のコーチするんだから。」
「バイトはしませんから、だから引っ張らないで。」
少女練習中
しっかし疲れたな。結果一緒にランニングしたぞ。それとやること多すぎだろ。
リスト
曲の製作者を見つける。
グループ名をつける。
練習メニューの製作
俺自身がやることほとんどないな。
さて、晩飯でも作りますか。
今日の晩飯のために卵買うの忘れた。買いに行かんと。
少年買い物中
さて、帰るか。なんかスポーツバッグを持ってる海未先輩がいるんだけど。
「あの。海未先」
「曲者。はぁぁ。」
えっ、気がついたら俺は空を見上げていた。
「痛!」
痛みと共にグシャとつぶれつ音がする。
「シロ?」
「どうもです。」
「どうしてこんな時間に?」
「これです。卵を買いに。ってああああ。卵!卵が。」
そりゃもうぐちゃぐちゃに昔の癖か受け身を取ろうとしたら。右手に持ってる卵がつぶれしまってた。
「これは、もうだめですね。」
「ひとパック179円が。」
「妙にリアルですね。」
「まあ、メタイ話は無しで。なんでこんな時間にこんな所で?」
「切り替えが早いですね。その、家出をしまして。」
「家出ですか。」
家出か、クリスマスを、めちゃくちゃにされない限り起こらないと思ってたけど。あれ、誕生日だっけ?
「そうです!シロ、家に泊めてもらえませんか。迷惑はかけませんので。」
「え!?」
前編はこんなものです。海未ちゃんの家出を想像するとなんか面白いですよね。穂乃果ちゃんならありそうですけど
まあ、本家のストーリーとは全然違う方向に行ってますね
きっとここまで脱線すると戻れるのか。こんな感じで後編もやっていきます。
次回
始まりの歌 後編