早速、どうぞ!
宴会があった次の朝、起きると窓をコンコンと叩く音がして目を覚ますと魔理沙が箒に乗っていた。こんな時間にどうしたんだ・・・?
「・・・どうした?」
「なぁフミヤ、お前早苗に何か言ったのか?」
「?いや特に何も言ってないはずだが、何かあったのか?」
「んー何と言ったらいいかなぁ。何か様子が変なんだ、こういつも以上にふわふわしているというかなんと言うか。」
ふわふわしている・・・・?浮いているのか?いや巫女なら浮遊していても不思議じゃないんだけど。まぁ気になるから行くけどさ。
「おーいアリスー?用事出来たんだけど一緒に行かないか?」
「こんな朝から行くの・・・?ちょっと待って支度するから・・」
そういいながらアリスはフラフラと髪を整えに行く。眠いだろうに起こしちゃって悪かったなぁ・・・。でも置いていくのも忍びないしいいか。
「今までの順番だと次は早苗とかが何かしそうよね・・・気を引き締めていきましょうか。」
アリスがそう言う。確かにいきなり事件が起こったりするし何か望みがあるものに近寄ってくるのがリベだからな。
急いで飛んでいくとすぐに妖怪の山が見えてきてすぐに神社まで辿り着くことが出来る。先に様子を見るか・・・魔法で神社にいる人達の力を確認すると明らかに1人だけ力がおかしい、神力は神力だが何かが混ざっているような雰囲気がある。おそらく早苗なのだが先手をうたれていたみたいだな。
「・・・フミヤ、来てくれたんですね?」
「様子がおかしいと聞いてな。昨日宴会が終わってから誰かに会わなかったか?」
「会いましたよ?願いを叶えてくれる、素晴らしい人に。」
「素晴らしくなんかない、そいつはお前を惑わそうとしているだけだ!目を覚ませ!」
「フミヤさんの周りには私以外の女性は居なくていいのです。アリスさん、消えていただけませんか?」
「完全に会話が成り立っていないわね。フミヤ、今回は2人で頑張りましょうね?」
「私もいるぜー?」
「・・・3人で頑張ろうな?」
なんだかいつもより雰囲気が和やかだ。相手を見くびっているわけではないが、万全な状態なので余裕があるわけだ。1対3なわけでそこまで切羽詰まらない。弾幕をバラけさせ、相手を追い込むように弾幕で包んでいく。前は自分達が追い込まれていたが、実力差が近付いてきた証拠なのだろう。
「く・・・なんでフミヤも邪魔をするの?わたしのこと嫌いなの?」
「違うさ早苗、お前のやり方は間違っているんだ。自分の力で努力をしないで得ようとするのはダメなんだ。だからこんなことをやめるんだ。」
「嫌だ・・・・嫌だ嫌だ嫌だ!」
そう叫びながらいきなり魔法弾を飛ばしてくるが、アリスがすぐさま弾く。
「・・子供みたいな癇癪はいい加減にしたら?」
「ぐ・・・うぅぅぅ・・・」
そんな風に完全に追い詰め切った時だった。
「・・・・随分と余裕なのね。」
上を見るとリベがどこからともなく現れる。前あった時のような生気はなく、目で人を殺しそうな殺気を秘めている、
「リベ、いい加減にしたらどうだ。俺らはお前の考えた未来になんて進まない、絶対にだ。」
「そうよ、貴女にフミヤは渡さない。」
「ほざけ。」
リベの言葉が周りの空気を一変させる。凍りつかせたかのように皆が動かなくなりリベの声だけが通る。
「くだらない、その程度で勝ったつもりになるその浅はかさ、無能さ、反吐がでる。」
完全に別人なリベが俺の方を向いて話し出す。
「足りない。まだ未完全なのね、起爆剤が足りないかしら。」
そういいながらアリスの方へ歩いていく。体が全くと言っていいほど動かない。それは他の人も同じようだ、
「ねぇ、アリスさん?1度・・・・地獄でも味わってみる?」
「!?体が・・・勝手に・・!」
俺の方へそう言いながらアリスが向かってくる。そのまま人形を構えたアリスは操られるように人形を操作する。
「やめなさい!!・・・嘘でしょ?やめて・・・やめて!」
次の瞬間、人形の持つ武器が俺の心臓を貫いていた。時間がゆっくりと進むように血が溢れていく。それと同時に倒れていき、アリスが絶望に満ちた顔に変わっていくのが見えた。
「いやぁぁぁああああー!!?」
そう叫び声が遠ざかりながら聴こえる、意識が朦朧としていく中でリベの声がいやにしっかりと聞こえる。
「次に貴方は霊夢の家で目を覚ます。そして次は地下で事件が起こる。まだ貴方には足りないものが多すぎるわ。」
そう聞こえると意識がプツンと切れた。
どうだったでしょうか?
1日1話で頑張ります。文字数減ってるのはごめんなさい。
それでは。