ifストーリーμ’sとボッチくん   作:パステルカラー

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社会科見学は歩きつかれて足が棒になった思い出しかないです。
では、始まります。


社会科見学

先生「明日は社会科見学だ。現地集合だから間違えるなよ。」

そう、明日は社会科見学。だが、これはあくまで表向きの顔。本当は遠足なのである。

しかし遠足といっても幼稚園や小学校などの低レベルのものではない。今後の学校生活におけるビックなイベントなのだ。

 

 

凛「明日が楽しみだにゃ。」

花陽「そうだね。生しらす丼に海鮮丼他に、他にも鎌倉ですから美味しいものが。」

真姫「私そんなに食べれないんだけど。」

花陽「大丈夫!美味しいからすんなりお腹に入るよ。」

真姫「そ、…そうね。」

凛「今日はバカみたいにシロくんが静かだにゃ。」

シロ「………まあ、あんまいい思い出ないからな。」

凛「大体暗い空気になるから話さなくていいにゃ。」

シロ「あれは小5の頃。」

花陽「回想に入っちゃうの!?」

シロ「小学生の頃はバカだったから、ルートの途中で公園に寄ったんだ。そこで隠れ鬼をやることになって、バックを置いていたんだ。そんで鬼だから10秒目を閉じていた。

目を開けたら誰もいなくなっていた。

もちろんバックもなかった。唯一あったのが俺の空のサイフだった。」

真姫「典型的なイジメね。」

シロ「そんで家まで歩いて帰ったのは嫌な思い出。」

凛「大丈夫にゃ。凛たちは置いて行ったりしないにゃ。」

シロ「凛。お前いいやつだな。」

凛「まあ、パシリにはするけど。」

シロ「………まあ、いいよ日常茶飯事ですし。それと大体行くとこ行くとこで絡まれるんだよな。」

これが後のフラグとなるとはこの時は知るよりもなかったのである。

真姫「とか、ナレーションが入りそうね。」

シロ「そういうこと言うなよ。」

 

 

今回の社会科見学は鎌倉である。鎌倉と言えば日本有数の観光地である。そして大きな大仏が観光名所である。そしてそれは奈良も同じこと。しかし年頃の頭がパァーンしたやつは

「鎌倉と言えば?」

「大仏」

「じゃあ、奈良は?」

「鹿」

何で奈良は鹿なんですか?ちょっと意味がわからないですね。言わせてもらえば奈良の方がでかいから。それなのに人に聞いていくにつれ適当になり。

「奈良と言えば?」

「鹿」

「な」

「鹿」

ナシカって何ですかね?ナスカですか?地上絵でも書いてるんですか?奈良をバカにしないでほしい。

だが、この班にも奈良は鹿とか言いそうな人がいるんだよな。

 

凛「鎌倉と言えば大仏、奈良と言えば鹿だにゃ。」

ほら。まあ、いいですよ。この学校の修学旅行は沖縄ですから。凛は永遠に京都にはいかないでしょう。

 

 

先生「3時にはここに戻ってこいよ。そのあとはなんでもいいから。」

集合の理由は他の学生が多いからかな?

ガラ悪いの多いな。目を合わせないようにしないと。

真姫「じゃあ。まずは鶴岡八幡宮からね。」

凛「その前にお土産屋に。」

シロ「なんでだよ。3時の集合後でもいいじゃんか。」

凛「今のうちに狙いを定めておきたいにゃ。」

真姫「それは後。まずは鶴岡八幡宮よ。」

シロ「なあ、花陽。真姫って今日をかなり楽しみにしてたと思うの俺だけ?」

花陽「ううん。私もだよ。」

真姫「花陽、白夜早く来ないと置いてくわよ。」

シロ「はいはい。」

 

 

うーむ。何で入口の所にキュウリが売ってんだ?特に関係ないだろ。謎だ。

凛「早く来るにゃ。」

シロ「へいへい。」

凛「お祈りするにゃ。」

心の中で願うのさえ恥ずかしいけど………

っし、終わりと。

 

凛「何を願ったのかにゃ?」

シロ「そういうのは言わない方が叶うらしいぞ。」

凛「わかったにゃ!凛も言わない。」

俺お前に聞いてないけどな。

 

