艦これ~提督は魔導師~   作:ピーナ

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艦こればかりやってました。遅れてすみません。


第四話 提督、中島大和の新たな日常

「覚えないといけない事、決めないといけない事、いっぱいあるなあ……」

 

この鎮守府に司令官として着任して数日、今日も俺は宛がわれた執務室に居る。

前任の司令官が溜めた仕事を俺が消化しているのが現状だ。ちゃんと仕事しとけよ……。

この鎮守府の目的……というより、ここら一帯の鎮守府の目的は、南方からくる輸送船団の安全な航路確保である。それらを纏めるそこそこ大きな鎮守府があったんだけど、それは俺がここにくる2週間ほど前に深海棲艦の襲撃で壊滅したらしい。

……俺と金剛が倒したあの艦隊がその襲撃した部隊なのかどうなのかは分からない。一応、その一件を報告した事で鎮守府を運営する際の物資も結構な量送られてきたし、食料も問題無い。

 

 

 

俺がまずここに着任してすぐにした事は警戒網の構築の為に妖精さんと呼ばれる、艦娘達の装備や、鎮守府の整備をしてくれる存在に色々頼んだ。妖精さんたちは俺の頼みを割とスムーズに引き受けてくれた。

俺が考えたのは警戒網として金剛達が使っている零式艦上偵察機を海上哨戒の任務に着かせようという物だ。

急な護衛任務や、敵の襲撃に対応するためにも艦娘の皆を警備に出すわけには行かない。ただでさえ人手が少ないのだから。だから、妖精さんの力を借りようと思ったのだ。

そしたら……

 

「まさか、彩雲を作っちゃうなんてネー。妖精さんの技術力はamazingダヨ」

「らしいな。後で調べてみたら、色んな鎮守府見ても結構レアらしいし」

 

艦上偵察機『彩雲』。それがこの島の今の目になっている。これが完成した時、俺より装備に詳しい皆は目を白黒させていた。

更に夜用に妖精さん謹製の巨大レーダーも設置し、急な襲撃に備えた。ひとまず今はこれで警戒網の整備を終わらせた。もう少し、駆逐艦やそれを纏める軽巡の子が増えたら、練度向上も考えて哨戒任務に出そうと思う。

ちなみに、艦娘の皆は……

 

「テートク、今日も神通と天龍がビシバシ扱いてマスヨー」

「あれには俺もビックリした。神通ってあんなに教官が似合うんだな。天龍はなんとなく想像できたんだけど」

 

駆逐艦の八人は毎日、神通と天龍に扱かれている。たまに、そこに羽黒が参加している。

……神通と天龍を見て某航空戦技教導隊5番隊2班の班長、副班長コンビを思い出した。神通が魔王様で天龍が鉄槌の騎士。共通点は厳しいけど、皆に慕われてる事だな。

神通なんかは一歩間違えたら嫌われるレベルで厳しい訓練をさせているけど、駆逐艦の子達は「あれは私達が沈まないようにするための神通さんの優しさ」と口をそろえて言うくらい、理解している。

それにあの二人、それと羽黒も皆の限界を見切るのが上手い。一人一人をしっかり見ていないとできない芸当だ。そこに彼女達の優しさと温かさを感じる。

ちなみに訓練の時の羽黒、たまに金剛の役割は仮想敵。

 

「戦力として、航空戦力欲しいよなあ」

「近海で空母の出現報告はアリマセンガ、だからこそ、有利に戦いを進める意味で欲しいデスネ」

「今のままじゃ、皆への負担が大きいから戦力増強はしたいけど、そうすると鎮守府の兵站が圧迫するし、厳しい台所事情だな」

「この前の襲撃部隊の撃破で楽になったトハイエ、そもそも、戦力が少ないですからネー。駆逐艦はもう一部隊、他の艦も一人ずつは欲しいデス。特に重巡と戦艦は一隻じゃ非常時に対応デキマセン」

 

それを考えると、駆逐艦は最低四人、軽巡、重巡、戦艦は一人以上、空母は二人以上か……。

 

「補強できればベストだけど、現状じゃ無理だな。とりあえず、皆の練度と連携をあげつつ、妖精さんの力を借りて海域の確保を確実にこなしていくしかないな。実力が認められれば戦力増やす算段が立つかもしれないし」

 

常にベストな手段が取れるとは限らない。むしろ、ベストな手段が取れることの方が少ない。なら、俺が指揮官として選ぶのは皆にとってベターだと思う手段。確実にそれを積み上げていこうと思う。

 

