ifストーリーμ’sとボッチくん   作:パステルカラー

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今回心情と第三視点のスイッチが多かったりします。
では始まります。


こんなバイト

 

 

 

 

これからようやく7月になり夏休みも近づき学生としてはドキドキが止まらない時期である。かくいう俺こと城田白夜も夏休みに向けてバイトをすることにしたのである。

だが、これがまたインチキくさいバイトでモテモテになる薬とやらの試薬のバイトである。そんな薬があるならハーレム王に俺はなるとか言えちゃうし、バレンタインだって親からもらうこともなくなるだろう。あの親の優しさは軽く凶器である。

そんなことはさておきなぜこのバイトを選んだかだが、その薬の効力が1日のところ。そして薬を飲んだ後は自由なところ。もちろんそこがこのバイトをやる動機だ。

 

ということで学校に向かっているのだが。電車の中で妙な視線を感じる。xボタンがない俺では○○○を調べたところで正体を現してはくれない。というかミ○○ゲの出現方法本買わないとわかんなくね。

 

 

駅から学校への道では終始妙な視線を感じていた。俺 べっこう飴食べた記憶はないし、井戸は落ちても戦国時代には行けないし。思い当たる節がないんだが。まあ、いい。早く屋上へ向かおう。

 

 

ことり「しろくん!」

シロ「ごふぇ。」

穂乃果「ことりちゃんずるいよ〜。穂乃果も!」

シロ「あべし。」

なんだ?なんかが俺の腰を掴んでる。

きっとあれだ。シンバルモンキーを投げてきやがったな。それにしては妙に柔らかい。

なんと言うか母なる何かを感じる。

ことり「しろくん!みんなが見てる前でダ・イ・タ・ン❤︎」

へっ?掴んでいたのはその年の平均よりは有るであろう、ことり先輩の○○○○。これはオワタ。

もう現行犯で即死刑。抗うことのできない決定事項。最後にいい思いができたな。

と思い目を瞑る。だが一向に制裁のボルグが振るわれない。

 

ことり「もしかしてキスを待ってるんですか?」

穂乃果「そんなことはさせないよ。早く練習しよう?」

シロ「は、はい。」

あれ?ことり先輩の何かが違う。いや、全体的に違う。なんで?

にこ「白夜電話なってわよ。」

シロ「あ、ありがとうございます。」

どこからだ?

??「あっ、繋がった城田君?」

シロ「そうですけど。」

??「いや、あの薬だけど、僕らの思ってたよりも効果があるみたいで普段自分を嫌ってる人でもメロメロにできるみたいなんだよ。」

あの薬?もしかして胡散臭いあれか。おいおい、世紀の大発明じゃねえか! そんな試薬だったのか。

??「それを伝えるために電話したんだよ。

ゴメンね。」

シロ「まったく問題ないです。というか逆に感謝したいくらいです。」

??「そうかそれなら良かった。では。」

よっし!これでボッチから脱出どころか一気にリア充という勝ち組に。素晴らしい発明じゃないか。あのネジとかだけでロボットを作る3人組にいや、2人と1匹か?どっちでもいい、そいつらに負けてないぞ。

 

 

海未「じゃあ5分休憩で。」

凛「シロ君。今日の凛はどうにゃ?」

シロ「どうって聞かれてもな。」

少しからかってやるか。

シロ「そうだな。付き合いたいぐらいに可愛いよ。」

凛「じゃあ今すぐにこれにサインするにゃ。」

シロ「?これって。婚姻届じゃないか!」

凛「付き合いたいぐらいに可愛いでしょ?

なら、結婚と変わらないにゃ。」

いや、違うし。かなり違うし。最初の頃のシャー○とラストバトルの時のシャー○ぐらい違う。声優が変わったのかね。

 

花陽「凛ちゃんダメだよ。」

シロ「そうだ、言ってやれ花陽。」

花陽「シロ君は凛ちゃんの彼氏じゃないんだから。私のなんだから!」

シロ「えっ?花陽?」

花陽「大丈夫だから。私が守ってあげるからね。」

何も大丈夫じゃねぇよ。色々とアウトだよ!

この感じだとこのやり取りをあと何回もやらなくちゃあかんってこと?嫌すぎる。

 

真姫「花陽も何言ってるの?」

真姫もじゃないだろうな。

真姫「白夜は私のものなんだから!前に告白もされたし。」

シロ「へ?してないよ。勘違いじゃなくて?」

真姫「私ははっきりと覚えてる。『俺はお前の音楽を聞きたい』っていたのを覚えてる。」

シロ「た、確かに言ったけど。」

真姫「なら、決まりね。」

シロ「何が?」

真姫「私と付き合うのよ。言わせないでよ。」

そんな恥ずかしいみたいに言われても。

あの薬効きすぎだろ。早く5分たてよ。

海未「では、練習再開しましょうか。」

おお、神よ。これから毎日お祈りに行かせてもらいます。そしてドロンさせてもらいます

では、ドロン!

