ツバサの無双から一夜明け村の仮設テントでグレイは目覚めた
「どこだここは?」
「気が付いたか、グレイ。」
「ツバサ!? どうしてここに。」
「連れ戻しに来た… が、とてもそんな雰囲気じゃねぇな、事情はルーシィから聞いた、大変だったな。」
「あとここは村の資材置き場だ、ルーシィが言うには零帝が村を消したらしい… 酷い事するもんだ。」
「リオンの奴… 本当にやりやがったのか…」
「だが、幸い怪我人はいない、ナツが頑張ったおかげだな。」
「だったら!! 早くリオンを止めねぇと!! デリオラが復活する前に…… ぐっ!!」
「おいおい、落ち着けよ… まずはエルザの所に行くぞ付いてこい。」
そう言うとツバサはテントを出て違うテントに向かった、グレイもそれについていく
「エルザ!?」
そこにいたのは鬼の形相をしたエルザだった
「だいたいの事情はルーシィから聞いた… お前はナツ達を止める側ではなかったのか? グレイ。」
「ナ、ナツは?」
「それは私が聞きたい。」
「ルーシィ… ナツはどうした。」
「わからない、村で戦っていたハズなんだけど…」
「そうか、ならグレイ、ナツを探しに行くぞ、見つけ次第ギルドに戻る。」
「な… 何言ってんだエルザ… 事情聞いたならこの島で何が起こってるか知ってんだろ。」
しかしそんなグレイにエルザは冷たく言い放つ
「それが何か?」
「なっ…!?」
「私達は掟を破った者を連れ戻しに来ただけだ。」
「この島の人びとを放っておけというのか!?
見損なったぞ… エルザ。」
「何だと? お前までギルドの掟を破るつもりか。」
そしてエルザは剣を出しグレイの首元に向ける
「ただではすまさんぞ。」
しかしそんなこと関係無いとばかりにグレイは剣を掴んだ
「勝手にしやがれ!!!! これは俺が選んだ道だ!!!!」
すると今まで黙っていたツバサがグレイに聞いた
「グレイ… それで後悔はしないか?」
「あぁ!!」
「そうか、なら行ってこい!!」
「何を言うツバサ!?」
「それにエルザ、お前は今回の事でナツ達を怒れないぞ。」
「何故だ!?」
「お前… もう前回の事件を忘れたか? 鉄の森は確かに闇ギルドだがそれでもギルド同士の戦闘は立派な法律違反だ。
お咎め無しだったとは言うものの下手すれば
「むぅ… 」
ツバサの言うことに反論出来なくなったエルザは唸るしかなかった
そんなエルザに向けてツバサは人差し指を立て手を天を指しながら更に続ける
「それに…… じいちゃんが言っていた。
『関わってしまったのなら最後まで関わり抜け!!』ってな。」
そしてツバサはルーシィとハッピーの縄を解く
「それで? どうするんだ? エルザ。」
「はぁ… これでは話にならん、まずは仕事を片付けてからだ。」
そう言うとエルザは遺跡に向かった
「だが勘違いするなよ罰はうけてもらうぞ。」
「「「あい。」」」