ifストーリーμ’sとボッチくん   作:パステルカラー

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今回はライブ回?です。急ピッチで進めたのできっと穴だらけです。では始まります。


私たちのライブ

『μ's』9人の歌の女神か。9人ね今三人しかいないんだけど。なんでこんな名前にしたのかね。まあ、名前詐欺なんていっぱいあるからねチゲ鍋とか日本語訳したら辛い鍋鍋とかだからね。意味わかんない。

「シロ聞いてるの?」

「ええ聞いてますよ。カッパは妖怪かエーリアンという話でしたよね。俺は妖怪派です。俺メダルも持ってますし。」

「何をいってるの。」

「あれ、違いました。先輩はエーリアン派ですか。」

「違うわよ。新入生歓迎会の話よ。」

「ああ、そっちですか。カッパとで迷ったんですよね。」

「まったくそんな素振りを見せてなかったけれど。」

「しょうがないですよ、カッパの方が優良株だったので。というより、それを俺に話していいんですか、一応新入生なんですけど。」

「大丈夫よ。だってあなた友達いないでしょう。」

「返す言葉もありません。」

 

「……こんな感じで進めて行くけどいいかしら。」

「いいんやない。」

「その前に一つ。このアイドル研究部の説明なくていいんですか。」

「シロっち、その部活はちょっと特別なんよ。」

「特別ですか。」

「見てくれればわかると思うで。」

 

「ここか。」

アイドル研究部ね。こんな部活あるなんて知らなかったな。

「ちょっとアンタ、何の用?」

「ちょっとこの部活が気になって。」

「なに!アンタ、体験入部なの。早く言いなさいよ。入って入って。」

「いや、違います。新入生歓迎会の話で。」

「なんだそれなら、うちの部はやらないわよ。」

「なんでですか。資料によると部員先輩一人ですし。」

「部員なんていらないわ。私一人で十分だから。」

確かにこりゃ、特別だな。

「なんでです。」

「教える必要ある?」

「いや、ないです。」

「なら、帰ってくれる。」

「そうですか。先輩、自分に嘘つくの辛くないですか。」

「なに?私が嘘ついてるていうの?」

「はい。」

「嘘なんかじゃないわ。このまま一人でも構わない。」

「先輩が本当にそう思ってるならいいです。……そうだ。新入生歓迎会の日の放課後に講堂でライブやるんで見に来てください。じゃあ。」

「絶対に見に行かない。あれはアイドルなんかじゃない。子供のおままごとと変わらない。」

『おままごと』と変わらないか。

 

「か〜よちん、一緒にご飯食べるにゃ。」

「うん。」

「しょうがないからシロも一緒に食べてもいいけど、どうするにゃ。」

「ああ、誘いたい人いるけどそれでもいい?」

「かよちんがよければなんでもいいにゃ。」

「私はいいけど誰?」

「真姫。」

「「ええ?」」

「どうしたんだよ。」

「シロ君、西木野さんと仲良いの?」

「さあ?」

「さあ?じゃないにゃ、これは一大事だにゃ。」

「なんで?」

「西木野さんって誰とも話してないイメージがあるから、人と話してるのが。しかもシロ君なんて。」

「小泉さんは俺のことをどういった評価をしてるのかな。」

「かよちんはシロのことを評価するほど気にしてないにゃ。」

「凄く傷つくな。」

「そそんなことないよ。」

「まあ、いいや。ちょっと誘ってくるよ。」

「ねえ、真姫一緒に飯食べない?」

「まあ、いいけど。その前に一つ質問していい?なんで真姫って呼ぶの?」

「していい?て聞いときながら俺の返答を聞く前に答えてるやん。質問の答えは真姫だって俺のことを白夜って呼んでたろ。それと感謝の意を込めて。」

「そう。でどこで食べるの?」

「そこで凛と小泉さんと。」

「え?」

「いや、『え?』じゃないよ。」

「聞いてないんだけど。」

「だって言ってないもん。もしかして真姫は俺と以外とコミュニケーションが取れないの?それとも俺と二人っきりの方が良かった?」

「そんなことないわよ。」

「だよね。なら、いいよね。さあ、食おうぜ。」

この時、真姫、凛、花陽はシロがボッチの理由が少しわからなくなった。

 

