東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも、
またゆっくり日常回です。
それでは、どうぞ!


近付く心

 

リベが居なくなってから少ししてアリス達が俺の元にやって来た。俺はさっきの出来事がショックで中々動く事が出来ずにいた。

 

「ねぇフミヤ?何かあったの?フミヤってば。」

 

肩を揺さ振られてもまだ動けない。

 

「・・・・黒服の女にあったのね?」

 

!!そう言われると、弾かれたように身体が動きやっと自由を取り戻した。

 

「・・・霊夢も、あいつを知っているのか?」

 

「知っているも何も私達もそいつに会ったのよ。寧ろそのせいであんたより幽々子のところに辿り着くのが遅かったのよ。」

 

あいつ、ついに正体隠すつもりなくなったか。色んな奴に干渉することも望んだ未来に辿り着くための条件なのか?どうにかしてその歯車を狂わせないといけないな・・・。

 

「と、とりあえず今は帰りましょう?実力差はこれから少しずつ縮めていくしかないんじゃない?」

 

「まぁ確かにね、わたしも封印解けたばっかで身体が慣れないから休みたいわ。フミヤも疲れてるでしょ?」

 

アリスとニルが、そうフォローしてくれる。確かに今焦っても仕方ない。とりあえず今日は休もう、そう思い俺たちは冥界を後にした。それから霊夢と別れ家に帰る途中。

 

「ねぇ、フミヤ。アリスとフミヤは契りを結んでるの?」

 

「え、なな何を言っているのニルちゃん!?」

 

「だってさ?さっきから会話を聞いてるとどう考えても感じが夫婦だよ?」

 

アリスの顔がどんどん紅くなっていく。なんか凄い動揺しているのかな、そんなに慌てるような事ニルが言ってたかな?

 

「・・・フミヤが自覚無しなのね、なるほど。」

 

「もう・・・そんな事詮索しちゃダメよ?」

 

なんかガールズトークが始まってしまってついていけなくなった。家が賑やかになりそうだ、まぁ悪いことじゃないだろう。そう思いながら家に着く、お腹が空いたから何か食べようということになり鍋を作ることにした。家にあった食材で作るがニルが何か混ぜ込んだ気がする、アリスは全く気が付いていないんだけど・・・なにするつもりだ?毒では無さそうだけど。そんなこんなで出来た鍋は結構な出来で上手くいったみたいだ、

 

「うん。思ったよりもいい出来ね、美味しいわ。」

 

「ほれへっほうひへふへ!(これ結構いけるね!)」

 

「口の中を空にしてから話そうな、ニル。」

 

なんだか本当に家族みたいな会話だ、飲み物とか用意してくれる人形達にも感謝しないとな。まぁアリスが操ってる訳だけど。食べ終わるとニルがすぐにその場で眠ってしまっている、身体は子供という訳かな。毛布をかける、俺も眠いから寝ようかなぁ

 

「アリス、俺も寝ることにするよ、おやすみ。」

 

「ん、おやすみ〜。」

 

そのままベッドに横になり目を閉じる、しかし目を閉じるとリベとのあの地獄のような状況がフラッシュバックし、なかなか寝付くことが出来なかった。そんな風に少しずつ時間が過ぎている時だった。部屋のドアが開いた、少し驚いたがアリスだろうとそのまま目を閉じていた。しかし何やら入ってきた人の様子が変だ、俺のベッドに入ってこようとする。え、ちょっと誰?振り返るとアリスだった

 

「・・・アリス?」

 

「ん?何?」

 

「え?いや、どうしたんだ?何か用か?」

 

「用がなかったら近付いちゃダメなの?」

 

え、一体どうしたんだ?いつもよりどストレートな言葉だな。それに暗くてよく見えないがドクンドクンという心臓の鼓動が伝わってくる。

 

するとアリスの背中に紙が貼ってあった。

 

[自白作用のある草を混ぜ込んだんだ。色々聞いて見てね☆

ニル。]

 

・・・マジであいつ何やってるんだ。後でゆっくり懲らしめておくか。しかしアリスに聞きたいことか、いざ考えてみるとあんまりないような気がするんだよね。

 

「なぁアリス、具合悪くないか?」

 

「んーん、全然大丈夫だよ?それよりもフミヤ・・・フミヤはわたしのことどう思ってるの?」

 

「なんだよいきなり・・・そりゃアリスは優しいし可愛いし強いから一緒にいれて嬉しいぞ?」

 

「うぅ、そうじゃなくて・・・」

 

「え?」

 

「・・・わたしのこと・・・・好き?」

 

え!?いやいやいやいきなりなんて質問してるんだアリス!え、なんて答えたらいいのかな・・・別に嫌いなわけないのに。

 

「え、えーと。アリスは・・・どうなんだ?」

 

「え・・・わたし?」

 

アリスが顔を伏せる。やっぱりこの質問はしちゃダメだったのかな・・・そう思っていると

 

「えと・・・・ふ、フミヤは・・優しいし・・・カッコいいし・・・どんな事にも一生懸命だから・・・えっと・・・その・・・・・うぅ・・。」

 

「む、無理しなくてもいいぞ?」

 

「わ、わたしっ。フミヤの事がすk」

 

ガタン!廊下で大きな音が聞こえるびっくりし、2人で急いで廊下を覗くと部屋を覗いていたであろうニルと目が合った。

 

「あっ・・・・・・・・えへ♪」

 

「「ニルーーーーー!!!」」

 

2人の大声が響き渡った。もう少しでアリスの気持ちが分かった気もするけど、いつものアリスから本当の気持ちを聞きたいしな、まぁ俺から聞かなきゃいけないのは分かってるけど。また一歩近付いたアリスとの距離を少しずつ実感し始めていた。

 

因みにニルはあのあとアリスにたっぷりお仕置きされたようです。ご愁傷様。




どうだったでしょうか。
まぁ、フラグは折るものということで。
それでは。
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