東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも
前回よく考えたら東方感薄かったですね、申し訳ない。
今回から原作キャラ出ます。
とはいうものの気付いてる人も多いでしょうね。
それでは、どうぞ!


厄介人

 ・・・あれ・・なんで意識があるんだ・・?食われたはずでは?

俺は生きてるのか?目を開くと俺はベッドの上に寝ていた。

身体を動かそうとしたが激しい痛みが襲った。

どうやら起き上がることすら出来ないらしい。

ということは助けてくれた人がいるのか、本当に俺はラッキーだな。

 一息ついた後、改めて自分がいるこの部屋を見渡してみた。

とても綺麗で片付いた部屋だ、ひとつひとつのものが絵のように丁寧にならべられ、

几帳面さがうかがえる。全体的に洋式、といったところだろうか。

木製の家具が落ち着いた雰囲気にしている。それより気になるのは人形だ。

ひとつひとつ精巧につくられており、

瞳の美しさは吸い込まれてしまいそうになるほどの魅力があり、

その体はいまにも動き出しそうなほどだ。

ただ中には刃物をもっているものがあり少々物騒なものである。

考察するに女性なのだろう、妖怪を吹き飛ばせる女性は想像したくはないが。

 

 

 

 そんなことを考えていると部屋のドアがあき、一人の女性が現れた。

 

「あら?目が覚めたのね。体の具合はどうかしら?」

 

その女性は青のワンピースのようなノースリーブに、ロングスカートを着ている。

その肩にはケープのようなものを羽織っており、

金色の髪の頭にはヘアバンドのように赤いリボンが巻かれている。

全体的な色合いがトリコロール(青、赤、黄)で、パッと見はブルーが強調される。

手に一冊の魔導書をもっており、リボンで縛って鍵がかけてある。

部屋にある精巧な人形より人形らしい整った容姿をしている。俗に言う「美人」だ。

 

「・・具合は悪くない。体は動かないけどな、助けてくれてありがとう。」

 

そう答えると、

 

「人を見殺しにする心はもっていないからね。」

 

なんともストレートな言葉だ、返答に詰まる。

どう返すか考えているうちに向こうから質問がきた。

 

「あなた、名前はなんていうの?人里から来たのかしら?さしつかえなければ場所も教えて頂戴、送ってあげるわ。怪我でうごけないでしょ?」

 

更に返答に困る質問が来たものだ。俺には森で目が覚めたときより前の記憶がない。

あれ・・・そういえば名前は・・?早く言わないと変に思われるが・・・

 

 

――・・・ヤ・・・・ミヤ・・・・・・フミヤ・・――

 

 

ふと、頭をよぎった「フミヤ」これが俺の名前なのか・・?

 

「名前は・・フミヤだ。実はそれ以外の記憶がないんだ。だからどこに住んでいたとかは何もわからない、記憶喪失ってやつなんだろうな。」

 

それを聞くと彼女は少し驚いた表情をしたのち、

 

「そう、それにしてはいやに落ち着いているのね。記憶喪失ね・・・人里に行って聞いてみてあげるわ。それまではここにいなさい、怪我は早く治しなさいよ。」

 

そう言うと、彼女は部屋を出て行こうとする。

 

「それじゃあ、厄介にならせてもらうよ。あんたの名前を教えてくれ。」

 

と引き止めるように声をかけると、

 

「アリス・マーガトロイドよ、よろしく」

 

そう答えて部屋を出た。

 

(俺はフミヤ・・・か・・)

 

自分が何者なのか考えつつ重たい瞼を閉じて再び眠った。




いかがだったでしょうか?
展開を進める早さはまだまだ模索しています。
なにか指摘がありましたら、コメントよろしくお願いします。
それでは
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