早速、どうぞ!
冥界に行った次の日、朝早くからニルがベッドの上で飛び跳ねている。頼むから寝かせてくれよ・・・
「フミヤ、フーミーヤーー!」
「ニル・・・頼むからまだ寝かせてくれないか・・?」
「やーだー!!あーそーぼー!」
こいつこんなに子供だったのか・・・元気ありあまりすぎじゃないか。
「分かった、分かったから・・・」
「早くーー!!」
そう言ってベッドから引きずり出され窓から外に出された。力かなりあるな、召喚されるだけあるのか・・・。あれ、心なしか身体が重いんだけど・・・
「いくよー!手加減なしだよー!」
そう言って本当に凄まじい威力のレーザーが一直線に飛んできた。
「うおぁ!?」
寸前でギリギリ躱してようやく目が覚める。これ気を抜いてたら本当に危ない。弾幕を展開してレーザーにはレーザーで応戦する、当たるたびにバチバチと光を放ち相殺される。お互い手応えのないまま太陽が少しずつ俺らを照らし始める、そろそろアリスが起きるだろうし終わりにしないとな。そう思い力を溜めた瞬間だった。急に視界がぼやけ激しい目眩がした、
「う、やっべ・・・」
このままだと相手のに直撃する・・・、その場で暴発させて自分を吹っ飛ばすことで躱すか・・・ドウという音とともに自分も吹き飛んだ。衝撃で頭がふらふらして立てない、つーが・・・意識が・・・。
・・・あれ、俺寝ちゃってたのかな。ふと目を開けるとベッドに寝ていて横にアリスが居る。その上にニルが乗っかっている、何してんだ?
「・・・・俺寝てた?」
「倒れてたって言った方が正しいわよ、ニルと弾幕ごっこしてそのままぶっ倒れたんだから。少し熱あるみたいだし今日は大人しくしていなさい?」
「アリスー、眠いよー。」
「ニルは自分のベッドで寝なさい、フミヤは今具合悪いんだから。」
なんだかアリスの子供の扱い方が母親みたいでなんだか面白いな、しっかり面倒みるんだな。そんなこんなで2人きりになった。
「ねぇフミヤ、わたしが熱で倒れたこと覚えてる?」
「あぁ、そういえばそんな事あったな。」
「あの時フミヤが凄い世話してくれて、その、嬉しかったの。だから今度はわたしが頑張るね?」
「そ、そんなに気合い入れなくても大丈夫だぞ?」
なんだかアリスが嬉しそうというかなんか張り切ってるというか、前にもこんなことあったような気がするけど何か良いことがあったのかな?
「なぁアリス、何か良いことあったのか?」
「え?別段そんなことはないけど、どうして?」
「なんか何時もより嬉しそうだから、どうしたのかなって。」
「そう見えるの?」
少し顔を赤くして両手で頬を包んだ。やっぱりアリスは可愛いな。やがておかゆを持ってきてくれて食べさせてくれる。とても食べやすい、
「そういえば初めて会った時もこんな感じだったな、俺が動けなくてアリスに世話してもらって。」
「そうね、あの時は何者なのか分からなくてちょっと不安はあったりはしたけどね。」
「今は?」
「フミヤと出会えてよかったって思ってるわよ?貴方のおかげでこんなに楽しく過ごせているんだもの、フミヤは?」
「俺も楽しいぞ?アリスは命の恩人だし、一番最初に会えたのがアリスで良かったって思ってるよ。それにアリス綺麗だしな、あはは。」
「へぁっ!?え、あ・・・う・・・あり・・がと、嬉しい・・」
なんか凄い動揺させてしまったみたいだ。言われたことなかったのかな?そんなことないと思うんだけどなぁ。
「わ、わたしもフミヤは凄い優しいと思うしかっこ・・・ごにょごにょ・・・」
だんだん赤くなると共に声が小さくなる。
「・・・照れてるのか?」
「・・・だってこんな事言われたことないもの・・しかもフミヤに言われるなんて・・・ねぇフミヤ?」
「どうした?」
「フミヤは・・・わたしのこと、好き?」
「え、な、なんだよ突然?」
「ねぇ、教えて・・?」
そう言ってアリスが顔を近づけてくる。鼻が触れるまで近づく、良い香りが俺を包む。鼓動が高まる、俺はどう返事したらいいんだ?少しずつ距離が縮まっていく、今にも唇が触れてしまいそうになるほどに
「あ、アリス、落ち着けって」
「嫌いなの・・?」
「そうじゃなくて・・」
「お願い、教えて・・・」
そんな会話をしていると突然ドアが開き魔理沙が入ってくる。
「アリス!フミヤ!頼むすぐにきてくれないか!?」
「ど、どうしたのよ急に。」
「妖怪が暴れてるんだ、しかも村に向かってるぜ、このままだとまずいんだ。かなり強大な力持ってるし、助けてくれないか。」
「分かった、すぐに行こう。」
「フミヤはダメよ!まだ体調が・・・」
「今はそんなこといいんだ。止めることが先だ。」
止めるアリスを抑えて俺は外に飛び出した。
どうだったでしょうか?
多分次も此方の話になるかと思います。
それでは。