ifストーリーμ’sとボッチくん   作:パステルカラー

41 / 53
なんか長くて終わりの方で誤字脱字が目立つかもしれません。そこらへんはご了承ください。では始まります。


ようやく城田白夜は殻を破る

凛「暑いにゃー。」

凛がこう言いたくのもわかる。今年の夏は去年よりも暑いらしい。まあ、ボジョレヌーボーのように毎年暑くなるからな。そろそろここ数年で1番穏やかな夏とかになってほしい。

 

真姫「凛舌べろ出してるのははしたないわよ。」

シロ「しょうがないだろ。凛は舌べろで体温を調整してるんだから。」

凛「凛は犬じゃないにゃー。」

シロ「犬だけじゃないけどな。ちょっとお手洗いに行ってくる。」

 

最近1人になるとふといつも1人でいた頃を思い出す。最近いつも誰かと喋っていたりしているせいだろう。それか夏のせいだ。

その思い出される記憶は思い出す度、胸を締め付け辛い気持ちにさせる。

そういったものは1人では基本的には解決できない。だが、複数人でも解決できるとは限らない。それでも、1人よりは確実にマシだ。

絵里先輩にはあんなことを言ったが自分も出来てはいない。いつまでたっても自分は成長してないと実感させられる。そんな苦悶が最近多い。何かの前触れのようにさえ感じられる。こういうのは無駄に当たるから困る。

さて、そろそろ戻らないと変な空気になってしまうから戻るとするか。

 

 

穂乃果「今日も疲れた〜。」

海未「ちゃんとストレッチしないと明日辛くなりますよ。」

穂乃果「分かってる。」

絵里「そうよ。海未の言う通りよ。後始末は重要よ。」

シロ「嫌な言い方しますね。」

絵里「尻拭いとかよりいいでしょ。」

シロ「そうですが。」

絵里「ならいいじゃない。」

??「ねえ、俺らと遊ばない?」

いるよねこういう奴。特に俺のSSの中で。

シロ「あの。迷惑なんで……」

??「あれ、お前城田?城田じゃん!」

海未「知り合いですか?」

シロ「……いや。他人じゃないですか?」

海未「なぜ疑問系なんですか?」

シロ「影ながら有名かもしれないじゃないですか。」

穂乃果「それは絶対にないよ。」

??「何言ってんだよ。友達だったろう。」

シロ「俺に友達がいた記憶ないけど。」

??「おいおい。毎日のように遊んだだろ。………(ボソ)口裏合わせろよ。またあの頃に戻りたいのか。」

 

周りに誰もいない。話を聞いてくれない。誰も自分を見てくれない。みんながみんな自分の敵だった。あの頃。戻りたくない。もう、あんな思いはしたくない。

 

海未「シロ、どうしました?」

シロ「………そういえば思い出した。

いたね。えーっと。」

近衛「近衛アクト(このえあくと)だ。忘れるなんて酷いぜ城田。」

シロ「……悪いな。」

海未「?」

近衛「まあ、いいさ。じゃあ早く遊ぼうぜ。そこの女の子たちも混ぜてな。」

シロ「それは……。」

海未「お断りさせていただきます。」

近衛「えー。俺の誘いを断るの?」

シロ「まあ、そう言ってるし。」

近衛「ふーん。まあ、いいや。じゃあ、またいつか。」

シロ「………」

絵里「シロどうかした?」

シロ「いえ。」

絵里「?」

シロ「早く帰りましょう。」

海未絵里「?」

 

 

 

シロ「じゃあ、俺はこの辺で。」

海未「あの、シロちょっといいでしょうか。」

シロ「……すみません。今日は。

明日にでもまた誘ってください。お疲れ様でした。」

海未「シロ。何か辛いことがあったら相談してください。」

シロ「…わかりました。ご心配ありがとうございます。さようなら。」

なんで優しくしてくるんだ。一瞬見捨てようとしたんだぞ。なんなんだよ。

 

 

 