「大本営からの各鎮守府への補給は戦力と能力で決まりますカラネ。皆さんの実力が伸びて、お仕事をこなせば、いずれは戦力強化も出来るデショウ」

「いざとなれば、俺が出てもいいしな。飯さえあれば動けるし」

「そんな事来ない事を祈りマース。提督はデーンと構えててクダサーイ」

「分かってるって。責任のある立場だから、そう簡単に戦場には立たないよ」

 

だけど、金剛を始めとした、ここの子達がピンチなら、躊躇なく動く。そこは譲れない。

 

「そういや、テートクは料理お上手デシタケド、どこかで練習シタンデスカ?」

「ああ、去年から一人暮らし始めてな。それに当たって、自炊の基本を友人に叩き込まれたんだよ。実家帰った時には家族に振る舞う事もあるから、量を作るのも慣れてるしな」

 

現在、この鎮守府の食事は比較的時間に余裕を作れる僕と金剛と羽黒の三人がメインで作って、他の皆は余裕がある時に手伝ってくれるって感じだ。

実は我が家には大食らいも居るから、ここの皆の量を作る方が少なかったりする。

 

「聞いてはいけない事デシタネ……。ゴメンナサイ、テートク」

「良いって。大体の事は生きてる限り取り返しは付くものさ。前を向いて進んで行けば、どこかで俺と皆の道もまた交わるかもしれないからな。それまで出来る事を精一杯やるだけさ」

「ナルホド。それなら、今はこの書類を片付けマショー」

「そうだな」

 

とりあえず今は目の前の事からコツコツと頑張りますか。

 

 

 

書類をある程度片付けた私は、そろそろ水雷戦隊の皆の訓練が終わるので、彼女達に差し入れしに行くことにした。

お茶菓子の為に朝に作ったクッキーを訓練終わりで疲れている皆にも食べてもらおうと思っていたので、かなり多めに作っておいたのだ。それとお茶をいれたポットとレジャーシートを持って外に向かう。

以前だったら、提督の戦果稼ぎの為に出撃に次ぐ出撃でこんなちょっとした時間すら取れなかった。それどころか、秘書艦の仕事をしながら、連日の出撃で自分の部屋には寝に帰るみたいな生活だったから、皆とそこまで交流が出来てなかったと思う。一番出撃していたのは私だったし。

前の提督が居なくなった後、天龍に「頼むから一日だけでもゆっくり休んでくれ。これはここの全員の総意だからな」と言われて神通と羽黒の二人に部屋まで曳航された。……しっかりしてたつもりなんだけどね。

でも、今の提督、中島さんになってから、駆逐艦の皆は訓練こそ厳しくても、前より笑顔が見えるようになったし、生き生きしているように思う。いや、生き生きしてるのはこの鎮守府の皆かな。

 

「皆、訓練お疲れ様。クッキーとお茶を持って来たヨー」

「あっ、金剛さん。皆さん訓練で扱きましたから、もう少し休んでから配りますね」

 

一番近くに居た神通が私に気付いて返事をした。

 

「執務室の窓から見てましたヨー。どうデスカ、皆の練度の方は?」

 

港の縁にシートをひいてから腰掛け、そこに私達は座った。

 

「じっくり訓練をする時間が取れてますから、どんどん伸びてますね。私や天龍がしっかり指揮をすれば水雷戦隊として十分機能します」

 

前の提督だと、彼女達は私や羽黒、天龍や神通の弾除けみたいな役割だった。私達四人はそれが嫌だったし、犠牲を出したくなかったから、徹底的に遠距離からの砲撃技術を磨いた。この前の襲撃で私が一方的に重巡以下を叩けたのは相手の射程外で寄られる前に倒せたのが大きい。

 

「私達の今の体制と任務を考えると、私より水雷戦隊の皆や羽黒みたいな快速の重巡の方が出番が多いと思いマス。だから私にはこんな事しか出来ないけどネ」

「『こんな事』じゃないですよ。この鎮守府の皆は金剛さんがやって来た事の意味を分かってます。ね?」

 

そう言って神通は後ろを向く。すると、駆逐艦の皆とその後ろに居る天龍と羽黒。

 

「アンタがやって来た事、やっている事は確かにチビ共に伝わってるぜ。アンタがオレ達の事を考えてやって来た事はさ。だからこそ、オレ達は今笑顔でいれるんだよ」

 

天龍の言葉に頷いている皆。

 

「……恥ずかしい事言ってるネー天龍」

「う、うるせー!」

「ふふ、熱い子じゃないですか、天龍は。それじゃ、皆でお茶にしましょうか」

 

