東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも、
今回は息抜きになります。まったりとした感じなのでよろしくお願いします。
それでは、どうぞ!


紅魔観光大図書館

 

霊夢のとこで酒を飲んだ次の日、霊夢が寝ているようなので今日は休憩する事にした。あれだけ飲んでいたのにアリスはいつも通り起きていた。二日酔いとかないのかな、魔法使いってすごいな。

 

「なぁアリス、また幻想郷のこと話してくれよ、久々に聞きたくなったんだけど。」

 

「いいわよ、ふふ、本当に久しぶりね。それじゃあこの前に行った紅魔館の事話すわね?彼処には他にも住んでる人がいてね・・♪・・・」

 

そう言ってとても嬉しそうに話し出す。最近はあまり見ていなかった様な気がするな。にこにことしているアリスを眺めていると平和でホッとするものがある。そうだ、何処かに出掛けるのもいいな。そうするかな、

 

「なぁアリス、たまには出掛けてみないか?2人で出掛けることなんて初めてじゃないか?」

 

「え?本当!?うん、行きましょ!」

 

とても嬉しそうに俺の手を引っ張りながら家を出る。やっぱり言わないだけで色々してみたいのかな?もうちょっと積極的に誘ってみるか。俺は特には言わないがアリスがガンガン俺を引っ張っていく、連れて行きたいところがあるのだろうか?

 

「やっぱり、さっき話した事を実際に見るのも大事よね?だから紅魔館行きましょ!」

 

・・・なんかすごい浮かれてる気がする。そんなに嬉しかったのか?程なくして紅魔館に着いた。門の前では門番がぐっすり眠っている、何故この門番を雇おうと思ったのか?トントンと肩を叩いてみる。

 

「すみません、門番さん、入ってもいいですか?」

 

「・・・・んぁ・・・咲夜さん・・寝てませんよ・・」

 

完全に寝ている、まぁいいか、入れるだろう。大きな門を開けて屋敷の中に入る。すると、咲夜が前に立っていた。

 

「あら、あなた達でしたか。ようこそ紅魔館へ、今日は・・・デートか何かで?」

 

「観光よ、か ん こ う。」

 

くすくす笑う咲夜に少しむっとしているアリス、おちょくられてるんだな。まぁ実際来てみたかっただけだから観光だよな。

 

「まぁちょっとな、来てみたくなっただけさ、俺らだけでで周っても構わないかい?」

 

「そうでしたか。構いませんよ、どうぞ楽しんで。ふふっ。」

 

咲夜は笑いを堪え切れていない。まぁ許可もらったし行動するかな、まずは何処からいこうか?そう聞くと

 

「最初に図書館から行きましょ?貴方の興味を引くものが沢山ありそうだもの。」

 

そう言うので向かうことにした。地下にすすんでそこに向かい入ると少しかび臭さを感じた、地下で風通しも悪いのだろう。だがそれ以上に途方も無いほどの本の量に驚かされる、誰が本の状態を管理しているのか、多少持っていっても分からないくらいの量はある。

 

「パチュリー、居る?」

 

「居ないわけないでしょ。また本でも借りに来たのかしら?あら、もう1人客人かしら、貴方は?」

 

「ん、あぁ俺はフミヤ。訳あってアリスのとこに居候してる。今日はー・・・観光かな。」

 

「そう、まぁ興味を引く本は何処かにあると思うから探してみるといいわよ。どんな本が好きとかはあるかしら。」

 

「本って言ったら魔道書なんだが、あるか?」

 

「1番沢山あるわよ、そこね、見てきたら?そうだ、アリス少し手伝ってもらえるかしら。」

 

そう言って1つの馬鹿でかい本棚を指差した。途方も無い量の本が詰まっているがあれ全部魔道書かよ。ここ凄いな。そう思いながら本を見ていく、何か目を引くものは無いかなぁと見ていく、まぁ運命の本なんてそうそう見つかるものじゃないから時間をかけて探すんだけど。そうしていると不思議な本が俺の目に留まる。背表紙に何の文字も書かれていない。手にとって表紙を見るが何も書かれていない。強い力が読む者を拒むように本を開かせない、そっと手を当てその力を解いていく、不思議と噛み合ったのか自然と本が開いていく。どうやら中には文字が書かれている、1番最初に書かれていたのは「失われゆく魔法を貴方に託そう」という言葉。すると突然俺の青表紙が開き空白のページに魔法陣が書き込まれていく、その数は5つ、書き終わると力を失ったかのようにパタンと落ち、無名の本はすーっと消えてしまった。一体なんだったのだろう、帰ったら確認してみることにするか。すると、

 

「フミヤー、ちょっとこっちきてー?」

 

と呼ばれた。何かと思い向かうと、

 

「これ封印されてて開かないのよ、貴方どうにか出来ない?」

 

そんな無茶な・・・そう思いながら手をかざす、すると考えたわけではないのにその本はパッと開いた。不思議にしていると、

 

「え、何この人何者なの?」

 

そうとうパチュリーも驚いたらしい、俺も驚いてるけれど。なんかまた変な知識を覚えているんだろうか、本格的に自分が何者なのか分からなくなってきたな。

 

「まぁフミヤは記憶喪失で正体が分からないんだけど魔法に関して妙に詳しいのよ。もしかしたらって思ってたけど本当に解いちゃうなんてね。」

 

「そうなの、まぁまた来たらよろしく頼むわ、こんな感じの本色々あるのよ。もう時間も経ってるわよ、あと・・・なんでペアネックレスしてるの?そういう関係?」

 

「ははは、俺がプレゼントしただけさ。」

 

「まぁ気にしないけど、咲夜が言ってることが分かった気がするわね。」

 

なんだろう、咲夜は一体何を言いふらしてるんだろう?アリスは顔が赤くなってるし、今度聞いてみても良いかもな。

 

「別にそんなんじゃ無いわよ、ほらフミヤ、行きましょ。」

 

そう言って俺の手を引っ張って部屋を出た。また今度時間があったら足を運んでみようかな。




どうだったでしょうか?
観光回、まだ続きます。
そろそろ学校が再開するので1日1話が限界かもしれません。できるだけ頑張りますのでお暇なときにまたお越しください。
それでは。
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