東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも、
またバトルになります、内容厚く書けるようになりたいです。
それでは、どうぞ!


冥界の花

 

霊夢とアリスに付いてぐんぐん空の上へと上がっていく。え、冥界って要するにあの世だよな?どうやっていくつもりなんだ?

 

「なぁ霊夢?冥界ってどうやって行くんだ?もしかして1回死ぬとかないよな?」

 

「んなわけないでしょ。アリス、こいつに春雪異変のこと話していないの?」

 

「話したはずだけど・・・フミヤは西行妖の話覚えてるかしら?」

 

あ、思い出した。咲いたらマズイことになるって桜だったっけ・・・?それで冥界に行くためには・・・そうだ霊夢が結界をこじ開けたんだっけ。

 

「分かったみたいね、そろそろ着くからよろしく。」

 

そういうと目の前にただの空ではなく何か歪んだ空間のようなものが俺たちを阻んだ。これが結界というやつなのだろう。すると霊夢が少し顔をしかめた。

 

「何よこれ、結界強化されているじゃない。あいつら何を考えてるのよ、これこじ開けるの面倒くさいわねっと。」

 

そう言いながらいとも簡単に目の前の空間の歪みを直した。霊夢の実力が計り知れないんだが・・・そう思いながらその結界をくぐって冥界へと踏み入った。

 

不思議とそこは寒くはなかった、しかしそれと引き換えに背筋が凍るような寒気に襲われる。冥界なんて何が居るかわかったものじゃない、気は抜かずに行こう。ゆっくりと歩を進めていくと1人の少女が正面に立っている。銀色の髪をボブカットにし、黒いリボンを付けている。 白いシャツに青緑色のベストとスカート。また、隣には大きな霊体が一体ふよふよと浮いている。また背中には2つの刀が見える。

 

「一体何のようですか。強化した結界を破ってくるなんてただごとじゃありませんが。」

 

「まーた春雪異変みたいに春を集めていると思ったからここに来たのよ。どうなのよ。」

 

「いえ、わたしたちはそんなことしていません。」

 

「嘘つくんじゃないわよ通り魔が。」

 

ピクッとその少女に青筋が浮かぶ、完全に霊夢におちょくられてるんだけど大丈夫なのかなあの子。すると、

 

「わたしたち2人で先行くからあいつ倒してもらってもいいかしら。大丈夫よ、あいつ近接型だから。」

 

それだけいって霊夢がアリスを引っ張って上を越していく、少女は止めようとするがその動きを弾で遮った。

 

「・・・貴方が相手というわけですか。誰だか知りませんが、あの人たちに関わるなんて命知らずな人ですね。」

 

「それはどうなんだろうな、まぁ戦う前に。俺の名前はフミヤだ、君の名前を教えてくれ。」

 

「わたしの名前は魂魄妖夢。それでは始めましょう。」

 

そういって片方の刀を抜く、とても刀身が長く扱える様には見えないが、俺も早く追いつきたいからさっさと行かせてもらおう。相手の動きを封じる様に継続的な弾幕を放つ。しかし相手はそれを弾きながらジリジリと距離をつめてくる。しかし前の自分ではない、相手が弾く弾を破裂させて後ろに下がらせていく。加えて反射や曲射で手数を増やしていく。

 

「小賢しい真似を・・っ!」

 

そういって刀で大きくなぎ払うとそのまま俺に斬りかかってきた。壁化して防ぐがかなりの威力に飛ばされてる、やはりくらうのはまずいな。

 

「覚悟!」

 

そう言って更に距離をつめてきた。このまま避けても避けきれないか・・・ならっ!

 

「なっ!?」

 

そのまま妖夢に突っ込んだ俺に驚いた様だ。しかしすぐに刀をこちらに向けるがすでに遅い。濃縮した弾を思いっきり破裂させる、自分は飛んですこし避けたが妖夢はもろにそれをくらい吹き飛んだ。周りにあった木に当たって倒れこんだ、とりあえずはあれで動けないだろうか。そう思った直後、妖夢が立ち上がる。しかしもう戦えるようではなく木にもたれた。

 

「ごほっごほ、貴方強いんですね・・・わたしでは止められないようなのでどうぞ先に行ってください。あなたたちが言っているものはこの先にありますよ。」

 

「そのまえに教えてくれ、西行妖を咲かせようとする前に、妖夢の主人は誰かと会っていなかったか?例えば、黒い服の女性とか。」

 

そう聞くと驚いたように目を見開いた。

 

「えぇ、会っていました。幽々子様とそのお方が話していました。結界がどうとか西行妖がどうとか。」

 

やっぱり関わっていたのか。それなら早く止めないとこのままだとこの世界自体が危ないんじゃないか?そう思い急いで先へ向かった。

 

しばらく進むと西行妖の姿が見えてきた。全てを圧倒する大きさに幻想的な桜の美しさがその場の雰囲気を作り出していた。そこにはまた1人の女性がいる、おそらく妖夢が言っていた幽々子なのだろう。しかし周りに霊夢やアリスの姿が見えない、一体どこへ行ったんだ?

 

「その桜、もうほとんど咲いているな。満開になるまで続けるつもりなの?」

 

「えぇ、そうよ?この桜が満開になるのをわたしはまだ知らない。だから見たいの、知りたいの、この桜の真の姿が。」

 

「阻止するといったら?」

 

「ふふふ、阻止なんか出来ないわよ、今のわたしには大きな力もある、どこから来たか分からない貴方に阻止されてたまるものですか。」

 

やっぱり大きく関わってるな、絶対にどこかで見ているな。見つけ出して捕まえてやる・・・

 

「では・・・」

 

「やろうか。」




どうだったでしょうか?
妖夢は割と単純ということで解釈しています。決して弱くはないのですが相性が良かったということで、
それでは。
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