 

 

ふう〜まさかこんなことになるとは恐ろしい物だな。これを戦争に使えば和平交渉できるんじゃね。……無理か。

絵里「シロ。こんなところでどうしたの?」

げっ、やばいよこれ。もし、絵里先輩もだったら。

絵里「無視は良くないわよ。部活行かないの?」

あれ?普通じゃん。

シロ「ちょっとですね。こう、丸々しかじかで。」

絵里「そういうことね。で、私もそうかを疑ったってわけね。」

シロ「その通りです。」

絵里「大丈夫よ。部活に出ないなら手伝って欲しいことがあるんだけど。いいかしら?」

まあ、屋上から離れられるならオッケーだ。

シロ「いいですよ。」

絵里「なら行きましょう。」

 

 

シロ「何をすれば?」

絵里「そこにある資料を運んで欲しいんだけど。」

資料?まったく見当たらない。あるとしたら1つだけ変にある椅子ぐらいだ。

絵里「ごめんね。」

シロ「え?」

その言葉と同時に体を椅子に押し付け、いつから忍ばせていたのかわからない荒縄で腕と椅子とをしっかり結びつけた。

 

シロ「絵里先輩、これはどういうことでしょうか?」

絵里「いつもは鋭いのにわからないのね。さっきあなたが言ってたのはあの子達だけじゃないの。」

考えが浅かった。そりゃそうだ。普通に考えてあいつらがああなってるのに絵里先輩だけが違うなんてことはあまりにも出来すぎだろ。なんでもっと考えなかった。俺のバカ!

 

シロ「絵里先輩。やめましょ、だって俺のこと嫌いでしょ。」

絵里「確かにあった頃は大嫌いだった。

でも、今は違う。なんとしてでも自分のものにしたいそんな存在よ。」

この言葉を発した絵里先輩にはいつものクールさがなく、ただ自分の欲を満たしたそんな顔をしていた。

 

希「絵里ち約束と違うやん。独り占めはずるいわ。」

絵里「いいじゃない私が捉えたんだから。まあ、いいわ、約束通り2人でね。」

シロ「約束って何ですか?」

希「シロっちには関係ないから気にしないでええで。それよりもこれからの楽しいことだけを考えておけばええ。」

ダメだ。これは子供でも観れるRー15なんだ。簡単に言うと深夜にやってる黒子のバ○ケみたいなもんだ。でも、このままだとヤバい乱暴にされちゃうエロ同人みたいに。縄を解かねば。

希「さーて、楽しも!」

シロ「いや〜椅子に縛り付けられてなかったらすごく楽しめると思うんですけど。」

絵里「後悔するわよ。」

シロ「ええ、今とても後悔してます。自分のセリフねじこんで混んで来ないでください。

それとその曲けっこう好きなんですよ。」

絵里「そう、ならカラオケにでも行く?シロのために歌ってあげるけど。」

シロ「それは嬉しいですね。行きましょうか

じゃあこの縄を解いてください。」

絵里「残念ね。それはできないわ。」

シロ「ですよね。」

希「早く始めよ。うち、見たことのないシロっちを見てみたいわ。」

にこ「あんた達何やってんの!」

希「にこっち!」

シロ「にこ先輩!さして絡みがないから今回も一言出演かと思ってたけど、出演おめでとう。」

にこ「うっさい!」

良し、この隙に解け……

ようやく解けた!これで窓から………ってここ2階じゃん。逃げられなくね。

 

希「にこっち何の用?」

にこ「白夜借りてくから。」

絵里「何言ってるの?にこ。」

にこ「借りてくって言ってんの。」

絵里「させないに決まってるでしょ。」

漫画ですかね。

「私がにことやるから希はシロを」とか言ったら完全に漫画だな。

希「わかった。」

ちくしょう!また口から漏れ出してた。

 

 

ハァハァ……なんとか撒けた。あの人どこぞかのブルベリー色の鬼よりしつこかったぞ。けど、うかうかしてると見つかっちまうな。

どこに逃げるか。

あそこにするか。

 

 

シロ「失礼します。誰もいないよな。」

ふう、灯台下暗しとはまさにこのこと。屋上にとんぼ返りをする。完璧な作戦だ。ボルトチェンジでも可だ。にこ先輩が来たことから屋上には誰もいないと踏んだがその通りだったな。ほとぼりが冷めるまでここにいるか。

 

海未「シロ、そこで何をしているのですか?」

おい、マジかよヤンデレ化したら一番マズそうな人だよ。包丁とかは持って……ないな。

 