おみくじか、大吉以外は結ぶけど基本的に結んでる時に切れるんだよな。

真姫「白夜どうだった?」

シロ「俺は吉だったけど。」

真姫「ふ、ふーん。」

シロ「そういう真姫は?」

真姫「なんだっていいじゃない。」

これは凶か?それとも小吉か?いや、小吉は吉よりいいのか。じゃあ末吉か。この辺りが分かりづらいんだよね。

 

凛「真姫ちゃんはなんだったかにゃ?」

真姫「凛には関係ないでしょ。」

凛「あー真姫ちゃん末吉だにゃ!」

真姫「見たわね!凛のも見せなさい!」

凛「はい。」

大吉。これを出されちゃぐうの音も出ないな。

真姫「こんなのただの占いじゃない。信じちゃってバカみたい!」

と言いつつおみくじをもう一回引こうとするのやめてください。

 

凛「いいこと思いついたにゃ。真姫ちゃんのと凛のを二つくっつけて。」

凛、おみくじとかは足して2では割れないんだぞ。

凛「かよちんのも貸して。」

花陽「うん。」

凛「これでみんな小吉だにゃ。」

真姫「…凛。」

花陽「…凛ちゃん。」

凛「さて次に行くにゃ。」

花陽は小吉だったのね。そして俺さらっと省かれたな。一応結んどこ。

 

 

真姫「次は建長寺ね。」

花陽「真姫ちゃん、順番覚えてるんだね。読んですぐ覚えちゃうなんて、さすがだね。」

花陽それは言ってやるな。真姫は心底楽しみにしてて旅のしおり何度も読み直してるんだから。

真姫「あ、当たり前じゃない。遠いから早く歩くわよ。」

真姫きっと昨晩も読み直して寝不足だな。

 

 

シロ「建長寺臨済宗建長寺派で、蘭渓道隆が開山と。こんなもんかな。」

花陽「うん、大丈夫だよ。ありがとね。」

シロ「班で新聞を書かなくちゃいけないからな。班員として当然のことだ。」

凛「そんなことよりおみくじ引くにゃ。」

シロ「さっき引いただろ。」

凛「さっきは、さっき。今は今にゃ。」

シロ「おみくじはやめてお祈りしとけ。」

凛「何でお祈りは良くておみくじはダメなんだにゃ?」

シロ「そりゃ。……なんでだ?」

花陽「確かにそうだよね。なんでだろう?真姫ちゃん知ってる?」

真姫「知らないわ。」

凛「凛ってばもしかしてすごいことに気がついなのかにゃ?」

シロ「わからんがあれだろ。八百万の神様的考えだろ。」

凛「八百万?う〜ん?野菜を売ってるところ?」

シロ「それは八百屋。」

凛「岩タイプのダメージ半減は?」

シロ「それはヨロギのみな。」

花陽「八百万の神様っていうのはね。日本には自然一つ一つに神様がいるとされていてそれの総称みたいなものだよ。」

凛「すごくわかりやすいにゃ。シロくんと違って。」

俺は何でお祈りはいいのかの説明をしただけですから。

八百万の話はしてませんから。

 

 

真姫「次は銭洗弁天ね。」

シロ「真姫洗っていいのは小銭だからな、札は洗うなよ。もちろんカードもダメだ。」

真姫「バカにしてるの?」

シロ「滅相も無い。」

真姫「今小銭持ってないんだけど。」

シロ「行く途中にでも飲みモン買えばいいだろ。」

凛「シロくん出番にゃ。」

シロ「はあ、後で金はもらうからな。」

真姫「私はお茶で。」

凛「凛はコーラ。」

花陽「私も買いに行くよ。」

シロ「じゃあ、行くか。」

 

 

何で近くに自販機無いの。買いに行くのがめんどいわ。

花陽「あれ?」

シロ「どした?」

花陽「みんながいない。」

おいおい、昨日そんなことはしないって言ってたじゃんか。しかも花陽まで巻き込まれるとか災難だな。

花陽「ねえ、これ。」

シロ「真姫の生徒手帳?」

おいおい、これってジャンプさながらの展開じゃねえか。




まあ、こうなりますよね。バトル的な展開にはならないです。はい。
次回「生徒手帳の中身は。」
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