続きです。
それでは、どうぞ!
大図書館を出た俺らはレミリアの部屋へ向かう。実際聞きたいことは山ほどある、それにレミリアが操られてたとはいえ手荒な真似をしたことを謝っておきたい。そんな風に考えながらレミリアの部屋に入った。
「レミリア?居るか?」
「居るわよ、こうして話すのは初めてかしらね。どうもフミヤ、わたしはレミリア・スカーレットよ。咲夜から聞いたわ、わたしの暴走について聞きたいことがあるんでしょう?」
「ん、あぁ。戦わざるおえなかったとはいえ手荒な真似をしたことは謝っておく。それで、その暴走のことだ。暴走する前のことを教えて欲しいんだ。何か無かったか?いつも通りの日常だったか?」
「それがその前の記憶もないのよ、わたしも咲夜も他の従者もね。記憶を消されたのかしら。」
そうか・・・やっぱり情報は掴めないか。せめて容姿が分かるといいんだけどな。というより記憶を消せる程の実力の持ち主ってことだろ?一体見つけてどうすりゃいいんだよ。
「まぁ収穫は相手が手練れってことくらいかしら?それじゃありがと、レミリア。また何かあったらよろしくね?」
アリスがそう言い俺らは部屋を出た。その後しばらく屋敷を周ってみた。見た目より中は妙に広い、きっと空間を広げているのだろう、魔法とかなら良くある気もする。結構色んなところ見たしまた大図書館行きたいな。
「なぁアリス、また図書館行かないか?もうちょっと本を見てみたいと思ってさ。」
「全然いいわよ。ふふ、フミヤは本当に魔法が好きね。他の本も読んでみると面白いわよ?」
そう言いながらまた大図書館に入る。パチュリーに歓迎されつつまた俺は本を漁る。やっぱり魔法は面白いものだ。知らない知識だってまだまだあるし俺の残っている記憶だと思うとなんだか懐かしい気持ちになる。そんな風に本棚を眺めていると裾を引っ張られそちらを向くとサイドツインテールの金髪に一対の枝から7色の結晶が垂れ下がった翼のようなものがついている。
「君は誰かな?俺はフミヤ、よろしく。」
「わたしはフランドール。レミリアの妹。フランって呼んで。こっちに来て?」
「フラン。レミリアの妹、か。」
そう言って引っ張られていくと更に地下の部屋に来た。分厚いドアを軽々開けてその中に入った。少し血の臭いがする。
「それで、話っていうのは?」
「フミヤとアリス、お姉様が暴走した話してたわよね。わたし知ってるの。覚えてるわ、みんな信用してくれないけど。」
「本当か?是非教えてくれないか。そりゃぁ覚えてなけりゃ信用もし辛いだろうしな。」
「あのね、なんか黒い服をきた女の人が来たわ。そしたら咲夜を一捻りしてお姉様も片手で遊ばれてた、あんなの初めて見たわ。そしたら何かを言ってその後みんな気を失っちゃって、あとその人は・・・・」
そこまで言うと俺の後ろを見て固まっている。不思議に思う俺を制して
「その人がっ・・・・」
何かを言おうとしたフランドールはその場にバタンと倒れこむ。俺が後ろを向こうとすると
「後ろ見ちゃダメ、皆消しちゃうよ?フミヤ♪」
そう言われピタッと止まる、おそらくこいつが黒幕なのだろう。こいつなら本当に皆を消しかねない・・・どうする・・・情報を引き出すしかないか?
「・・・お前が黒幕か?なんで俺の名前を知っている。」
「そう、私が黒幕。全ては引き立たせるスパイス、貴方の為のスパイス♪ね、私の愛しのフミヤ♪」
そういうと後ろから抱きつかれる。抵抗出来ずにただ抱きしめられる。愛しのってどういうことだ。いや・・・こいつ記憶を消せるってことは・・・
「お前が俺の記憶を消したのか?」
「そうだよ、フミヤのことが大好きで愛してるから。真っ白になって貰ったの。きっとその方が、貴方が素敵になるから♪」
「意味がわからないな。俺はお前のことが好きじゃないしそれはエゴというんだ。」
「ふふふ、やっぱり貴方は素敵な人ね。強い芯でとても理屈的、私の理想の人。それが完璧に形作られてく。はぁ〜素敵♪」
完全に話が通じてない、どうしたものか。完全に俺を玩具として思ってないな。
「ねぇフミヤ?もっと気になることないの?もっともっとお話したいなぁ。」
「・・・名前はなんだ?そして種族は?人じゃないんだろ。」
「名前はまだだぁめ。正体は明かさないほうが私のこと気にしてくれるからね♪でもヒントはあげる、でも今じゃない。また今度会いに来るからその時ね、またフミヤが成長するんだねぇ、また惚れちゃう♪じゃぁまたね?」
そう言って首筋にキスをされすっと手が離れた。急いで構えて後ろを向くともう誰もいなかった。正直俺は殺されるかと思っていた。それに黒幕が前の俺のことを知っている。本当に俺は何者なんだ、エルに会えたら色々聞いてみるか・・・思わぬ1日になったがその分収穫はあった。おそらくあいつが他の人から俺の記憶を消した。そして自分の思うように動かしている、俺は操られている。
それなら俺はその糸を断ち切るまでだ。
どうも、
話が進んできましたかね。なんか進む回と進まない回の差が激しいですよね。
それでは、