ifストーリーμ’sとボッチくん   作:パステルカラー

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言いたいことはあとがきで。
では始まります


紅茶の温もり

シロ「みんな帰ったんか。海未先輩、どうします?」

海未「一緒に帰りましょうか。」

最近二人っきりで帰るの多いな。ネタ切れか?

 

海未「この歌?」

シロ「どうかしました?」

海未「この歌私たちのじゃないですか?」

シロ「確かに。」

??「海未さん!?μ'sの園田海未さんですよね。」

海未「いえ、違います。」

??「そ、そうですか。人違いでしたか。」

この子も人を落とすテクを身につけているな。目をうるうるは汚いよ。

海未「い、いえ。園田海未です。」

??「やっぱり。」

やっぱり海未先輩も勝てなかったか。

 

絵里「亜里沙!」

亜里沙「お姉ちゃん!」

シロ「絵里先輩。」

絵里「シロ。と園田さん。」

亜里沙「お姉ちゃん、海未さんと一緒に帰っていい?」

絵里「私はいいけど?」

海未「私も大丈夫です。」

シロ「じゃあ、俺はお暇を。」

海未「ちょっと待ってください。私を見捨てるんですか?」

シロ「俺も気まずいんで。」

海未「お願いします。」

シロ「わかりましたよ。」

 

 

亜里沙「亜里沙飲み物買ってくるね。」

絵里「ええ、お願いね。」

「……」

おいおい、なんだよこの空気側から見たら美女2人に挟まれてるリア充かもしれんが、そう見えてる奴にここを替わってほしい。

 

絵里「あなた達、説明会でライブするのやめてくれないかしら?」

海未「なぜです?」

絵里「次の説明会にかかっているって知ってるでしょ。」

海未「知っています。ですが私たちは廃校を阻止するためにスクールアイドルを始め、練習してきました。ですから次の説明会でライブをやらないという選択はありません。」

絵里「あのレベルでね。」

海未「どういうことですか?」

絵里「別にあなた達だけを否定しているわけじゃないわ。私から見たらスクールアイドルをやっている人たち全てのダンスのレベルが低いと言っているの。一番のAーRISEだとしても。」

海未「あなたに何がわかるのですか‼︎?」

絵里「私はあなた達よりも上手できる。それだけよ。……亜里沙帰るわよ。」

亜里沙「うん。あっ、これどうぞ。」

海未「あ、…ありがとうございます。」

亜里沙「城田さんにも。」

シロ「俺、名前教えたっけ?」

亜里沙「前にお姉ちゃんの話にあなたの名前が出てきたので。それでは、さようなら。」

海未「何も知らないあなたにそんな風に言われたくありません!」

 

海未「シロ!帰りましょう。」

シロ「はい。あの、もしかして怒ってます?」

海未「そんなこと聞くまでもないでしょう。」

シロ「ですよね。一ついいですか?」

海未「何でしょうか?」

シロ「別に絵里全然を擁護するわけではないですけど、絵里先輩にはあれだけのことをいう権利はあると思いますよ。」

海未「どうしてですか?」

シロ「絵里先輩きっとバレエやってたんだと思います。それもかなりの時間か密度で。」

海未「なぜわかるのですか?」

シロ「姿勢です。海未先輩みたいに心を大切にする何かをやっている人は姿勢がいいんですよ。でも、絵里先輩はロシア育ちらしくてそういったものをやれなかった。だとするとバレエぐらいかなと思って。それにダンスのことを言えるとなったら確定かなと思って。」

海未「…だとしても。あんな言い方は。」

シロ「それには同感ですね。それも含めて一度明神行きましょう。あの人のプロフェッショナルがいますんで。」

 

 

希「シロっちどうしたん?」

シロ「絵里先輩について気になることがあって。」

希「海未ちゃんもか?」

海未「ええ。なぜあそこまで言えるのか?」

希「何があったかは知らへんけど、うちで答えられることなら答えるで。」

シロ「じゃあ、絵里先輩のバレエの映像とか持ってます?」

希「持ってるけどどうするつもり?」

シロ「それは海未先輩たちが決めることですんで。映像も海未先輩に渡してください。」

希「カードの言う通りやったね。ちょっと待ってや。」

シロ「じゃあ俺は帰りますんで。」

あれが賭けの結果から出した結果ですか。存在は認めるが活動は認めないと。もっとしっかり突き詰めとけばよかった。

 

希「何で昼休みに屋上にいるん?」

穂乃果「いやそれは。」

 

少し前

凛「ここのところ毎日勉強で飽きてきたにゃ。」

穂乃果「だよね。ちょっと息抜きしない?」

凛「でも、希先輩が。」

穂乃果「だよね。お仕置きがね。」

にこ「希にビビってるようじゃまだまだね。凛、穂乃果ダンスの練習するわよ。」

凛「お仕置きが。」

にこ「ダラダラやって時間をかけるよりは体を動かしてリフレッシュしてからのほうがいいと思わない?」

凛「確かに体を動かしたほうがいいにゃ。」

穂乃果「よし!練習するぞー!」

 

