東方傀儡録   作:マレッド・シエラ

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どうも、
早速、どうぞ!


深き傷

 

力がとめどなく溢れでてくる・・・どうやら外れたのはリミッターらしい。あいつに対する憎しみなのかアリスに対する恋情なのかは知らないがこれならアリスを救えるかもしれない・・・!まずは相手の状況を見よう。・・・いつもより色々なことがわかるな、アリスは力に操られているらしい、それを打ち消せば元に戻るか。リベはどうやら神というよりは悪魔に近いみたいだな。evil、なるほど逆さ読みすればリベになるな、人間の器を使ってここにいるということはかなりの事を制限されてるな。隙をつけば人間のまま消せるかもしれないな。

 

「・・・アリスっ」

 

出来る限りの速さでアリスに近づく、それと同時にアリスに触れ悪意らしきものを見つけ引きずり出す。今なら容易くできるな。ずるりとアリスの形をした何かが出て来る。

 

「フミヤ・・・やめて・・・」

 

「お前はアリスじゃない、アリスから出て行け!!」

 

力を込めるとたちまち霧散する。これで後はあいつを処理するだけだな。どうやら向こうはあまり驚いてないようだ。寧ろ嬉々としている。

 

「フミヤ・・・やっと、やっと芽が出たのね。さぁ、わたしと行きましょう!どこまでも!」

 

「悪魔についていくのは死神くらいだ。人の身体を借りるような性悪が。」

 

一瞬、瞼が閉じた。人なら誰でもあることだ。しかしそれは隙だ。瞼が開く前にリベまで近付いた、目的は相手の攻撃手段を減らすため。右手と肩を掴む、そのまま左右に引っ張り引きちぎり、その右腕に神力をこめて頭を殴り飛ばす、使った右腕はその後完全に焼却した。

 

「い・・・・痛いよぉ・」

 

その後また瞬きを・・・フェイントか、直ぐに開いたりしてタイミングをずらそうとしてるな、でも・・・今の俺にその手をきかない!

 

「終わりだ・・・!」

 

脳を横から圧縮レーザーで襲う。しかし瞬発的に反応される、しかし避ける時に左手を肘から下を巻き込んで焼き切る。これも焼却する。遠隔操作されるのが怖いからな。

 

「ぐぅぅ・・・ぁぁがぁぁ・・・」

 

呻くようにしながらドロドロと血を撒き散らす放っておいても死ぬ気がするがまだ奥の手もありかねないからここで終わらせておかないと。勘付かれないように障壁を張りながら準備を進める。

 

「・・ふふ、完成形にまた近付いたわね・・・ごふっ・・じゃぁ。」

 

「・・・死ねっ!」

 

放った瞬間に消えた。当たったかどうかすら分からなかった、まだ油断できないか・・まぁしばらくは攻めては来ないはず、こちらも傷を癒さないとな・・アリスを見ると髪の毛は元の色に戻っていた。気にしていなかったがどうやらうまくいっていたらしい、いつリミッターがまたかけられるかわからないから急いだ。体の負担は凄まじいことになっているだろうし動けなくなると辛いものがある、アリスもすぐに目を覚ましてくれると良いのだが・・・

 

家に連れて帰って一旦眠ることにした。痛みはないといえ疲労は相当溜まってるしな。ベッドに入ったらいつの間にか眠ってしまっていた。目がさめると朝になっていた、アリスの様子が気になり部屋を覗くと既に起きている様子だった。しかし背中を向けたまま動かない。

 

「アリス?どうしたんだ?どこか痛むのか?」

 

「・・・痛むのはフミヤの体じゃない・・」

 

「そんなこと無いさ、俺は元気・・・」

 

「嘘はやめてよ!フミヤに傷を負わせたのはわたしだもん・・・」

 

「全然大丈夫だって!別にアリスのせいじゃないって。」

 

「・・・・ごめん、今は1人にして貰ってもいい?どうしても自分が許せないの・・家で1人にさせて・・・」

 

これ以上俺には何も言えなかった。傷付いたアリスにかけられる言葉が出てこないことが歯痒かった。取り敢えずアリスの家を出るとニルが本からポンっと出て来た。

 

「はぁっ!やっとでれた・・・あれ、フミヤ。アリスは?」

 

「もう助けたよ、でも、今はそっとしておいてくれって。」

 

「・・・そっか、じゃぁ何処にいくの?」

 

「何処って言われたらなぁ・・・霊夢の家かな。」

 

何処に泊まればいいか分からない俺にとってパッと頼れるのは霊夢が1番だった。




どうだったでしょうか?
文字数少なめでしたね。ごめんなさい
それでは。
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