女体化☆チーレム~変態スキルで学園無双!~   作:どるふべるぐ

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ヒロインが出るとか言ったな。あれは嘘だ!
何故かって?文字数が多くなりすぎたからさ!
というわけでヒロインを出すのは次話にする事にしました。
誠に申し訳ありません総ては作者の力不足です。

なので今回も野郎が全編おっぱいおっぱい言ってる内容です。それでも良ければどうかご覧ください<(_ _)>。


『空から落ちるのは別にヒロインの特権じゃない』

 この世界には、人ならざる者達がいる。

 妖精。妖怪。魔族。人造生命。突然変異体。機械生命体。etc.(エトセトラ)

 

 この世界には、科学ならざる力がある。

 魔術。錬金術。幻術。超能力。etc.(エトセトラ)

 

 人知を超え物理法則すらも凌駕し、古来より数多の逸話や伝説を創ってきた――だが光射す表の世界にその居場所は無く、世界の裏側の闇の中に潜み隠れる哀れな幻想達。

 故に彼らは結社や組合(ギルド)や機関や氏族(クラン)などと言ったコミュニティを作り、同じ境遇の仲間達と共に闇に生きていた。

 だが世界には、そんな彼らを受け入れようとする者達もいた。

 

『全ての種族全ての異能、望む全てを受け入れ教育する』

 

 その理念の下、あらゆる組織あらゆる国家に属さず、あらゆる者を受け入れあらゆる異能を研究・教育する場所――

 

「それが私達の《学園》。これから君が転入する場所だよ」

「そ、そうっすか……」

 

 そう言ってぽわんと微笑む金髪眼鏡巨乳様――学園長の声を聞きながら、俺――下司葛人はゴクリと唾を飲みこんだ。俺の向かいに座る彼女が動くその度に、ぽよんと弾むその胸をガン見しながら。

 

「魔術学院とか種族や能力ごとの養成機関っていうのは世界にいくつか在るんだけど、異なる特殊能力や種族を一か所に集めて教育しようっていうのは、私が知る限りウチだけだね~」

「ほうほうなるほど……」

 

 と相槌を返すものの、俺の意識と瞳はほぼ全て弾む乳に注がれている。

 だって、ねえ……目の前に巨乳様がいるんだぜ。それがぽよぽよ弾んでるんだぜ。

 ちなみ今俺がいるのは大海原を飛ぶ飛行機の機内。留置所を出た後、俺は学園長が用意した豪華自家用飛行機で、日本近海にあるというその学園に向かっていた。

 

 落ち着いていながらも質の良さが一目で窺がえる高級感溢れる内装の機内には現在、向かい合ってソファーに座る俺と学園長の二人きり。でもって機体がちょっと揺れるその度に目の前のお胸様もぽよんと揺れるのですヤッホイ。

 うん見るしかねえよなガン見するしかねえよなあ!だっておっぱいだもの!

 

「異なる異能や技術どうしをかけ合わせたり、まったく新しい技術を生み出したりといった、あらゆる垣根を超えて技術開発の最先端を行く研究事業も……って葛人君聞いてる?」

「すんません。正直ぽわぽわ笑顔とぽよぽよ巨乳のコラボが堪らなすぎて耳に入りません」

 

 困ったように眉を顰める学園長に、俺は正直に頭を下げた。だっておっぱい愛は偽れないし。

 そんな俺の姿に学園長は「正直だね~」と苦笑する。

 

「見るのはいいけど、ちゃんと話も聞いててね」

「ガン見はOKなんすか!?」

 

 思わず身を乗り出して聞く俺に、学園長はそのおっぱいの如く大きな心で許して下さった。

 

「う~ん別にいいよ見るくらいなら」

「じゃあもっと近くば寄って拝見したいのですがッ!」

「遠慮無くどうぞ~」

「もしかしてちょっと触っちまうかも!」

「ちょっとくらいならいいよ~」

「貴女は女神さまですか!?」

「学園長さんだよ~」

 

 パねえ!パねえよその御心の広さ!ではお言葉に甘えまして遠慮無く――ッ。

 

「いざ揉ませていただきます!」

 

 かくて許しを得た俺は、早速そのぽよんぽよんを揉みしだくべく魅惑の膨らみへと手を伸ばし――

 

「させるか糞餓鬼!」

 

 横から繰り出された鉄拳に殴り飛ばされたのだった。ファッ●ン。

 

「ぐはぁっ!?――って何すんじゃこの貧乳が!」

 

 その衝撃にソファーから転げ落ちた俺はすぐさま起き上がり、拳を握る白髪黒スーツのお邪魔虫ことノインとかいう貧乳を怒鳴りつけた。

 

「つーかどっから湧いて出てきたお邪魔虫め!」

「最初から居たわ色キチが!勝手に私の存在を忘れた挙句何をしているんだお前は!」

「おっぱい見てたとこだったんだよ!ついでにちょっと触って揉んで堪能するつもりでした!」

 

 そして挟んでぶっかけるのが最終目標だ!

