しかも何故かベルトさんが二重人格みたいになっとるやないか!!!!?
他のタイヤカキマゼールも早く見てみたいです!!!!
あれからツバサ達は藤兵衛に連れられて、藤兵衛の店、バイクショップと、喫茶店が一体となった【COL】来ていた
そこで今までの戦いについて話していた
「そうか… そんな事が… 辛かったろ? 義理とは言え兄と戦う事になったんだから。」
「ええ… でも、最後には分かってくれたんで、もう大丈夫ですよ!!」
「強くなったなツバサ、体だけじゃない、心も、とても逞しくなった。」
「いえいえそんな! 僕なんてみんなに比べたらまだまだですよ!?」
「ははははは!!!! そんな謙遜するな!! お前は立派に強いよ、もっと自信をもて。」
するとミラが藤兵衛に訪ねる
「あの… ツバサと藤兵衛さんはいつお知り合いに?」
「あれ? 何時だっけ?」
「覚えてないの?」
ミラは呆れたようにツバサに言う
「だってミラに会う前の話だよ?」
「わしはつい昨日の事のように覚えて居るぞ、あれは十三年程前だったか…」
藤兵衛はツバサとの出合いについて語りだした
~十三年前~
あの時わしは人さらいを生業とする闇ギルドに捕まっておってな、多数の村人と共に大型の馬車に乗せられていたんだ
「くそ~ なんとかしてここから脱出しなくては…」
「うわ~ん!!!! 怖いよ~!!!!」
「おかあさ~ん!!!! 助けて~!!」
村人の中には子供もいて、泣いていた
「大丈夫、きっと誰かが助けてくれる、だから泣くんじゃない!! 耐えるんだ。」
わしは泣いている子供達をなんとかして慰めたが、結局助けは来なかった
そうして暫くすると港についてな、闇ギルドの連中はわしらを奴隷にするつもりだとそこで始めて気付いたんだ
「くっそお!! 放せ!! この人達を自由にしろ!!」
「喧しい!!!! さっさと船に乗れ!!」
「ぐあっ!!」
わしは殴られて船に無理やり押し込まれた
「「「おじさん!!!!」」」
「てめえらもこんな目に遭いたくなかったら、大人しく船に入りな!!!!」
脅されて次々と村人は船に入っていった、もうだめかと思ったその時だった
「おじさん達… 何してんの?」
突然、一人の少年が現れたんだ
「ああ? なんだこのガキ… マスター、どうしますか?」
「商品は多いに越した事はないよ、連れていきな!!」
わしはその少年に叫んだ
「君!! 危ない!! 早く逃げるんだ!!!! あぐっ!!!!」
「余計な事言うんじゃねえ!!!! さぁ~坊や、楽しい船に乗りましょうね~。」
男が少年に手を伸ばした時…
「ねえ、おじさん。」
その少年はわしに話しかけてきたんだ
「な、なんだ。」
「この人達は悪い人達?」
その言葉を聞いた瞬間、わしの中のある記憶が呼び覚まされた
かつて共に戦った戦友達の事を
『おやっさん!! 逃げて!! クルト!! 変身だ!!』
『おう!! 行くぞ、オウカ!!』
『『変身!!!!』』
その記憶が走馬灯のように瞬時に浮かんだ時… わしは咄嗟に叫んでいた
「ああ!!!! 悪い奴等だ!!!!」
「このくそ親父がぁぁぁぁ!!!!」
闇ギルドの男が激昂してわしに棍棒を叩き付けようとした瞬間、少年は叫んだ
「セタップ!!!!」
すると少年は右腕を天に突き上げ、さらにクロスするように左腕も突き上げる
クロスさせた腕をそのまま、腰に出現したライドルに添え、脇に付いている顔のような小物、レッドアイザーと反対側に付いているマスクのような物、パーフェクターを取り、クロスさせた腕を解きながら再び天に構える
右手に持ったレッドアイザーを前に突きだす
すると左、右と交互に仮面となって付き、最後に、左手に持ったパーフェクターを口部に装着、エネルギーを放出、船の上に飛び上がった
『トォッ!!!!』
少年はすでに少年の姿ではなく、わしがよく知っている姿になっていた
「あれは… 『仮面ライダーX』…」
すると慌てた様子で、闇ギルドのマスターが少年に問う
「貴様!! 何者だ!!!!」
少年はライドルからライドルホイップを引き抜き、Xの字を切りながら叫んだ
『Xライダー!!!!』
その自信に満ちた名乗りを聞いて闇ギルドの連中は慌てふためいていた
「ど、どどどうするんですか!? マスター!?」
