MASKED TAIL   作:響く黒雲

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ツバサの異変

「いいか? ハッタリはこう使うんだ。」

 

「ま、参りました…」

 

ミストガンが参戦を決めて数分後、エルザはエバーグリーンを打倒する

 

そして…

 

バキィン!!

 

「あれ?何これ。」

 

「ジュビアどうしてたのでしょう?」

 

「おおっ!!!!!!」

 

石に変えられていたメンバーが元に戻る

 

「元に戻ったーーーっ!!!!」

 

「ミラ!!」

 

「ちょっとどうしたのツバサ?そんなに慌てて。」

 

「良かった…本当に良かった。」

 

術式にも結果が現れる

 

 

【エルザVS.エバーグリーン…勝者エルザ】

 

「(よくやったエルザ、人質は解放された、さあどうするラクサス)」

 

「ねえ、一体何があったの?」

 

「ああ、それはだな…」

 

ツバサが残りのメンバーに説明をする

 

「バトル・オブ・フェアリーテイル!?」

 

「ラクサスがそんな事を?」

 

「…がそれも終わりじゃお前達が石から元に戻ればラクサスのくだらん遊びに付き合う事もあるまい。」

 

「でも… フリードの罠にかかってキズついたみんなは…」

 

「そうよ!! ラクサスをこらしめないとしめしがつかないわ!!」

 

「わーっとるわい後でワシが最大級の仕置きをする、ラクサスめ… 今回ばかりはただではすまさんぞ。」

 

そこでナツが異を唱える

 

「ちょっと待ってくれ。」

 

「確かにあれだ…仲間同士無理矢理戦わなきゃならねーって状況はどうかと思ったが…フェアリーテイル最強を決めるっていうラクサスの意見ぬは賛成するしかねえだろ。」

 

うんうんと頷きながらナツは言う

 

「いや… そうでもないけど。」

 

「まあ… あまりラクサスを怒らねーでくれって事だ、じっちゃん。」

 

「(ナツ… お前という奴は~)」

 

ナツのラクサスを思いやる言葉に感動するマカロフ…しかし

 

「つー訳で、今から第二回バトル・オブ・フェアリーテイル開始だぁー!! 全員かかってこいやー!!!!」

 

「「「「はいい!!!?」」」」

 

「やめーーーーーーーい!!!!」

 

こんなナツの発言で全て台無しになってしまった

 

「ほら行くぞルーシィ!!」

 

「いやああ!!」

 

「もう黙ってろナツ。」

 

「ぐぺっ!!」

 

そして一瞬でツバサに鎮圧されるナツであった…

 

その様子をファントム組が遠巻きにながめる

 

「どうしたのガジル君。」

 

「別に… コウマなら喜びそうだと思っただけだ…」

 

「クスッ…確かに… 楽しいギルドだよね。」

 

「イカれてるぜ。」

 

すると突然情報ボードがギルド中に現れる

 

「何だ!?」

 

「術式の情報ボードがギルド中に!?」

 

そしてそこからラクサスの声が響く

 

『聞こえるかジジィ、そしてギルドの奴等よ。』

 

「ラクサス。」

 

『ルールが一つ消えちまったからな…新しくルールを追加する、バトル・オブ・フェアリーテイルを続行するために俺は神鳴殿を起動させた。』

 

「神鳴殿じゃと!?」

 

『残り一時間十分さあ…俺たちに勝てるかな?それともリタイアするか?マスター、はははははっ。』

 

そう言うと情報ボードは消えた

 

「何を考えておるラクサス!! 関係のない者たちまで巻き込むつもりかっ!!!!」

 

その時

 

「んぐっ!!」

 

突然マカロフは胸を押さえて倒れる

 

「じっちゃん!!」

 

「どうしたの!?」

 

「じいちゃん!! ミラ!!薬だ!!」

 

「ええ!!わかった!!」

 

「こんな時に…」

 

「マスターしっかりしてください!!」

 

するとミラが慌てて戻ってくる

 

「大変!! みんな… 外が!!」

 

急いで外に出るとマグノリアの空に黒い球体が浮いていた

 

「何だあれ。」

 

「雷の魔水晶…?」

 

「あんなものが… 街中に浮いでいる。」

 

「不味いぞ…あれが発動したら街中が大変な事に…」

 

「そんな事させないわ!! 」

 

ビスカがスナイパーライフルで魔水晶を撃つ

 

「やった!!」

 

「あんなの私が全部撃ち落として…」

 

しかし

 

「あああああああっ!!!!!!」

 

突然ビスカに雷の攻撃が加わる

 

「なに!? どうしたの!?」

 

「生体リンク魔法!?」

 

「あの魔水晶… 攻撃を加わえた者に自分のダメージを連結させる魔法がかけられている。」

 

「え?」

 

「つまり攻撃すれば自分にダメージが返ってくるってことだ!!」

 

「そんな!?」

 

「このままじゃ街の人まで!!」

 

「ラクサスをやるしかない!! 行くよっ!!」

 

「あたし… できるだけ街の人避難させてみる!!」

 

そして残りのメンバーはレビィとビスカを残して街に向かった

 

「ラァァァクゥゥゥサァァァスゥゥゥ!!!!」

 

怒りの叫びを上げるとツバサは出入口に戻り術式の壁を殴りつける

 

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

 

ズドォォォォォォン!!!!

 

 

しかしツバサの拳は弾かれてしまう

 

「ぐっ!! くそぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

ズガァァァァァァン!!!!

 

 

だがそれでもツバサは殴り続ける

 

「おぉぉぉぉぉぉぁああ!!」

 

 

ズドン!! ズガン!! ドゴン!! ドスッ!! バキッ!! ドカン!!

 

 

「止めろよツバサ!! そんな事しなくても今レビィが術式を解いて…」

 

「それまで待っていられるか!!」

 

「でもツバサ!! 術式のルールは絶対なんだよ!? あたしが今から解析するから!!」

 

「駄目だ!! それだと時間が無い!!」

 

「でも破れるわけないじゃない!!」

 

「破れる!! 俺は魔力の皇!! 魔力で作られたルールごとき破れない筈が無い!!」

 

 

ズドォォォォォォン!! ……ジジッ…

 

 

すると壁に綻びができる

 

「! うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

そしてツバサはその綻びに向けてタックルをする

 

バリィィィィン!!!!

 

そして術式の壁をぶち壊し向こう側にいった

 

「「「「ええええええ!!!!?」」」」

 

「よしっ!! ほらお前らも早くこい!!」

 

「本当に破っちゃった…」

 

しかし…

 

バチィン!!

 

「うぉ!!? 何で俺たちは通れねえんだ!?」

 

ナツ達は術式に弾かれてしまった

 

「もう術式が修復されたか… 仕方ない…お前達はレビィに術式を解いてもらってからこい!!」

 

そしてツバサはラクサスを探しに向かった

 

「「なんで俺たちだけーーーーーっ!!!!」」

 

その時ナツ達は気づいていなかった…

残り人数が一人増えていた事に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しばらく進むと、突然ツバサの体に違和感が生じる

 

「くっ、なんだ?」

 

そしてその違和感はどんどん大きくなり痛みと苦しみに変わる

 

「ぐっ、こんな時に…!! 副作用かよ…!!」

 

どうにか進もうとするが体がいうことを聞かない

 

「ぐぁっ!! うう… ぐっ、ぐはっ!!」

 

そして大量に吐血してその場で倒れてしまう

 

「くそ…」

 

ツバサは全身から力が抜けていく感覚を味わいながらとうとう意識を失う

そしてそのまま動くことはなかった…

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