 

「よし死ね今すぐ死ねというか私が殺す!」

「まあまあノイン許してあげなよ。別に減るものじゃないし~」

 

 お優しい巨乳様が宥めに入るも怒れる貧乳は聞きやしねえ。

 

「減りますよ乙女として大事な何かが!」

「おっぱいかおっぱいの事だな!だが心配すんな減った分は俺が揉んで増やしてやる!」

「今すぐそこに直ってそして死ね!」

 

 そして拳を振り上げる貧乳とそれを迎撃せんと身構える俺。それを見ていた学園長は大きなため息と共に肩をすくめ

 

「仕方ないなあノインは。じゃあ触らせてあげるのは止めておくから、ノインも拳を下ろして」

「……貴女がそう仰るのなら……」

「俺のパイタッチチャンスがあああああああ!?」

 

 無情なるその言葉に貧乳は不承不承その拳を下ろし、俺は絶望のあまり崩れ落ちた。

 それを見下ろす貧乳の目が語っている。「ざまあwww」と。

 

「ちくしょう……畜生……ッ!」

 

 悔しさのあまり噛みしめた唇の端から血を流す俺。でも学園長だけは優しく慰めてくれた。

 

「ドンマイ!今は駄目だったけど学園には巨乳が一杯だから頑張ればそこできっと揉めるよっ」

「……そうだ。俺はその為にここに来たんだ。ああやってやる。この悔しさをバネに揉んでやるぜ!」

 

 そして俺は立ち上がり、熱き魂のおっぱい愛を燃やしながら拳を握り叫んだ。

 

「――学園で最初に揉んだ運命の乳で、俺は童貞捨ててやる!」

「もうやだこのおっぱい星人!?」

「頑張れ~」

 

 力強い宣言に頭を抱える貧乳とパチパチ拍手をしながら微笑む巨乳さま。

 対照的な二人に見つめられながら、決意を新たに固めた俺であった。

 

 

 ◇◇◇

 

 

「学園長。まもなく学園上空に入ります」

 

 それからしばらく経った頃、なにやらノートパソコンを操作していた貧乳が学園長にそう伝えてきた。

 

「お、もうそろそろか。葛人君。ちょっと窓を覗いてみて」

 

 悪戯っ子を思わせる楽しげな頬笑みに言われるまま、俺は窓を覗き……その向こうに広がる景色に眉を寄せ首を傾げた。

 

「だだっ広い大海原しか見えませんが……?」

 

 降り注ぐ陽光を浴びて青く煌く大海原。世界の彼方まで続く雄大な青が、見渡す限りどこまでも広がっていた。だが、そこには建造物どころか小島一つ見つからない。

 

「まさか海の下にでもあるんですか?」

 

 

 やだなにそれカッコいい。海底アジトとか超憧れるわ。海を割っての浮上も男の浪漫溢れまくりよ。

 

「あははっ!それいいね君ナイス発想だよ!うんそうだね今度開発部あたりに掛けあってみようかな……」

「絶 対 に お 止 め 下 さ い」

 

 満更でもなさそうな笑顔で思案する学園長とそれを硬い口調で止める貧乳。

 なんだかんだで楽しそうだが、そのリアクションを見る限りどうやら不正解らしい。

 ならばいったいと首を傾げる俺に、学園長は悪戯っぽく言った。

 

「いいから見ていなよ。本当に素敵な物はいつでも、目には見えなくてもちゃんと在るものだから……」

 

 その言葉に促され更に目を凝らした時、突如目の前の景色が歪み、眩い光が窓に溢れた。

 それに思わず瞼を閉ざした俺が、次に瞼を開いた時――俺は大海原に浮かぶ、超巨大な島を見た。

 

 それはまさに、あらゆる文化あらゆる色の入り混じる島だった。

 その形は優に数十キロは超えるだろう巨大な円形の大地。中央にある校舎らしき建物群を中心に、時計の文字盤の様にその周囲は十二のエリアに分かれていた。

 広大なその大地の一角には、近未来的なビルが立ち並び、だがその隣では中世を思わせるレンガや石造りの町並みが広がっている。かと思えばその隣には緑の大海のような深い森が生い茂り、険しい岩山がその奥にそびえ立つ。エリアごとに異なる自然にはありえないような多様な自然環境。そこに様々な建築・文化様式の建造物が立ち並ぶ様はまるで

 

「なんかテーマパークみたいっすね」

 

 溜息と共に漏らした感想に、学園長はニヤリと笑った。

 

「言い得て妙だね。この島は中央に在る《学園》を中心に、種族や目的ごとに適した環境に整えられた十二のエリアに分かれているの。たとえば……あの森林地帯を見てみて」

「んーと……うおっ!?なんか木が動いてませんか!?」

「あれはトレントだね。樹木の精霊で、ああやって自分で移動が出来るの。その他にもドリア―ドやエルフといった森に生きる種族が生活しているんだ。そしてその隣の山岳エリアは……」

「何あれ巨人!?駆逐してえ!」

「見ての通り巨人族やドワーフ族達の生活エリア。その他にも妖怪とか機械生命体が住むエリアがあって、いわばこの島自体が一つの学園都市になっているの」

 