凛「シロ君お昼食べないにゃ?」

シロ「え?ああ、食うよ。」

真姫「最近ぼーっとしてるわよ。」

シロ「ああ、悪い。」

真姫「何も悪くはないけど、どうしたの?」

シロ「なんでもない。ごちそうさま。」

凛「嘘つき。」

シロ「なんで嘘だと思うの?」

凛「何も無かったらご飯残さないもん。」

シロ「たまたまだよ。」

凛「最近ずっとだよ。ずっと上の空だし、なんか辛そうだし!そんなに凛たちを信用してないの?」

シロ「………」

凛「シロ君なんて大っ嫌い!どっか行っちゃえ!」

真姫「凛!」

花陽「凛ちゃん!」

シロ「わかった。」

凛「へ?……ち、違うの。これは。」

シロ「じゃあな。」

なんでそんなこと言うの?凛はシロ君のために。

 

 

 

希「シロっち仕事全然手についてないやん。」

シロ「…あ。すみません。終わらせてから帰るんでお先にどうぞ。」

 

希「最近シロっち変やけどなんかあったん?」

絵里「前の帰り道に友達っぽい人にあったのよね。」

希「シロっちに友達なんていたん?」

絵里「そうなのよね。どうも何か隠してるぽいのよ。」

希「ちょっと占ってみようか。」

絵里「どうだった?」

希「これはシロっちの昔の問題やな。それでそれが理由でウチらに頼らんのかもな。」

絵里「どういうことかしら?」

希「ウチにもわからん。」

希の手にも余るなんて相当ね。

絵里「私たちに何かできないのかしら?」

希「ウチにはできないけど。ウチらならできるかもな。」

絵里「ウチらってμ'sのことかしら?」

希「それはわからない。」

絵里「そう。でも、やるしかないわね。」

希「絵里ちやる気やん。」

絵里「今私がこうしてμ'sにいるのはシロのおかげだからね。今度は私がシロを助けてあげる番。」

希「そうやね。」

シロ今度は私が。

 

 

海未「シロ。いいですか?」

シロ「………今日も無理ですね。じゃあ。」

海未「…そうですか。明日ならいいですか?」

シロ「ちょっと無理ですね。」

海未「いつまで待てばいいですか?」

シロ「………」

海未「答えられないなら答えられるまで待ちます。」

シロ「……なんで優しくするんですか。俺は断ることをためらった。1度保全のために先輩達を見捨てたんですよ。」

海未「それがどうしました?前にも言ったでしょう。ミスしたって次に成功すればいい。1度見捨てたのならもう1度拾いあげればいい。そうは思いませんか?」

シロ「そうは思わない。次がないときだってある。」

海未「でも、今回は次がある。シロ、私たちに話してくれませんか?」

シロ「そうですけど。話せない。」

海未「それがシロの決断ならそれでいいです。話せるようになるまで待ちます。でもいつかは、話してください。話すことで和らぐかもしれませんし。」

シロ「ありがとうございます。」

 

 

 

輝夜「あら、お帰り。」

シロ「珍しいね。家にいるなんて。」

輝夜「家なんだからいいじゃない。」

シロ「別にダメなんて言ってないよ。」

輝夜「久しぶりに白夜のご飯が食べれるのね。」

シロ「そんなに期待しないでよ。」

 

 

輝白「いただきます。」

輝夜「白夜。あんた腕あげたね。」

白夜「そりゃどうも。てか、食べてないのになんでわかんだよ?」

輝夜「親だもの。わかるわよ〜。背が伸びたことも、友達ができたことも、悩んでいることも。」

白夜「わかってんなら親として助力してくれよ。」

輝夜「それはできないわ。」

白夜「なんだよ。」

輝夜「そういうのは周りの人に助けてもらうの。今はいるんでしょ友達。」

白夜「友達…か。」

輝夜「昔みたいにはならないわよ。一緒に過ごした3ヶ月を信じなさい。ごちそうさま。」

信じるって難しいの知ってんだろ。

 

 

凛「シロ君、昨日はごめんさない。」

シロ「いいよ。そんな気にしてないから。」

凛「凛に、力になれることないかな?」

シロ「……ない。」

凛「そっか。凛に力になれることがあったら言って欲しいな。シロ君の辛い顔を見てたくないんだ。」

シロ「ありがとう。」

ごめんな凛。俺が悪いのに。

 

 

絵里「シロ。今日の仕事ね。」

シロ「あれ、いつもより少なくないですか?」

絵里「そうかしら。今のシロに充分な量だと思うけど。」

シロ「……迷惑かけてすみません。」

絵里「そう思うなら、早く解決してきなさい。いつまでもウジウジして。女々しいわね。」

シロ「え、絵里先輩?」

絵里「私にはあんなこと言ったくせに、それなのに誰にも言わないなんて意味わかんない!」

シロ「いや、あの。どうしました?」

絵里「どうしたのか聞きたいのはこっちよ!