 

穂乃果「ということで。」

希「お仕置きが必要やね。わしわしするでー。」

あの人楽しそうだね。テストよりも問題なのが。

 

シロ「絵里先輩の踊りはどうでした?」

海未「私たちのことをああ言いたくなるのもわかります。」

シロ「それでどうします?」

海未「悔しい反面、尊敬している私がいました。わたしはあの人にダンスを教えてもらいたい。」

希「答えが出たようやね。なら、その前にやることがあるんやない?」

海未「そうですね。」

シロ「嫌な予感。」

海未「シロ、穂乃果、これから泊まり込みで勉強です。」

穂シ「嫌だーー!」

 

 

テスト後

シロ「絵里先輩。お客さんです。」

絵里「誰かしら?」

穂乃果「絵里先輩!ダンスを教えてください。」

絵里「どうしたのかしら突然?」

海未「あなたは私たちのダンスのレベルが低いと言ってました。なら、私たちをあなたが望むラインまでにしてください。」

絵里「嫌よ。他を当たってちょうだい。」

シロ「絵里先輩。俺らに借りあるの忘れてません?」

絵里「何かしら?」

シロ「体育祭の熱の穴埋めしたんですけど。」

絵里「あなた嫌な性格してるわね。」

シロ「よく言われます。」

絵里「わかったわ。あなた達のダンスのレッスンをしてあげる。でも、一人でも辞めたいとか、それに類似する言葉を言ったらすぐになしよ。」

穂海こ真花凛「よろしくお願いします!」

絵里「その代わりシロは私の分の仕事もお願いね。」

 

 

シロ「絵里先輩の仕事量多すぎです。」

一週間近くやって分かった。

やはり絢瀬絵里は化け物だった。

希「お疲れ様。結構頑張ってんやん。」

シロ「仕事が終わらないと俺の命が終わるという変な反比例があるんで終わらせないと。」

希「絵里ちはそんなことせえへんよ。」

シロ「そうですかね。まあ、終わったんで部活行ってきます。」

 

 

シロ「こんにちは。って、みんなどうしたんですか?」

穂乃果「絵里先輩が突然帰っちゃって。」

シロ「変なことでも言ったんじゃないですか?」

にこ「それは絵里の方よ。なんか私たちに

『毎日同じ練習して辛くないの?』とか聞いてきたの。」

穂乃果「それで、私たちが辛くないですって言ったらどっかに行っちゃったんだよ。」

シロ「俺が探しに行きますので練習続けてください。」

本当に手のかかる人だな。

 

希「絵里ちの本当にしたいことは?」

絵里「なんとかしなくちゃいけないんだからしょうがないじゃない!」

きっと絵里先輩の声だな。

絵里「私だって好きなことだけやっていられるならそうしたいわよ‼︎。今更あの子達と一緒に居たいと言えると思う?」

そんな風に思ってたんだ。

 

シロ「希先輩。」

希「うちじゃなくてシロやないとダメなんか。」

シロ「え?」

希「下の教室に行ったと思う。絵里ちをうちの親友を頼むで。」

シロ「よくわかりませんけど、承りました。

その前に。」

 

 

シロ「絵里先輩。」

絵里「何かしら?」

シロ「これ。」

絵里「紅茶。何で?」

シロ「俺が悩んだ時や辛い時に飲むからです。」

絵里「そう。そんなに悩んでるように見える?」

シロ「まあ。好きなことやりたいんならやればいいじゃないですか。」

絵里「話聞いてたんでしょう。なら」

シロ「好きなことやってそれで学校を守れればいいじゃないですか。」

絵里「そんなことを許してくれると思う!」

シロ「誰が先輩を許すんですか?」

絵里「分かってるなら」

シロ「誰も怒ってないし、それに感謝してると思いますよ。その証拠に。ほら。」

穂乃果「絵里先輩。μ'sに入ってください。」

にこ「あんた素直になりなさいよ。」

真姫「にこ先輩がそんなこと言う?」

絵里「でも。」

シロ「でもじゃないですよ。入りたいか入りたくないか。どっちですか?」

手を伸ばしている穂乃果先輩の手を取り、立ち上がると俺の耳元で囁くようにこう言った。

絵里「ありがとう。」

そのありがとうは紅茶のせいかあったかくどこか甘かった。




この後ちゃんと希はμ'sに入りました。

泊まり込みテスト勉強はギャグにしたかったので今回は飛ばさせていただいました。それの内容は外伝で。
それとエイプリルフールは終わりましたがエイプリルフールネタで一個書きます。そちらもよろしければ。
なので次回は少し遅れます。
次回『私は』
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