「ええい!!!! Xライダーだか何だか知らないが、相手はガキ一人だ!! やっちまいな!!」
『トォッ!!』
再び少年は飛び上がり連中のど真ん中に着地した
「やっちまえ!!」
『行くぞ!!』
そして乱戦が始まった
そこからは蹂躙だった
少年は相手をライドルで気絶させたり、徒手空拳で殴ったり、投げたり、色々な方法で相手を無力化させていった
『トウッ!! トウッ!! トォリャア!!!!』
「がはぁっ!!!!」
「ぐへぇっ!!!!」
「おわあ~ぁ!!!!」
そしてついにギルドマスターだけとなってしまった
少年はギルドマスターにライドルを突き付けていた
『さぁ、もう終わりだよ、大人しく船に乗った人達を解放して。』
「だ、誰が、ガキの言う事なんか!!」
すると少年はライドルをギルドマスターの顔スレスレに突き立てた
「ヒイッ!!」
『一回までなら許すよ… それで?』
「わ、分かりました!! だから殺さないで!!」
その言葉を聞くと、少年はギルドマスターを放置してわしらの方へやって来た
『さぁ、もうみんな大丈夫だよ、悪い奴等は僕が退治したから、安心してお家に帰れるよ。』
わしは少年に話しかけようとした
が、その時気付いたんだ、ギルドマスターがこちらを狙っている事に
「アッハッハッハ!!!! 敵に背を向けるなんて、やっぱり ガキね!! 死になさい。」
魔力弾が放たれ、それは少年へと向かっていった
わしは咄嗟に叫んだ
「Xライダー、危ない!!!!」
その叫びが聞こえたのか少年は振り返り魔力弾をライドルで弾き返した
『トォアッ!!!!』
「う、嘘…」
『言ったよね、一回までなら許すって、でもこれは二回目だ、もう許さないよ。』
そう言うと少年はジリジリとギルドマスターに近づいていった
「い、嫌!! 来ないで!!」
『トォッ!!』
ギルドマスターの叫びを無視して少年は飛び上がった
そして上空で大の字になり、そこから空中前転をしてギルドマスターに蹴り込んだ
『“Xキック”!!!!!!』
「キャァァァァァァァッ!!!!!!」
蹴られたギルドマスターは吹き飛び、そのまま気絶した
そして少年は変身を解きながらわしに近づき
「怪我は無かったですか? おじさん。」
と笑いながら言った
~喫茶店 COL~
「とまぁ、これがわしとツバサの出合いと言う訳だ。」
「へえ~ そんな事が…」
「あったね~ そんな事、あっ、おやっさんコーヒーお代わり。」
「というかツバサ、あなた何かに巻き込まれないと、人と知り合えないの?」
呆れたようにミラが言ってくる
「まあ、いいじゃん、そのおかげで、おやっさんやミラとも会えた訳だし。」
しかし当のツバサはあまり深く考えてはいないようだった
「もう…」
すると藤兵衛がお代わりのコーヒーを持ってきた
「ありがとう、おやっさん。」
「いいってことよ、それよりツバサ、お前の耳に入れておきたい事がある。」
「? なに?」
「近頃、改造魔導士と言う奴等が暴れまわっているらしい。」
「ブーーーーッ!!!!!!」
その事を聞いたツバサはコーヒーを吹き出した
「ちょっと!? 大丈夫ツバサ!?」
「ゲホッ!! ゲホッ!! な、なんだって!!? 改造魔導士!? そんなバカな!! 改造魔導士は楽園の塔でコウマと倒した筈なのに…」
「恐らくプロトタイプだったんだろう… 気を付けろ、奴等、優秀な人間を拐っては改造しているらしい… もしかすると、
「そんな…」
事はツバサの知らない所で着々と進んでいるようだ…
数時間後、ツバサ達は汽車に乗っていた
「今日は色んな事があったね。」
「ああ…」
「私は… 少し嬉しかった。」
「なにが?」
「今も昔も、ツバサが変わらないでいてくれた事が。」
「そんな事ないよ。」
「出来れば… ずっと… その、まま…」
「ミラ?」
「スゥ…… スゥ……」
ミラは疲れたのかツバサの肩に頭を置いて寝ていた
「寝ちゃったか… 僕も疲れたし、少し眠ろうかな…」
そしてツバサもミラの頭に頭を載せて眠りに就いた
此れで、今回の番外編は終了です。
ちなみに一文だけ出てきたキャラはこの作品における一号、二号です。
今の所名前だけのキャラにする予定ですのでお願いします。
さて!!!! 次回からは六魔将軍編です!!!!
余命後僅かのツバサがどうなるのか!?
それでは、次回をお楽しみに!!