らしくない姿見せて。私に説教した時の城田白夜はどこに行ったの?」

シロ「へ?」

希「ウチらはいつものシロっちに戻って欲しいんや。いつもふざけてて人を小馬鹿にしたようなシロっちに。」

なんかバカにされてる?そんなメンタル今ないんだけど。

絵里「さあ、早く仕事終わらせて遊びに行くわよ。」

シロ「いや、部活は?」

絵里「休みよ。みんなシロが気がかりで練習できないのよ。」

そんなことが部活に行ってなかったからわからんかった。

 

 

穂乃果「遊ぶぞ!」

みんな「おー!」

シロ「ぉー。」

穂乃果「シロくん声が小さい!」

シロ「本当に俺を心配してるんですか?」

穂乃果「凄く心配してるよ。私たちはシロくんがいなくなったら寂しい。だからどっかに行っちゃわないように、私たちといると楽しいって思わせる。それでシロくんの方から近寄って来るぐらいにさせる。どう?」

シロ「どう?って、聞かれても。」

穂乃果「これでもまだ信じられない?」

シロ「……信じること」

これを口で言うのは簡単だ。けれど行動に移すのは相当難しい。なぜなら人を信じればそこに隙が生まれる。その隙に何かを捻じ込まれれば抜くことはできずに刺さり続けるだろう。刺さったそれは自分を蝕み続ける。それがたまらなく嫌なのだ。それを痛み知った俺は2度と隙を見せないように信じることを止めた。

 

シロ「……は出来ないです。」

穂乃果「そっか〜。」

シロ「すみません。」

海未「シロのお母さんから聞きました。確かに辛いでしょう。でも、逃げていては何も変わりませんよ。」

シロ「変わらないけど失わない。」

海未「変わらなければ何も得られない。」

凛「シロ君はバカにゃ。」

シロ「なんでだよ。」

凛「凛たちがシロ君を嫌いになるなんてありえないにゃ。」

シロ「なんでそう言い切れる?」

凛「みんなシロ君のこと信じてるにゃ。」

絵里「凛の言う通りよ。私たちにはシロを嫌いになる理由はない。だから早く帰って来なさいよ。」

シロ「なんなんだよみんなして。俺のトラウマほじくり返して楽しい?そこまで性格が歪んでるとは思いませんでしたよ。俺帰ります。」

穂乃果「ちょっと!」

 

 

なにやってんのかな俺。伸ばした手を掴めばいいだけなのに。それなのに。

 

海未「なんで逃げるんですか?」

近衛「それはこっちのセリフ♪さて遊ぼっか。」

海未「えっ?シロどうことですか?」

シロ「?さっぱりわからないです?」

海未「離してください!」

近衛「こっちだよ♪」

海未「シロ。」

悪いですけど助ける気はないですよ。もうあんな思いは勘弁だ。

『みんなが嫌いになるなんてありない。早く帰って来なさいよ。変わらなければ何も得られない。』

やっぱ無理だ!

 

アクト「これ何?」

シロ「お前に海未先輩を渡せないそれだけ。」

アクト「あの頃に戻りたいんだ。」

海未「その当時いたわけでは無いのでわかりませんが、その頃とはもう違います。

今のシロは一人じゃない。」

シロ「そういうこった。だからもうお前に屈しない。」

アクト「何それ?キモいなお前。……シラけちまったもういいや。」

シロ「じゃあな。」

アクト「! お前変わったな。」

シロ「そうかもな。」

アクト「じゃあな。」

シロ「迷惑かけましたね。」

海未「ええ、とっても。お詫びとして次の作詞手伝ってくださいね。」

シロ「わかりましたよ。てかみんなにも謝らないとな。鬱になるかも。」

海未「もしなったとしても、私たちが引っ張り出してあげますよ。」

 




自分で書いててこんなことあるのか?と思ってましたそれと今回の話は黒歴史確定です。早く次をあげて消し去りたいと思います。次回は明るい内容です。次回「僕らの夏休み(始まり)」

大変申し訳ないのですが外伝のメモがどこかに消失してしまい外伝をあげるのに時間がかかってしまいます。本当に申し訳ありません。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。