シロ「海未先輩。なんか変な感じあります?」

海未「……特にありませんが。なぜそんな遠くから喋っているのですか?」

シロ「いや〜、みんなが変になってるから。海未先輩もかなって。」

海未「確かにシロが来てからおかしかったですね。」

シロ「そうなんですよ。実はかくかくしかじかで。」

海未「そうですか、困りましたね。……なら道場なんてどうでしょう。あそこにはあまり立ち寄らないと思いますが。」

シロ「そうですね。」

でも、どうやって行くか。というよりそのまま帰ればよくね。

 

 

やはり道場に来てしまった。なんで、凛が門の前で待ってるんだよ。こういう時だけ頭いいな。全く関係ないけど道場は落ち着くね。

まあ、外から俺を探す声が聞こえなければだけど。

穂乃果「シロくんどこ?出ておいで〜。」

出てったらきっと永遠に帰ってこれないでしょう。四天王の部屋で波乗りはダメ絶対!

 

練習が終わったら海未先輩が連絡をくれると言ってたが暇だな。………弓道やってみるか。

 

 

真ん中には当たらなかったものの一発当たればいい方だろう。芸人さんだって一発当たれば充分なんだから。

シロ「ふぅ。」

海未「上手ですね。」

シロ「見てたんですか?そうなら声かけてくれれば良かったのに。」

海未「ええ、とても集中して声をかけれる状態ではなかったですから。」

シロ「そうですか。あれ?部活は?」

海未「シロが道場に向かった後、にこ先輩と絵里先輩が来て今日は中止だと。」

シロ「そういうことですか。みんなが帰るまでお手本見せてください。」

海未「……今はできそうにありません。」

シロ「調子でも悪いんですか?」

海未「いえ、……そうではなくて。」

シロ「?」

ふと静寂が訪れる。その静寂を壊さないように静かにこちらに歩み寄ってくる。

 

海未「私はこの時をずっと待ってました。

シロと2人っきりになれる時を。」

そう言って抱きしめて来る。

シロ「ちょっ!海未先輩何を!」

海未「ダメですか?」

シロ「だ、ダメじゃないですけど。海未先輩どうしたんですか?」

海未「どうもしてはいませんよ。いつもより少しだけ自分に素直なだけです。

こんな、私は嫌いですか?」

シロ「き、嫌いじゃないです。」

海未「では、私に誓いの契りを。」

ヤバいぞ、この薬。効果が絶大すぎる。

いや、待て。この薬効力は確か1日。早く終わらせるしかない。例えばベットに入るとか、ロケットに乗るとか。

 

シロ「海未先輩どいてください。」

海未「私とは契りを交わせないというわけですか?」

シロ「そうじゃなくて。今日を早く終わらせるために。お願いします。」

海未「何を言ってるのかわかりませんけど。

シロがそういうなら。」

シロ「妙にすんなりですね。」

海未「嫌われたくないですから。」

よし、はやく帰るしかない。これ以上学校にいたら何されるかわかったもんじゃない。

 

 

全く眠れなかった。家に帰った後も家にやって来てピンポンされ続けるとか、窓から入ってこようとするとか。これは好かれてないだろ。

と言いたくなるようなことばっかされたぞ。

ハァ、行きたくないけど部活行くか。行かないで家に来られてあぶり出されても困るしな。

 

 

着いたはいいもののやっぱり覚悟がいるな。よし、行くぞ!

シロ「こんにちは〜」

「……チッ」

あれ?返事がないどころか舌打ちされたんですけど。なんで?

穂乃果「なんで来たの?」

シロ「いや、部活ですから。」

穂乃果「なら、部活のために帰って。」

シロ「??」

穂乃果「君にダンスしてる姿見られてると思うと吐き気が止まないから。ほら、見てよ。みんな倒れこんじゃった。だから、早く帰れ!」

ええ!?何があったんだ?昨日と真逆じゃないか。それとみんな痙攣してたぞ。あれ大丈夫か?

 

ん?メールだ。

「城田君。また新しくわかった事があるんだけど、あの薬の副作用で後日ものすごい勢いで嫌われるらしい気をつけてくれ。」

おい!なんだこの極端な効果はそれは投与する前に言えよ。ん?まだ続きがある。

「また新しい新薬ができたんだ。副作用を抑える薬だ。どうだい、やってみないか?」

何がやってみないかだよ。やるわけないだろ。もう嫌だ。

理事長「わかったかしら。もう校則を破っちゃダメよ。」

もうバイトなんて絶対しねぇ〜!

 




描いてる時はわからなかったけど凄え長いな。読み辛かったらごめんなさい。まあ、これを見てる頃は読み終わっているでしょう。お疲れ様です。
次回「記念」
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