「そうだ。新入生歓迎会の日の放課後に講堂でμ'sっていうスクールアイドルがライブするから見に来てよ。」

「この学校にスクールアイドルがあるんですか!」

「い、いや、最近できたばっかだけど。」

「そういえば、校門の前でビラ配ってたわね。」

「μ'sって言うんですね。構成人数は?メンバーの名前は?@#@/&//?」

「最後なんて?というよりどうした?」

「かよちんはアイドルになると積極的になるにゃ。」

「そ、そうなの。」

「で、どうなんですか。」

「見に来てくれればわかると思います。」

「突然敬語になったわね。」

「しょうがないだろ、突然あんな剣幕で迫られたら。」

小泉さんならアイドルについて詳しく教えてくれるかも。

でも、やぶ蛇は何が出てくるかわからないけどこれはつついたら蛇は蛇でもアオダイショウとかだろきっと長いこと話されて絞め殺されるのかな。まあ、きくしかないんだけど。

「ねえ、今あるスクールアイドルで一番踊りやダンスが上手いグループってどこ?」

「そうですね。ダントツでAーRISEです。

でも、ダンスだけなら福島の」

「いや、もういいです。」

「なんでですか。もっと聞いてください。」

「嫌です。」

「そうですか。」

家に帰ったら見てみるか。

 

これが今一番のスクールアイドル。

確かにレベル高いな。

プロと言っても過言じゃないな。こんなのがごろごろしてるのね。結構厳しいそうね。

 

 

「ついに今日だよ。ファーストライブ。」

「そう何度も言わなくてもわかってます。」

「だって興奮しない?ファーストライブだよ。ファーストライブ。」

「そうですが、本番で踊り間違えないでくださいよ。」

「大丈夫だよ。あんだけ練習してきたんだもん。ねぇことりちゃん。」

「う、うん。」

「ほら、ことりも緊張してるじゃないですか。」

「ことりちゃん本当?」

「うん、少しだけ。」

「そんなぁ〜。」

「シロはどう思います。」

「え、まあ。いいんじゃないですか。」

「シロ、話し聞いてましたか?」

「ちょっと考えごとを。」

「しっかりしてくださいよ。ファーストライブなんですから。」

「シロ最近考えごと多くない?」

「そうですか?まあ、悩める年頃ってことで。」

「悩むことなんてあるんですね〜。」

「脳みそが付いてない人みたいに言わないでください。」

「何について悩んでたんですか?」

「ファーストライブの前に言うことじゃないですね。」

言って自信を無くされても困るしな。

「気になって集中できないよ。」

「終わったら教えますよ。」

「ぶーシロのケチ。」

「ケチの方が得をする社会なんで仕方ないですね。それよりもライブ頑張ってくださいよ。」

 

 

まったく歓迎会に集中できなかった、どうするかな。ビラでも配ってくるか。

「真姫、凛、小泉さん。ちゃんと来てよ。」

返事はなかったが、まあ来てくれるだろう。

 

さて、5分前だしそろそろ行くかな。

「席が埋まってたりして、なんてね。」

扉を開けるとそこは殺風景という言葉ががこれ以上に似合う状況はないだろうと思うほどの状況。端的に言うと人っ子ひとりいないのである。

「マジか。」

真姫、凛、小泉さんさえいない。

スタートまで残り1分を切ってる今から人を集めてくることはできない。

時計の針は無情にも開始の時刻を指す。それと同時に幕が上がる。

その向こうに見えるのは三人の見てるこっちが辛くなるような顔。

どうする。何か言葉をかけるか。それとも黙ってるのがいいのか。情けないな俺。この三人に対してなんもしてやれないのか。

なんでもいいとにかくこの沈黙を破る一言を。口よ動け!