そこから提督を除いた鎮守府の皆で潮風に吹かれながらのお茶会を楽しんだ。

嬉しいなあ。私がやって来た事がこうやって皆に伝わっていた事が。面と向かって言われたのは少し恥ずかしかったけどね。




菱餅集めは今日までですね。僕はようやく昨日集め終わりました。

集め方はまず、デイリー補給艦クエを3-5で、南西諸島クエを2-5で、潜水艦狩りを1-5で行い、そこから、1-4、1-5、3-3を延々回すとぴことをしていました。
最終的には3-3の四戦ルートにて、ボス前とボスで連続ゲットで10個達成しました。資材はともかく、バケツを100個くらい使ったと思います。
まあ、その副産物で次に改二が来るという噂の摩耶のレベルが70を超えたり、天津風がドロップしたり、はっちゃんとケッコンしたりと色々ありました。
今現在は東方艦隊クエをこなしながら金剛とのケッコンを目指しています。98→99の15万はキツイ……。

レベルの話が有りましたけど、現在、我が鎮守府の各艦種のレベルトップは、

戦艦 榛名 109 (航空戦艦含む)

初戦艦なので、自然と。というより金剛型は軒並みレベルが高いです。目指せ、四姉妹ジュウコン!

正規空母 加賀 128 

個人的にトップレベルに好きな艦なんで。性能的にも高難易度海域ではほぼ必須艦ですし。

軽空母 隼鷹 95

赤城さんのお蔭で空母の有用性に気付いたものの、正規空母を複数運用できない、初期の頃にドロップでやってきて、強烈なインパクトを与え、正規空母並の活躍を見せてくれてます。今でも様々な場面で名脇役として活躍してますね。

重巡 羽黒 89

今作にも登場していますが、僕の鎮守府には重巡の中で遅めの着任でした。改二のデザインが凄く好きなのでひいきして育てました。今は主に2-5、3-5攻略で活躍中です。

軽巡 神通 86

僕が艦これを始めた頃のコンプティークの表紙の彼女に見惚れて、軽巡は彼女を育てようと決めました。それと川内型は結構好きです。ただ、軽巡が必要とされる所ってあんまりないんですよね。ゲームの攻略として考えると、他の艦種の方が良い場合が大半です。

航巡 筑摩 88

上の二人との共通点として絵師さんが同じなんですよね。一周年記念の集合絵を見て、一気に好きになりました。航巡はかゆいところに手が届くので使いやすいですね。今は羽黒と同じ感じで活躍です。僕は2-5は上ルートで攻略しているので彼女のお蔭で弾着観測射撃が出来ています。

雷巡 北上 97

僕は鹿屋なので、初イベは去年の春になります。友人に「そこまでに北上は育てとけ!」と言われて育てました。最初はそんな感じでしたけど、今は頼りになるし、好きなキャラです。イベや高難易度海域の切り札として、2-5、3-5の攻略要因として活躍中です。

駆逐艦 雪風 91

始める前は軍艦の知識はあまり無かった僕ですけど、それでも知っていた、幸運艦です。ジャイアントキリング、大金星製造機でもありますね。今回の冬イベでもカットインで戦艦水鬼に大ダメージを与えて、一回沈めるなどの活躍を見せています。普段は駆逐艦が必要な場面の一番手として投入しています。

潜水艦 伊58 112

今日も今日とてオリョールの水平線に勝利を刻む、潜水艦隊のエース。しかし、冬イベのE-5にてルート固定&先制雷撃でゲージ削りに大活躍してくれました。
毎日お世話になっていますね。

とこんな感じになっています。各艦種の最高レベルは高いんですが、いかんせん層が薄い。特に軽巡と重巡。
軽巡は神通以下は改二勢と天龍龍田、球磨、長良が何とか育っている程度です。
重巡は妙高と羽黒、そして今回の件での摩耶位。(航巡込でも利根、筑摩、最上)以下は改にすらなっていません。
この辺を強化していきたい所です。


小ネタとして艦隊案を一つ。
蒼龍、飛龍、吹雪、最上、鳳翔、響。艦隊名は『LOVE LAI艦隊』……徹夜テンションですね~。
対抗するのは、ビス子、Z1、Z3、三隈、伊168、伊58の『超時空の妖精艦隊』ですかね。……やっぱり、深夜テンションって怖い。


次回は提督と駆逐艦たちのお話を予定しています。第六駆逐隊になるのか、白露型になるのか、両方になるのか……まだ未定です。
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