精霊と契約を結びし者たち   作:斬裂サイガ

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前回、を読んでくださった方ありがとうございます。
そしてこれを読もうとしてくれている方ありがとうございます。
今回も自己満足の世界を書いていきたいと思います。

それでは、自己満足の世界へどうぞ…


遭遇

・・・・・・・・・

~精霊の丘~

「こら、よってくるな!俺は契約済みだ!」

俺の周りにエレメントが集まって来た。

「さすがね。魔剣士試験を受けてエレメントからよってきたたった3人の内の1人なだけはあるわね。」

この世には大きく分けて二つの兵種が存在する。

1つ目は普通の兵士たち。剣や槍、弓を用いて戦う兵士たち。

2つ目は俺たち魔剣士、普通の兵士たちと同じ武器を使え、さらにその武器に魔力をのせることができる。

魔剣士になる条件は2つ、1つ目はエレメントと呼ばれる精霊からコアを勝ち取ること。2つ目はそのコアをエレメントから貰うことである。だが、エレメントからコアを貰うのはとても稀なのである

さらにいえばこの2つの条件の前にそもそもエレメントが見えるか否かも必要になってくる。

そのコアには質があり、勝ち取ったコアより貰ったコアの方が強いのである。

「それにサイガが貰ったコアの魔力強いから上位精霊じゃないかって言われてたもんね。」

「それなら早く覚醒してほしいんだがな。」

精霊にはランクがあり、エレメントたちは下位精霊、その上に上位精霊、最上位精霊がいる。

上位精霊、最上位精霊は共に各属性一体ずつしかおらず、上位精霊でいえば

炎の精霊 イフリート

風の精霊 シルフ

水の精霊 セイレーン

土の精霊 タイタン

という感じである。

最上位精霊は見た目からして違うし、そもそも滅多に見られないが、上位精霊は契約・覚醒前の姿がエレメントと同じなため間違えて挑み負ける者も多い。それもその筈で、上位精霊は精霊自身で契約者を選ぶので雑魚が挑んできても困るわけである。上位精霊の覚醒に必要なのは契約者の強い思いで一度覚醒すると精霊の姿が変わる。

「サナねぇはもう覚醒してるんだからあなたも早く覚醒させなさいよ。」

「んなこと言われても・・・」

「ねぇ〜目標ってあれなの〜?」

俺たち3人はサナねぇが指差す方を見た。すると確かに目標と思われる魔獣がいた。

「気づかれてないだろうけど、ここでコソコソしてても意味ないし俺とサキが先に行くからサキトとサナねぇは援護よろしく。」

「「了解」」

「さぁ、始めよう!」

特攻は槍持ちの俺と両手剣のサキで、普通ならサキトは敵の後ろから隠れて攻撃するのだが、精霊の丘には隠れる場所がないので今回はサナねぇと一緒に援護に入ってくれている。

「水の精霊セイレーンよ、今 我が声に応じて我らを守る衣を作りたまえぇ〜 アクアヴェール!」

体をひんやりとしたものに包まれたように感じた。サナねぇの補助魔法だ。

その声に気づいたのか、目標である3体の魔獣もこちらに気づき唸り声を上げながらこちらに向かって走ってきた。

応戦しよとするとうしろから

「サイガとサキはあの奥の魔獣をお願い。他の2体は僕たちに任せて。風の精霊 ウィンドエレメントよ、今我を大地から開放したまえ!」

サキトのスピードが急激にあがりあっという間に敵の前に立った、と思った次の瞬間には少し横に移動しておりそれを繰り返して敵をひきつけてくれた。

が、1体は頭がいいようでサキトを少し見ただけでそのままこちらに向かって走ってきた。

「炎の精霊 ファイアエレメントよ、今我に敵を貫く力を!フレアランス!」

俺は自分の身長の倍くらいある魔獣の顔まで飛び顔めがけて炎の槍を放った。当然敵はガードする。その時、下の方から声がした。

「土の精霊 アースエレメントよ、今我が剣に宿り敵を割断したまえ!」

きれいに敵を斜めに切り上げ、敵は膝から崩れ落ち動かなくなった。

仲間がやられたことに気づいたのか残りの2体が逆上してこちらに来ようとしていた。がそこでサキトの声が響いた。

「風の精霊ウィンドエレメントよ、今こそ力を解放し敵を切り刻め!エアロラッシュ!」

敵の周りに無数の風の刃が現れ、敵に降り注いだ。

「水の精霊セイレーン、敵の命を削ってぇ〜ハイドロエリューション!」

サナねぇが敵を斬った・・・と思う。早過ぎて見えなかったが、その証拠に切り口から水が吹き出した。

「相変わらず凄いねサナねぇは。俺、時間差攻撃なんてできないよ。」

「でもねぇ〜この技、真っ直ぐにしか進めないのぉ〜」

(うん、それでも凄い威力だよサナねぇ)

魔獣たちが魔力の粒となって霧散していくのを見ながら

「終わったぁ〜」

「さすがに弱かったね!」

「さっさと帰ろうぜ。」

「・・・疲れた。」

とわいわい話しながら帰ろうと振り返った時、信じられない威力の衝撃波が俺たちを襲った。俺とサナねぇは耐えたが、サキトとサキがうしろに飛ばされて怪我をしていた。

「サナねぇの補助魔法がなかったら・・・考えたくもないな」

「そうね〜でももう一回みんなにかけている時間はないかも〜」

その語尾をのばしている間にかけられないのかなと思ってしまうが、しょうがない。

なんてことを考えていると、また衝撃波が飛んできたが、今度はガードした。

「サナねぇは早く二人を連れて安全な場所へ」

「ダメよ!サイガ、私も残るわ!」

「サキちゃん、怪我してるからダメ。それに、ここでサイガにダメって言っても無駄って事分かっているでしょ?」

「うぅ〜分かった。サイガ、絶対に戻って来てよね!」

「あたりまえだ。さっさといけ!」

サナねぇ達が去って行くのを確認した俺は衝撃波のきた方向に向き直った。よく見ると剣を持った「人」が立っていた。

・・・・・・・・・




ここまで読んでくださってありがとうございます。
今回説明が長いですねw申し訳ございません。
これでも削った方なんです。
少し補足を、サイガ達の属性についてです。
お分かりだと思いますが、
サイガ・・・炎の精霊ファイアエレメント
サキ・・・土の精霊アースエレメント
サキト・・・風の精霊ウィンドエレメント
サナ・・・水の精霊セイレーン
です。
それでは次を楽しみに待っていて下さい!お願いいたします。(いや本当にお願いしますw)
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