「俺お客さん探してきます。」

その言葉を残して講堂を出る。

何言ってんだ。客を探してくる?嘘つけあの空気に耐えられなくて逃げただけだろ。それじゃ今までと変わらないだろ。クッソ本当にダメな人間だな。どうすんだよ。

「西木野さんのせいだよ。もう始まっちゃうよ。」

あれ、この声は。

「私のせいじゃないでしょ。」

「ちょっと、ま、待って。」

真姫、凛、花陽‼︎

「お前ら、遅えよ。もうすぐ始まるから、急げ。」

来てくれてありがとう。本当にありがとう。

「あれ、他のお客さんは?」

「いいんだよそんなの。」

先輩達図々しい俺を許してください。

「先輩達、俺達がいますから。歌を。」

「うん、海未ちゃんことりちゃん。」

「はい。」

「うん。」

『START:DASH‼︎』

 

ライブといっても一曲だけだが、何十曲も歌ってクライマックスも近いアイドル達のライブと遜色ない興奮が襲った。

「せーの。」

「「「ありがとうございました。」」」

その興奮を表すべく惜しみない拍手を送る。

それは俺だけでなく他の三人も同じのようだ。

その拍手を遮るかのように扉を開ける音がする。

「どうだったかしら。」

その声の主は俺もよく知っている、絢瀬絵里だった。

「私たちはこのまま続けます。」

「なぜ?今回でわかったでしょ。あなたたちには人を動かすことはできない。」

「でも、続けたいんです。やりたいんですスクールアイドルを。」

「あなた達の現状をわかってるの?ダンスは下手。歌も下手。それで続けてるの?」

「それでもです。」

「この会場でさえ満足に人を埋められないくせに。」

「いつかはこの会場をいっぱいにしてみせます。」

「それは叶わないわ。」

そう言ってこちらに目線を送る。さすが初代ツンデレ

(シロの中では)反論しろってことですね。わかります。

「絵里先輩。叶わないかどうかは続けてみないとわからないですよ。実際穂乃果先輩達の歌は俺らの心に届いた。」

これでいいんでしょう絵里先輩。

「それは良かったわね。でも学校の名前を背負って醜態を晒さないでくれるかしら。」

そう言い残して講堂を後にする。

本当に面倒な先輩だな。いいじゃん感動したならそう言えば。

「お前らこの後もう何もないけどどうする?」

「私は帰るわ。」

「じゃあ私も。」

「なら、凛も。」

「三人ともありがとな。」

本当にありがとう。お前らが来なかったら、俺はこの会場には戻らなかった。

「穂乃果先輩達、早く着替えて来てください。外で待ってますから。」

「はーい。」

一応生徒会のメンバーらしくゴミとか確認しとくか。

人いなかったからないと思うけど。

「ひいぃ。」

「あれ、アイドル研究部の部長さんじゃないですか。どうしたんですか。」

この学校はツンデレというより天邪鬼ばっかだな。

「迷子になってたのよ。」

「先輩3年生ですよね。迷子になるわけないじゃないですか。本当は見たかったんでしょう。」

「ち、違うわよ。たまたまよ。偶然よ。」

「わかりましたよ。で、先輩から見てどうでした?」

「コメントするに値しないわ。じゃあ帰るから。」

うーむ現実は甘くないの。

じゃあ俺も外に出てますか。

「おっ、ようやく出てきたわ。」

「のぞみ先輩。待っててくれたんですか。モテるって辛いですね。」

「鏡見てきた方がええんやない。」

「どぎついブラックなことで。で、ご用件は?」

「いいんじゃないかな。辛いなら泣いたって。」

「? 辛いのは俺じゃなくて穂乃果先輩たちでしょ。」

「確かに彼女達も辛いだろうけど、シロっちも結構辛いんやない。」

「どうして?」

「それは、自分が一番よくわかってるんじゃないの。」

「お見通しってわけですか。でも大丈夫です。これくらいなら。」

「そう、でもいつかは私たちに甘えてな。待ってるから。」

あの人もエスパーか。この学校は悪タイプじゃないと生きづらそうだな。

 

ようやく出てきた。あれだけ頑張ってたし、穂乃果先輩達になにかおごってあげますか。




ようやくライブが終わりました。まあ、ゆっくりでしっくりしない感じですね。しっくりしないところは後々明らかになると思っていてください。では次回予告と参りましょう。
次回「いけません。」
ネクストライブズヒント。紅茶。
ことり「シロ、紅茶って10回言ってみて。」
シロ「なんでですか。」
ことり「いいから。」
シロ「紅茶紅茶紅茶紅茶紅茶紅茶紅茶紅茶紅茶紅茶。はい。」
ことり「もう尺がないからお終いです。」
シロ「もうこの人やだ。」
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