「詳しくは着いた後自分の目で確かめてみてね」と締めくくり、学園長は傍らの貧乳に声をかけた。

 

「ノイン。あとどれくらいで着くかな?」

「周囲十キロ地点の迷彩結界を抜けましたから、もうまもなく学園の滑走路に着陸できます。これより着陸体勢に入りますので席から立ち上がらないで下さいね」

「了解♪」

 

 そんなやりとりを窓の外に広がる景色を見ながら聞いていた――その時、突如轟音と共に機内が揺れ、激しい衝撃が空気を震わせた。

 

「――ッなんだ!?」

 

 突然の異常事態に声を荒げる俺に対して、向かいの学園長は「あらあら」と苦笑し呟く。

 

「着いて早々さっそく襲撃か~」

「襲撃!?」

 

 余りにも落ち着いた口調から発せられたその言葉に、思わず驚きの声を上げた俺に「うんそう襲撃」と頷き、学園長はやれやれと肩をすくめ言った。

 

「さっき言った通り、ウチって良くも悪くも先進的な事をしてるでしょ?でもそれを気にくわない外部の保守的勢力とか研究成果を狙う個人や組織がいて、この学園は基本そんな困ったちゃん達に年中狙われてるんだ~」

 

「困ったもんだよ」と苦笑するそのお顔はお気楽そのものですが、ぶっちゃけそれって今ピンチって事ですよね。ねえどうすんのさ。おっぱいの楽園に着く前に死にたかないよ俺!

 

「だいじょぶダイジョブ無問題。この飛行機は科学的にも魔術的にも防御を施しているからそう簡単には……」

 

 セリフの途中で再びの衝撃。外で物凄い音がして窓を覗けば翼が千切れて吹き飛んだ所でした。さよなら希望。こんにちは絶望。

 

「地上か海上からの攻撃魔術ですね。おそらくは魔力をそのまま撃ち出す魔力砲でしょう。単純でコストもかかりますが、そのぶん防御魔術も力ずくで壊せます」

 

 絶望感だけが上がる余計な説明ありがとう貧乳。死ね。

 

「一体どこの攻撃だろうね。英国の魔術結社かな?それともこの前やりあった第三帝国の残党あたりか蒐集協会か……」

「心当たりが多すぎて判断しかねますね。学園に到着後すぐに調査します」

「到着前に俺が死にそうな感じの件について」

「学園長は私が命に代えても守りますのでご安心ください。――だからお前は安心して心おきなく死ね糞餓鬼」

 

 はっはー上等。だったらせめてテメエを道連れにしてやるよ。胸パッドを入れた罪で地獄に墜ちる様を笑ってやる。

 ギシギシと壁が音をたて、床が揺れて空気が震える地獄めいた機内で俺は殺意満面の笑みを浮かべて拳を振り上げ

 

 

 ドガアアアアアン!

 

 

 轟音と共に背後に開いた壁の破壊口に吸い込まれたのだった。

 

「……あ」

「……あ」

「ああああああああああああッッッ!?」

 

 後ろに引っ張られる強烈な感覚と共に身体が浮き上がり、そんな俺を見てポカンとした二人の顔を見たその直後、俺は気がつけば機内からお空の中へと投げ出されていた。

 そして目の前に広がる青い空。無限の蒼穹。

 すんごい綺麗だ。まさに翼ある者にだけ許された楽園。

 

「でも間違っても飛べない奴が来る所じゃねえ!!」

 

 え?なに死ぬの?俺死ぬのこんな所で?

 まだ童貞なのに?まだ運命の乳を揉んでないのに?

 なぜこうなったなんでこうなった?

 ああくそ決まってる。これも全て――

 

「あの貧乳が学園長のおっぱい揉ませなかったからじゃああああ!!」

 

 あの時揉んでたらそのまま勢いでヤるとこまでヤれたよ絶対!

 死ぬとしても非童貞で死ねたよ馬鹿野郎!

 貧乳死ね!俺が死んだら真っ先に呪ってやるからな畜生!

 でも、あああああああくっそ死にたくねえ!

 

「学園で最初に出会う運命の乳を揉む前に、死ねるかああああああ!」

 

 心の限り、魂の限り叫んだ声が天空に木霊し――

 

「おっぱい揉ませろちくしょおおおおおおお!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 どがばきぐしゃ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺は、俺が死ぬ音を聞いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして()に、こんな声を聞いたのだ。

 

『しんでしまうとはなさけないwww』

 

 いや誰だよお前。

 

 




お読み頂きありがとうございます。
あさてこの作品は基本なるべく文字数少なくサクッと読める文章量を心がけております。……もう一方の作品がとにかく一話一話が長くて読むだけで大変なので、せめてこの作品は読みやすさ重視でいこうと当初より決めていました。

なので文字数の都合でヒロイン登場は次に持ち越しですごめんなさい。せめてそのぶん頑張って執筆しますのでお待ちください。ではまた次回で
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